渡瀬恒彦の元妻は大原麗子＆離婚理由について。再婚相手はい保（いほ）

俳優の渡瀬恒彦(わたせつねひこ)さんの元妻は大原麗子(おおはられいこ)さんでした。

離婚理由は2人とも大スターだったことが絡んでいるようです。

渡瀬さんはその後一般人と再婚。

妻のい保(いほ)さんとのエピソードもありますよ。

それでは、見ていきましょう。

渡瀬恒彦のプロフィール

本名：渡瀬恒彦(わたせつねひこ)

生年月日：1944年(昭和19年)7月28日

死亡年月日：2017年(平成29年)3月14日

身長：174cm

出身地：島根県安来市

最終学歴：早稲田大学第一法学部(抹籍)

所属事務所：東映マネージメント

渡瀬恒彦の元妻は女優の大原麗子

渡瀬恒彦さんは、高校生の頃から近隣の女学生に大人気だったとか。

顔はワイルドでかっこ良く、文武両道でモテていたようですよ。

ケンカも強かったと言われていますね。

芸能界に入ると、大原麗子さんが渡瀬さんに一目惚れ。

まもなく2人の交際がスタートしました。

交際時、渡瀬さんだけしか知らない「大原麗子さんの専用電話番号」が存在していたそうです。

そこから電話がかかると、渡瀬さんは夜遅くても駆けつけたというエピソードが残されています。


1972年に婚約し、翌1973年に結婚することになった時はマスコミが大騒ぎ。

ビッグカップルが誕生したから、話題の的となったのですね。

結婚式をする予定でしたが、渡瀬さん側に身内の不幸があって中止になってしまいました。

2人の間には、子供はいませんでした。

子供を身ごもったこともありましたが、子宮外妊娠で流産するという悲しい結果に終わっています。

実は流産した時、大原さんの容体が一時危なかったそうです。

大出血で緊急手術となり、渡瀬さんが輸血しました。

結婚生活は5年という短い期間で終わり、1978年に離婚となっています。

渡瀬恒彦と大原麗子の離婚理由

結婚当時、2人とも非常に芸能界の仕事が多かったようです。

渡瀬恒彦さんの仕事は京都が拠点になっていましたが、大原麗子さんは東京だったので離れ離れの生活に。

渡瀬さんは「京都についてきてほしい」と頼んでいたようです。

しかし、大原さんはちょうどブレイクした時でした。

「今、東京を離れることはできない」と答えたといいます。

別々に生活する道を選んでしまったのは、夫婦にとってまずかったかもしれません。

さらに、家風の違いもあったことから、離婚してしまったのではと言われています。

渡瀬家は、「妻は家庭に入ることが常だ」という考えでした。

1970年代の日本社会では、普通だったかもしれません。

渡瀬さんの母が大原さんに、教え込もうとしたこともあったとか。

しかし、うまくいかなかったそうです。

大原さんの両親は離婚をしていたため、家庭環境が全く異なっていました。

理解できない部分もあったのかもしれません。

1978年2月に、2人は離婚しました。

離婚理由は、はっきりと公表されていません。

しかし、仕事の拠点が別々だったことや家庭に対する価値観の相違が主な理由だと言えるでしょう。

お互いが芸能界で活躍できるように別れただけで、憎み合って別れたわけではありませんでした。


愛情は残したままの離婚に至ったという、とても辛い経験をしたのですね。

特に、大原さんは渡瀬さんのことが大好きだったのだとか。

渡瀬恒彦さんは、年齢を重ねるごとに人気と評判を得続け、日本を代表する俳優となりました。

一方、若い頃は人気があった大原さんは徐々に仕事が減っていったそうです。

ある時、プロデューサーが「大原麗子さんを出したい」と渡瀬さんに相談したことがありました。

その作品は、渡瀬さんが主演するシリーズもののドラマだったのです。

その相談を快諾し、2人は共演することが叶いました。

大原麗子さんは病気がちの人生だったそうです。

ギランバレー症候群を発症したり、乳がんになったりと大病を患っています。

また、骨折やうつ病も経験しているということでした。

渡瀬さんは、再婚した妻と共に病気の大原さんを世話したこともあったそうです。


亡くなる5ヶ月前まで、母親の介護をしていた大原さん。

体力の限界が来て、母親を老人ホームに入れることを決意しました。

病気が続くと、女優業もろくにできなくなったといいます。

華やかな大原さんのイメージからは想像できないほど、質素な生活を送っていたそうです。

仕事に復帰したくてトレーニングをしていましたが、2009年に62歳で他界。

渡瀬さんは、大原さんの葬儀や法事に出席していたそうです。

渡瀬恒彦が再婚した相手はい保という名前の一般女性

渡瀬恒彦さんは、大原麗子さんと離婚した翌年の1979年に再婚しています。

妻は一般人で、「い保」さんという名前の方のようです。

芸能活動をしている方ではありませんでしたので、結婚しても妻のことが話題に上がることはあまりありませんでした。

しかし、渡瀬さんが1994年に脳梗塞を発症してから妻についてのエピソードを公開することが出てきたようです。

脳梗塞は幸い軽かったので、大事には至りませんでした。

渡瀬さんは、生活習慣を見直してタバコをやめることに。

お酒も、血流に良いと言われている赤ワインだけ飲むと決めたそうです。

毎日1時間のウォーキングの際は、いつも妻のい保さんが付き添っていたといいます。

渡瀬さんは2015年に胆のうがんを発症しました。

その際も妻が献身的にケアしてくれたそうで、感謝の気持ちを語っています。

「2度目の恋」だとも公言しているほど。

2016年のテレビドラマ「おみやさんスペシャル2」の撮影中に渡瀬恒彦さんが京都で体調を崩したことがありました。

その際も妻が駆けつけ、ずっと寄り添っていたそうです。

渡瀬さんは、その後食欲が落ちていきました。

妻・い保さんは、少しでも食べられるようにと栄養バランスを考えた食事を用意。

また、ガンのあらゆる治療法を調べて、周囲と相談しながら進めていったそうです。


渡瀬さんが元妻の大原さんに対してお世話をした時も、い保さんは一緒に手伝っていました。

人に対して慈しみの気持ちを持ち合わせた、優しい人だということがうかがえますね。

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