渡瀬恒彦、癌で激痩せ。死因は胆のう癌。昭和スターの最後＆晩年の生活について

昭和を代表する俳優の一人である渡瀬恒彦（わたせ　つねひこ）さん。

アシスタント無しのアクションを自ら行なったり、ケンカ最強の伝説を残したりと話題が尽きない俳優でもありました。

渡瀬恒彦のプロフィール

名前：渡瀬　恒彦（わたせ　つねひこ）

生年月日：1944年7月28日

出身地：島根県

学歴：早稲田大学法学部だが除籍

職歴：電通のＰＲセンター

渡瀬恒彦なぜ激痩せ？
死因は胆のうガン
昭和スターの最後と晩年

渡瀬恒彦なぜ激痩せ？

渡瀬恒彦さんが、激やせしたのは余命1年宣告をされてからです。

そんな中でも真摯に仕事に向かっていきましたが、死去するまで日に日に痩せていきます。

渡瀬恒彦さんが病院にて、検査を受け肝臓と十二指腸の間にある胆のうにガンが見つかったのが、闘病の始まりと言われています。

病院で抗がん剤治療、放射線治療を5ヶ月にわたって受けるものの完治とはならず、そのまま撮影に入っていきます。

実際に治療を受けながらの撮影は過酷であり、体にも負担がかかり、良くないと知っていながらも、最後まで挑戦していく渡瀬さんの精神力は凄まじいものがあると思われます。

余命を受けながらも、撮影をしていたドラマ「そして誰もいなくなった」では、呼吸器をつけながらも、必ず生きていく強さを表現するシーンがありました。

それはまさしく、渡瀬さんの現実の状況と重なっていたのです。

「私は末期の肺がんだ…余命いくばくもない。医者に宣告されている。だから、私を含む罪深きものたちに天罰を下したかった。私が仕掛けた謎を解いてくれてありがとう。まだ見ぬ君へ、多大なる賛辞と感謝を送ります。ありがとう。そして、さようなら」
引用元：渡哲也の今…弟・渡瀬恒彦さんの最期を苦しめた肺気腫と闘う　|　Newsポストセブン

そのため鬼気迫るシーンとなり、現場スタッフも見入ってしまいます。

渡瀬さんの役柄に対する執念というものは、生涯消える事がなかったのでしょう。

そんな状況にも関わらず、渡瀬さんは周りのスタッフに呼吸器をつけながらも、冗談を言うなどして場を和ませていたそうです。

1番辛いのは渡瀬さん本人なはずなのに、周りのスタッフの方々も気を遣ってもらうことで気合いが入ったのではないでしょうか。

撮影終了後には車椅子での移動になっていましたが、花束を受ける時は立ち上がり、感謝の意を述べたといいます。

体調が悪い中、その清々しい正々堂々とした姿にスタッフのみなさん感動したそうです。

死因は胆のうガン

その渡瀬恒彦さんを死に至らしめた原因は胆のうガンです。

ギリギリまで命を燃やし続けた渡瀬さん。

京都ロケでは、撮影中に体調を崩してしまい、撮影が続行できるかどうか検討されたこともありました。東京から奥さんが京都に駆けつけて、渡瀬さんに寄り添う姿も見られました
引用元：渡瀬恒彦　胆のうに腫瘍、闘病しながらドラマ撮影継続　|　Newsポストセブン

激やせしながらもお仕事に誠実に一生懸命立ち向かい最後の最後まで俳優として仕事を全うしています。

渡瀬さんはガンによる死因で激やせした状況の中でも、しっかりとした振る舞いをしていました。

倒れる直前まで食事管理をしながら栄養を充分に取り、食べて体力を保持していたとのこと。

胆のうガンという死因は、日本の中では高い死因には入りませんが、欧米諸国と比べと割合が高いそうです。

昭和スターの最後と晩年

2017年3月14日に多器臓不全のため、都内の病院にて死去されました。

もともと胆のうがんを患っていましたが、その最中の2月の中旬に左肺に気泡を発症し、治療を重ねることになりました。

俳優渡瀬恒彦さんの訃報に接し驚きと共に残念で仕方がない。「おみやさん」「タクシードライバー〜」等ワイド劇場、映画界に欠かせない俳優でした。ニヒルで声が渋くかっこ良かった。渡哲也さんは実兄。胆のう癌だった。72歳。若すぎる、昭和の名優がまた一人消えた。ご冥福をお祈りします。 pic.twitter.com/pszXMTTajF
— 誰がおっさんやねん。 (@rex41957) March 15, 2017