井上陽水の妻・石川セリ&前妻、結婚歴まとめ。福岡の実家、歯科医の父親について

代表作『少年時代』が名曲として歌い継がれている歌手の井上陽水(いのうえ ようすい)さん。

筆者は小学校の合唱の授業で『少年時代』を歌ったため、陽水さんといえば音楽の教科書に代表作が載るほどの偉大な歌手というイメージがありました。

ただし私生活では色々と複雑な経験をしており、実際は筆者がイメージしていたよりも人間らしい人のようです。

今回は陽水さんの妻・石川セリさん、前妻、結婚歴の情報を見ていきましょう。

また福岡県の実家、歯科医だった父親についても確認します。

井上陽水のプロフィール

本名:井上陽水(いのうえ あきみ)

生年月日:1948年8月30日

身長:178cm

出身地:福岡県嘉穂郡幸袋町(現在の福岡県飯塚市幸袋)生まれ、福岡県田川郡糸田町育ち

最終学歴:福岡県立西田川高等学校

所属事務所:キャンプ

井上陽水の妻・石川セリは歌手

陽水さんの妻はアメリカ人と日本人のハーフで歌手の石川セリさんです。

2人は1978年8月にできちゃった結婚をしたのち、同12月に長男をもうけました。

1983年12月には歌手・作詞家の長女・依布サラサさんが誕生。その後、次女・アンナさんにも恵まれています。

サラサさんには離婚歴があり、シングルマザーとして長女を育てました。再婚後は次女も出産しています。

アンナさんは九州朝日放送のアナウンサー・三澤澄也さんと結婚しました。

子供たちや孫たちに恵まれた陽水夫妻ですが、週刊誌は別居したことを報じています。


2023年現在、妻のセリさんは娘のサラサさんと、夫の故郷である福岡県で暮らしているそうです。

東日本大震災後に放射能の影響を気にしたサラサさんが娘さんと一緒に移住したため、セリさんもついて行ったようでした。

一方、陽水さんは東京都内の高級マンションで独り暮らしをしているそうです。

妻と娘は自分の故郷で仲良く暮らしているにもかかわらず、1人で都内の広大な部屋で暮らし続けるのは寂しいのではないでしょうか。

そこで最近の様子を確認したところ、友人のタモリさんと交流するなど楽しく暮らしているようでした。あまり心配する必要はなさそうですね。

井上陽水の前妻は一般女性

1974年1月、陽水さんは一般女性と結婚しましたが、2年後にスピード離婚しました。

女性は熊本県出身のため、同じ九州出身ということで陽水さんと意気投合したのかもしれません。

地方のコンサート中に出会って交際を始めたと噂されています。

しかし1975年に陽水さんは後妻のセリさんと出会っているため、この時期から夫婦仲は疎遠になっていったのではないでしょうか。

また売れっ子ミュージシャンとして多くの女性と浮名を流していたため、初婚相手の女性は夫の浮気に耐えられなくなったのでしょう。

井上陽水の結婚歴は2回

陽水さんは2023年現在、別居状態にあるとはいえ、セリさんと夫婦関係を続けています。

そのため結婚は2回、離婚は1回だけ経験していることになりますね。

1977年には大麻所持により逮捕されており、自業自得とはいえ波乱に満ちた生活を送ってきました。

今ではひっそりと豪邸暮らしを楽しむことで、ようやく平穏な日々を送れるようになったのではないでしょうか。

井上陽水の実家は福岡県、幸徳秋水の親戚か

陽水さんは福岡県飯塚市幸袋に生まれ、福岡県田川郡糸田町で育ちました。

8歳年上の姉と1歳年下の妹がおり、姉の影響で音楽に興味を持ったそうです。


姉が好きだったエルビス・プレスリーをはじめとする洋楽に熱中していました。

ちなみに陽水さんの祖父は明治時代の社会主義者・幸徳秋水と交流しており、薄い血のつながりもあったとされています。

名前も「秋水」にあやかって「水」の字を付けられたため「陽水」となったそうですよ。

井上陽水の父親は歯科医・井上若水

陽水さんの父親は井上若水(いのうえ わかみ)さんという男性です。やはり「水」の字が付いた独特な名前ですね。

軍医としてソウルに赴き、衛生兵として出征。劣悪な環境で飢餓や病気により苦しみながらも何とか生き延びました。

歯科の学校に進学せず、独学と修業を経て歯科医の資格を取得した努力家です。

陽水さんの母親にあたる妻のフジさんとはソウルで出会い、結婚しています。

井上家は佐賀県で旅館を経営していたものの、経営不振により廃業しました。

南方ブーゲンビル島で敗戦の日を迎えた若水さんは、福岡県に移り住んで歯科医として開業し、家族を養いました。

「故郷に錦を飾りたい」と常々考えていたため、65歳のときに夢を叶えるべく帰郷します。

しかし故郷で歯科医院の開業に向けて準備をしている途中で急死してしまいました。

陽水さんは志半ばで亡くなった父の無念を感じているためか、度々お墓参りをしているそうです。

代表作『人生が二度あれば』は、両親について歌った曲です。


「父は今年2月で65 顔のシワは増えてゆくばかり」という歌詞に、父の生前の様子がうまく表現されており印象的ですね。


 
この曲が発表された年の6月に若水さんが亡くなったため、父に対する鎮魂歌となってしまいました。

しかし壮絶な戦争体験を乗り越え、一家を立派に守った1人の歯科医は、息子の歌の中で生き続けることになったのです。

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