新海誠の年収&過去の興行収入は?経営している会社、経歴、学歴について

「君の名は。」「天気の子」など話題作を次々と発表して、一躍時の人となった新海誠さん。

日本のアニメーション監督では宮崎駿監督に次いで、興行収入100億円を突破したということでも話題になりました。

そんな新海誠さんですが、名前は聞いたことがあるけど、どんな人物かよく知らないという人もいるのではないでしょうか。

今回はそんな新海誠さんの年収や過去作品の興行収入、所属している会社について、経歴や学歴についてご紹介します。

新海 誠のプロフィール

本名:新津 誠(にいつ まこと)

生年月日:1973年(昭和48年)2月9日

血液型:A型

出身地:長野県南佐久郡小海町

最終学歴:中央大学文学部卒業

代表作:「君の名は。」「天気の子」

新海誠監督の最新作、「すずめの戸締まり」は2022年11月11日公開

新海誠の年収はいくら?過去作品の興行収入と合わせて調査

新海誠さんの監督作品は大ヒットしているため、かなりの収入を得ているのではないかと考えている人も多いのではないでしょうか。

ここでは新海さんの年収について考えていきます。


まずは映画監督としての収入からみていきましょう。これについては、映画雑誌の編集プロダクションで勤務していたというSYOさんが興味深いツイートをしています。

日本の映画監督の印税が1.75%というのが事実なら、収入を計算することができそうですね。

新海さんの代表作「君の名は。」「天気の子」の2作で計算します。

「君の名は。」の世界興行収入は約379億円(2017年1月時点)、「天気の子」の世界興行収入は140.5億円(2019年7月時点)と言われています。

379億円×1.75%=6億6300万円

140.5億円×1.75%=2億4600万円

2作品合計の映画監督としての印税収入は約9億0900万円になります。

新海さんは、この2作品の原作者でもありますので、原作本の印税収入も考えていきます。

「君の名は。」の原作本累計発行部数は170万部、「天気の子」の原作本累計発行部数は65万部と言われており、印税を10%で計算すると、

170万部×560円×10%=9520万円

65万部×600円×10%=3900万円

2作品合計の原作本印税収入は約1億3400万円になります。

監督印税 約9億0900万円 + 原作脚本印税 約1億3400万円 = 10億4300万円

2017年~2021年の4年間で割ると、年収は約2.6億円くらいになると予想されます。

DVDやその他の関連グッズは今回の計算に含めていませんので、それらを含めたら年収が3億円に届くかもしれませんね。

新海誠は会社を経営している?

新海誠さんは会社を経営しておらず、日本のアニメ制作会社の株式会社コミックス・ウェーブ・フィルム(以下「株式会社CWF」という)に所属しています。

宮崎駿 → 株式会社スタジオジブリの取締役

庵野秀明 → 株式会社カラーの代表取締役社長

細田守 → 株式会社地図を共同設立

日本の名だたる監督たちが自分の会社を立ち上げて作品を作っているのに、実績のある新海さんが独立していないのは不思議ではありませんか。

実は株式会社CWFという会社は、新海さん初の劇場公開作品「ほしのこえ」の制作会社なんです。

大ヒット作の監督となった今でも独立せずに、デビュー作でお世話になった制作会社に所属し続けるところに、お人柄が垣間見えるような気がします。

株式会社CWFの代表取締役社長の川口典孝さんは、新海さんという才能を見つけた時のエピソードをこのように語っています。

社員のひとりが新海誠っていう男を見つけてきて。「川口が全部面倒みてくれ」と頼まれたんです。もうね、すぐに「あ、天才だ!」って思いました。

『ほしのこえ』を作っている途中で彼との付き合いが始まったんですけど、制作途中の映像を見ただけで、当時の社員が興奮したり、感動して涙をボロボロ流したりしているんです。

しかも、この頃の彼の睡眠時間は1日3時間。それ以外、ずっと机に向かって作品を作り続けている。

才能ある人間のそんなひたむきな背中を見ていたら、こっちだって生半可なことできるわけがないじゃないですか。

製作途中の映像を見ただけで感動して涙が出てしまうというのは、すごいエピソードですよね。


「ほしのこえ」制作中の新海さんの睡眠時間は1日3時間とのことですが、これは監督・脚本・演出・作画・編集といった、ほとんどの作業を一人で行っていたからだそうです。

努力する天才だからこそ、人々が感動する作品を生み出し続けられるのかもしれませんね。

新海誠の経歴や学歴は?

新海誠さんは中央大学文学部卒業後、日本ファルコムというゲーム会社に就職し、ロールプレイングゲームのパッケージ制作をしていたそうです。

この頃から、自主制作のアニメを作りはじめ「遠い世界」「彼女と彼女の猫」といった作品を残しています。

新海さんが28歳となった2001年に会社を退職し、クリエイターに転向。

翌年の2002年に「ほしのこえ」を発表し、その後も次々と作品を発表していきました。

2004年「雲のむこう、約束の場所」

2007年「秒速5センチメートル」

2011年「星を追う子ども」

2013年「言の葉の庭」

2016年「君の名は。」

2019年「天気の子」

クリエイター転向から「君の名は。」のヒットまでは15年もかかっていますね。

自分の作品制作に集中というわけにはいかず、アダルトゲームブランドのminoriから依頼を受けて「BITTERSWEET FOOLS」というゲームのオープニングアニメーションを制作。


以降、2008年までminoriでゲームのオープニングアニメーションを制作していたそうです。

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