細川護熙の現在(2024)と家系図。先祖に近衛文麿、息子は陶芸家で孫は俳優

細川 護熙(ほそかわ もりひろ)さんは熊本県知事から衆議院議員に転身し、あれよあれよという間に日本国の総理にまで上り詰めたという不思議な人物です。

また、お殿様だけあって御血筋も非常に立派で、先祖には驚くべき偉人が名を連ねていました。

今回は細川さんの家系図や孫、近衛文麿さんとの関係などを中心にリサーチしていきましょう。

細川護熙のプロフィール

本名:細川 護熙 (ほそかわ もりひろ)

出身地:東京府東京市

生年月日:1938年1月14日

最終学歴:上智大学(法学部)卒業

主な肩書:内閣総理大臣(第79代)

現在(2024)の細川護熙は芸術家として活動

まずは2024年現在の細川護熙さんについて見ていきましょう。

総理大臣を退任後は新党「フロム・ファイブ」を立ち上げるなど細々と政治活動を続けていましたが、還暦を機に政界を引退してからは芸術家に転身をしています。

芸術界では政界に居た頃よりも生き生きと活動をしており、神奈川県湯河原にある工房「不東庵」から数々の作品を輩出。


また、2022年5月には京都・龍安寺に自らが描いた雲龍図のふすま絵(32枚分)を奉納したことがニュースになっていました。

さすがはお殿様といった芸術的センスの持ち主で、本職の芸術家として高く評価されています。

もはや政治と関わる気が無さそうな雰囲気が漂っていますが、小泉純一郎さんらと脱原発や再生エネルギーの普及を目指す活動は続けている様子でした。

しかしながら、権謀術数が渦巻くドロドロした政治にかかわるよりも芸術家として過ごされた方が幸せかもしれませんね。

家系図の先祖には近衛文麿や明智光秀の名も

政界や財界には華やかな家系(血筋)をお持ちの方が数多くいらっしゃいますが、その中でも細川護熙さんの家系は飛び抜けていると話題になっているそうです。

先祖の中には戦前の総理・近衞文麿(このえふみまろ)さんや戦国武将の明智光秀、さらには菅原道真や後陽成天皇までもが名を連ねていることが分かりました。

と、文字の説明だけでは非常に分かりにくいので、当サイトが作成した家系図をご覧ください。

細川家系図

より分かりやすくするために重要性が低い部分については割愛をしています。

パッと見ただけでも教科書に載っている歴史上の人物が数多く名を連ねており、現代になっても三笠宮家や三井財閥と縁組をするという別格の家柄でした。

また、護熙さんの両親をさかのぼると細川忠興にたどり着くところも非常に興味深く、皇族や公家、大名家などを巻き込んだ家系は「ザ・日本史」と言えるでしょう。

ちなみに、護熙さんの弟・忠煇(ただてる)さんは当主が不在となった近衛家の養子になり、由緒ある家を継ぐという文化的事業に自らの身を捧げています。

傍から見ると羨ましく見える上流階級の家系ですが、皇族に準ずるような家柄にまでなると良いことよりも不自由なことの方が多いのかもしれませんね。

細川護熙の息子も同じ陶芸家になっていた

次は細川護熙さんの息子・護光(もりみつ)さんについて見ていきましょう。

護光さんは1972年に東京都で生まれましたが、生後間もなく父の仕事の関係で熊本へ転居。

高校時代に”陶芸コース”を選択したことや、学生時代に白洲次郎さんの妻・正子さん宅に下宿をして骨董に親しんだことが陶芸家を目指すきっかけになったそうです。

その後は伊賀土楽窯(どらくかま)の福森雅武さんに弟子入りし、2006年に熊本の自宅に工房(窯)を立ち上げました。

熊本だけでなく父の工房(湯河原)やイギリスでも制作活動をしており、その土地が生み出す独特の雰囲気を上手く表現しようと模索している姿が印象的でした。


私生活では2009年に料理研究家の米沢亜衣さんと結婚し、長女の椿さんを授かっています。

ちなみに、芸術の世界では護熙さんよりも護光さんの方が先輩になるそうです。

ある意味で生粋の芸術家である護光さんがどのような作品を生み出すのか、そして由緒ある家系がどう続いて行くのか今後も注目していくことにしましょう。

細川護熙の孫が舞台デビューしていた

最後に細川護熙さんの孫・三井高聡(たかあき)さんについて見ておきましょう。

高聡さんは旧・三井財閥の三井家に嫁いだ長女・智子さんの子供。

政界や文化界だけでなく財界の家系までもが融合した超が付くサラブレッドです。

2020年にヴァイオリニスト・川井郁子さんのアルバムデビュー20周年を記念した奏劇「月に抱かれた日 ガラシャとマリー・アントワネット」に細川忠興役で出演。

しかし、コロナ禍の真っ最中だったことから無観客で数曲披露され、その映像を編集した特別試写会でお披露目されました。

川井さんの娘・花音さんと高聡さんは幼稚園の同級生だったそうですが、お互いに全く覚えていないというエピソードを披露して記者を笑わせています。


高聡さんの個人情報は2006年生まれという以外はあまり公開されておらず、今後も俳優として演劇に携わっていくのかもよく分かっていません。

しかしながら、約400年という時を超えて子孫が先祖の役を演じるというのは何とも感慨深く、歴史と血の繋がりの重さを実感させられる話ですね。

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