『あしたのジョー』や『あした天気になあれ』などの作品を描いた、レジェンド漫画家のちばてつやさん。
家族にも有名な漫画家が多数いるため、詳細を見ていきましょう。
ちばさんの娘、息子の情報を確認し、弟の千葉研作さん、ちばあきおさん、七三太朗さんについて紹介します。
さらに元漫画家のお嫁さんについても見ていき、漫画家一家の家族情報をまとめます。
ちばてつやのプロフィール
本名:千葉徹彌
生年月日:1939年1月11日
身長:不明
出身地:東京府東京市京橋区(現在の東京都中央区)
最終学歴:日本大学第一高等学校
ちばてつやの娘に関する情報はなし
まずちばさんの娘さんの情報を見ていきましょう。
娘さんについて調べてみましたが、正確な情報は見当たりませんでした。
おそらく娘さんがいないか、いるとしても漫画とは関係のない仕事に就く一般人なのではないでしょうか。
ちなみにインターネットでちばさんの娘さんについて検索すると、白暁燕(パイ シャオイェン)という女性の名前が表示されます。
台湾の歌手・白冰冰(パイ ピンピン)さんの娘さんの名前です。
かつて母娘は仲良くメディア出演することもありました。
しかし暁燕さんは1997年4月14日に誘拐され、身代金の受け渡しがうまくいかなかった結果、惨殺されています。
悲劇的な最期を迎えた暁燕さんの名前が、なぜちばさんと結び付いたのかは不明です。
少なくとも、ちばさんと暁燕さんにはまったくつながりがないはず。
著名人の娘さんに関する情報がインターネット上で交錯してしまったのかもしれません。
ちばてつやの息子は千葉修平
ちばさんの娘さんと異なり、息子さんに関する情報はいくつか見つかりました。
息子さんは千葉修平という名前で、漫画の制作に関わっています。
またマンガ専攻がある文星芸術大学で、専任講師として漫画家を目指す学生を育ててきました。
父の助手として仕事を手伝うこともあるそうです。
肩書を確認するだけでも、非常に優秀な漫画制作者であることがうかがえますね。
ちばてつやの弟はいずれも漫画界で活躍
ちばさんの兄弟も、漫画の仕事に携わっていた優秀な人材でした。
4人兄弟の長男だったちばさんには、3人の弟がおり、いずれも漫画業界で活躍していたのです。
ちばてつやの弟①:千葉研作
ちばさんの弟で、4人兄弟の次男が、千葉研作さんです。
漫画家として活動した後、兄のちばさんが所属する事務所「千葉プロダクション」の社長となりました。
リーダー気質の人で、事務所の雑務の指揮を執るなど、兄の創作活動に貢献してきたようです。
ちばてつやの弟②:ちばあきお
4兄弟の3男だったちばあきおさんは、漫画家として活躍しました。
身体を壊して勤務先の玩具製造工場を退社し、兄のちばさんのアシスタントとなりました。
1967年に講談社の「なかよし」に掲載された『サブとチビ』でデビュー。
その後は『キャプテン』『プレイボール』などの野球漫画を発表しました。
ちばあきお『キャプテン 15』読了。
チームづくりの方針を、選別と特訓から競争と自主性へと大きく舵を切った墨谷二中。選抜大会序盤は善戦したものの道なかばで破れ去りそして物語もおしまいになります。この幕切れは、その後迎える困難そして可能性の大きさを示唆したものと解釈しました。 pic.twitter.com/ygPnbmpJpj— こばやしあきひと (@akht__kobayashi) April 3, 2020
ちばあきお「キャプテン」カバーなしでボロボロだけど捨てれない。 pic.twitter.com/FsJoc5q7Jr
— 古本仮面 (@4mmOEjY48dySXmo) July 14, 2020
明るい少年たちを描いた作品群は大ヒットしたものの、1984年9月13日に首吊り自殺によって亡くなります。
自死に至ってしまったのは、気分が激しく変動する「双極性障害」を患っていたためだそうです。
2023年現在、4兄弟の中であきおさんだけが亡くなっていることがわかっています。
ちばさんは弟の死に、大きな衝撃を受け、悲しんだに違いありません。
ちばてつやの弟③:七三太朗
ちば4兄弟の末っ子である七三太朗さんは漫画原作者です。
兄のあきおさんと同じく野球漫画に定評があります。
代表作は『4P田中くん』『風光る』『天のプラタナス』など。
「4P田中くん」ひさしぶりに読んでるけどやっぱり面白い。素人の高校生が怪物級だったというファンタジーとリアルな試合運びとが絶妙に融合してまったく飽きさせない。
主人公はさいしょ田舎者丸出しの粗野さで正直読んでてイライラするがw、駆け上がるように才能が発露するので異様なドライブ感がある pic.twitter.com/2Y3u7Y63OL— ピピン@2c(春駒篤) (@a2cmyarn) January 25, 2020
野球漫画って、MAJORとかダイヤのAなんかが有名なんだけど、そんな野球漫画好きにオススメしたいのが、『天のプラタナス』
チームプレーっていうのが凄い凝縮された作品。
仲間同士励ますシーンや人を巻き込む、前向きの連鎖、が詰まってる。
久々にブックオフで立ち読みして半泣きしながら読んでた☺️ pic.twitter.com/qQ4wMRNNqh— 光るんデス🔰☄️👯♀️💋🍃🎣 (@wixoss0206) November 28, 2018
野球ファンはもちろん、プロ野球選手からも愛される漫画のストーリーを生み出してきた人材です。
漫画 #Dreams の原作 #七三太朗 先生と作画 #川三番地 先生から #岡本和真 選手にサイン入りパネルがサプライズでプレゼントされました。岡本選手は「子どもの頃から読んでる漫画なのですごくうれしいです」と満面の笑みを見せていました!
『Dreams』©七三太朗・川三番地/講談社#巨人 #ジャイアンツ pic.twitter.com/9LtOXnYHGQ— 読売巨人軍(ジャイアンツ) (@TokyoGiants) December 20, 2018
ちばてつやの嫁は漫画家のチバユキコ
ちばさんの妻・チバユキコさんも、やはり漫画家でした。
ちばさんの自伝漫画『ひねもすのたり日記』で、愛情を込めて「奥ちゃん」と呼ばれている女性です。
今日は #ちばてつや 先生のお誕生日。
虫プロ商事から発行の虫コミックス・ちばてつや作品カバー裏の中から一部を抜粋。
奥様であるチバユキコさん(『ひねもすのたり日記』では「奥ちゃん」と呼ばれている)の筆によるユーモラスなちば先生が、漫画もまじえた様々な趣向で生き生きと描かれている。 pic.twitter.com/696y1oNkeW— わとそん (@doctoruwatson) January 11, 2021
ユキコさんの代表作は4コマ漫画『スズメさん』。
また阿南哲朗さんの絵本『よるの動物園 第四集ほんとうにあったおはなし』で、絵を担当しています。
あらき書店「よるの動物園 第四集ほんとうにあったおはなし」文・阿南哲朗/絵・チバユキコ・・・絵柄を見てピンと来た方は凄いかと!実は全然知らなかったのですがこの挿絵描かれたチバユキコさんって経歴見たらちばてつや先生の元アシスタントで奥様と書いてありまして通りで絵柄が似ていましす pic.twitter.com/4hJBlQMT0e
— おいちゃん (@MTJMTJ02) January 24, 2018
ユキコさんはちばさんのアシスタントとして活動していたため、夫婦が描く絵はよく似ていますね。
表紙が魅力的すぎて買ってしまったちばてつや御大の漫画、開いてみると当時の少女漫画のおもしろさが詰まってました、表紙カバー裏は奥さまのチバユキコ作の日常エッセイ画、巻末には「少女まんがの質の高さは主人公の眼の大きさに反比例する」というキツい引用文から始まる斎藤次郎の解説文という布陣 pic.twitter.com/bxEqUIBAxR
— みづき (@hxxxxxm) February 12, 2018
ちばてつやの家族は漫画家一族
今回は、ちばさんの家族情報を紹介しました。
偉大な父の漫画制作を手助けしてきた修平さん。
漫画家を経て兄のサポート役に回った研作さん。
才能に恵まれながらも若くして亡くなったあきおさん。
さわやかなスポーツ漫画の原作を手掛けてきた七三太朗さん。
そしてちばさんのアシスタントを経て、パートナーとなって私生活でも寄り添ってきたユキコさん。
ちばさんの家族は絵心に恵まれた、非常に優秀な一族であることがわかりましたね。
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