エッセイ『おわらない夏』『思い出のむこうへ』『そら いろいろ』などの代表作がある文筆家・小澤征良(おざわ せいら)さん。
父は偉大な指揮者の小澤征爾さん、弟は俳優の小澤征悦さんという芸術家一族に生まれました。
かつて極秘結婚していたことが話題となりましたが、2023年現在も夫と円満に暮らしているのでしょうか。
また出産、現在(2023)の様子、母の元モデル、医師と協力し合ったエピソードを順に紹介します。
小澤征良のプロフィール
往復書簡 いまどこですか? #杏、小澤征良 #読了
二人の仲良し文通みたいで癒された✨ pic.twitter.com/OgTGeGL9Pz— りえちん (@Uy1wjFhfY8Ni35F) August 30, 2019
本名:小澤征良
生年月日:1971年12月29日
身長:非公表
出身地:アメリカ合衆国サンフランシスコ
最終学歴:上智大学比較文化学部
小澤征良が極秘結婚した夫
2012年、東京都にある表参道のフラワーショップにて、征良さんの結婚式が極秘に行われました。
小澤征悦の姉・小澤征良もやっぱり美人なんだ♪#小澤征悦 #姉 #小澤征良 pic.twitter.com/ih14V337kE
— 気軽なトレンドニュース♪ (@zsBCGdZyobcwqV4) September 9, 2019
世界的な指揮者・小澤征爾さんの娘の結婚式ですから、詳しい情報が漏れると、大勢の人が押し寄せる可能性があったのでしょう。
征良さんは幼少期から「森の中で結婚式を行いたい」という夢を抱いていました。
緑に囲まれた場所での挙式に憧れていたのです。
しかし結婚の2年前、父の征爾さんが食道がんで倒れて入院。
挙式の際もまだ体調が万全ではなかった父に配慮し、近場で挙式をすることにしました。
夫となった男性は小学校時代の同級生でした。
征良さんは父の入院をきっかけに「父が元気なうちに花嫁姿を見せたい」と思うようになったそうです。
そこで仲良しだった彼と結婚を決意し、急きょ挙式したのです。
相談したのは、元々付き合いがあった表参道のフラワーショップ。
フラワーショップには花と緑のあるカフェスペースが併設されていました。
こうして都心での挙式でありながら「緑に囲まれた場所」という希望を叶えることができたのです。
小規模な結婚式でしたが、外国人の牧師を招いた本格的なもので、新郎新婦の家族と知人が40人ほど参加したそうですよ。
小澤征良は出産後に離婚しシングルマザーに
すてきな結婚式を挙げた征良さんですが、残念ながらすぐに離婚してしまいました。
夫は小学校時代からの幼馴染みで仲良しだったものの、いざ一緒に暮らし始めると、波長が合わなかったようですね。
「征爾さんが存命のうちに結婚しなければ」と焦ってしまったのも失敗の要因だったかもしれません。
征良さんには一人息子がいるため、離婚後は実家に戻り、シングルマザーとして子育てに励みました。
ただ実家は東京屈指の高級住宅街・世田谷区の成城にある豪邸です。
家政婦がいる大富豪ですから、子育ての負担は少なかったのではないでしょうか。
征良さんは「私は父と息子に会うために生まれてきたのかも」と語っています。
尊敬する存在の父と離婚の傷を癒してくれる存在の息子が、大きな救いなのでしょう。
小澤征良の母は入江美樹
征良さんの母・入江美樹さんは、かつて美しいモデル・女優・ファッションデザイナーとして活躍した人です。
父親はロシア人、母親は日本人のハーフで本名はヴェラ・ヴィタリエヴナ・イリーナといいます。
1964年に行われた第1回国際ファッション大会では1位に輝き、翌年のNHK紅白歌合戦で審査委員を務めるなど活躍。
征爾さんと結婚後は引退し、家庭に入っています。
2023年には79歳を迎えますが、病気になったという情報はないため、おそらく元気に暮らしているのではないでしょうか。
征良さんは小澤家の資産を管理しているため、かつて相続を巡って美樹さんと揉めたという噂が流れたことがありました。
今では相続関係のいざこざも落ち着いて、家族で仲良く暮らしていることが望まれます。
現在、父・小澤征爾の介護中
征良さんの大切な父・征爾さんは、2006年に急性気管支炎を患って以来、15年以上も病気と闘ってきました。
2010年に食道がんを患い、手術で回復したものの持病の腰痛が悪化、肺炎も発症して1年以上活動できなかったこともあります。
2018年4月の大動脈弁狭窄症の手術後、療養生活を送り始めます。
征良さんは親族の中でも特に献身的に介護を続けてきました。
征爾さんの強い希望により、2023年現在は医師の24時間サポートを利用し、自宅療養を行っています。
いつも征良さんは征爾さんが乗った車椅子を押して散歩しているそうですよ。
一方で弟の征悦さんは、忙しい俳優活動の合間を縫って、時々実家に顔を出す程度とのこと。
もしかすると「頼もしい姉に介護を任せていれば大丈夫」と安心しているのかもしれませんね。
医師と協力し合い父を介護
2023年現在も征良さんは医師と協力し合いながら、24時間体制で父の介護を続けています。
自宅で生活を送るにしても、やはり医師のサポートや助言は不可欠であるためです。
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ともに高名な親を持ち、子を持つ母でもある内田也哉子さんと小澤征良さん。 子ども扱いされずに育ったという2人の親子関係には意外な共通点が…… たっぷりと語ってくれました。https://t.co/uBPJGoYfm8 pic.twitter.com/HrZsTsfDQ3— クロワッサン🥐 (@croissant_mag) July 31, 2021
征爾さんがクラシック音楽の現場から遠ざかってから、征良さんは仕事の管理も引き受けるようになりました。
音楽関係者とのやり取りはすべて代行しているそうですよ。
征良さんはかつてメトロポリタン歌劇場の首席演出家デイヴィッド・ニースさんから、オペラの演出を学びました。
音楽に関する知識があるからこそ、父の仕事をスムーズに手助けできるのではないでしょうか。
征良さんのためにも、征爾さんがまた元気な姿を見せてくれることを祈らずにいられませんね。
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