かつて吉田拓郎さんとともにフォーク&ニューミュージックシーンを牽引し、時代を超える名曲の数々を世に送り出した井上陽水(いのうえ ようすい)さん。
二度の結婚生活でもうけた子供たちのなかで、もっともよく知られているのが娘・依布サラサさんですね。
今回はサラサさんの母親をはじめ、サラサさんの次女出産にまつわる話題を取り上ます。
さらに、10年以上も前に「もう一人の息子か」と報じられた自称陽水の次男・TAKITAさんや、長男についても追ります。
井上陽水のプロフィール
本名:井上陽水(いのうえあきみ)
生年月日:1948年(昭和23年)8月30日
身長:178cm
出身地:福岡県嘉穂郡幸袋町(現:飯塚市幸袋地区)
最終学歴:福岡県立西田川高等学校卒業
所属事務所:株式会社フォーライフミュージックエンタテイメント
井上陽水の娘・依布サラサは福岡移住
井上陽水さんは1976年2月に最初の妻と離婚し、1978年8月30日、30歳の誕生日に歌手の石川セリさんと再婚しました。
依布サラサさんは1983年12月22日に誕生した、井上&石川夫妻の第二子です。
出生名は井上ニサさんといいます。
音楽に囲まれた環境で育ったサラサさんは青山学院女子短期大学を卒業後、父のもとで音楽活動をするように。
2006年に父の両A面シングル『新しい恋/長い猫』の『長い猫』で作詞を父と共作して作詞家デビューし、翌2007年にはファーストシングル『カリキュラム』をリリースして歌手デビューも果たしています。
2016年リリースの『夢の中へ』は父の楽曲のカバー曲ですね。
2023年現在、依布サラサさんは福岡県のテレビやラジオ番組に出演し、タレントとしても活躍中。
父の故郷である福岡に移住したのは2011年のことでした。
私生活で結婚・離婚を経験し、シングルマザーでもあった彼女は、東日本大震災を機に娘の育児によりよい環境を求めて移住を決意。
以降、仕事と子育てを両立させながら多忙な生活を送っていたのです。
2022年4月、所属するソニー・ミュージックアーティスツとの契約が満了したことを発表したサラサさん。
今後もジャンルや場所に囚われずに、必要だと思う仕事に全力で取り組んでいきたいというコメントからは、福岡で充実した生活を送っていることがうかがえます。
なお、井上&石川夫妻にはサラサさんの妹にあたるもう一人の娘がいます。
彼女は父のセルフカバーアルバム『ガイドのいない夜』の収録曲『東へ西へ』に母・姉とともにコーラスで参加しており、のちに九州朝日放送の三澤澄也アナウンサーと結婚したことが明らかになっています。
依布サラサは再婚して次女出産
2010年1月にバラエティ番組内で、自身がバツイチで6歳の娘をもつシングルマザーであることを公表した依布サラサさん。
福岡移住後の2013年9月4日、初のエッセイ集『長い猫と不思議な家族』の発売に合わせて一般男性との再婚を公式HPで発表しました。
つづいて2015年4月4日にはブログで第二子の妊娠を報告。
ブログでは前年の流産を明かしたうえで、それを乗り越えて授かった新しい命に感謝の気持ちをつづるとともに、2003年の長女誕生以来12年ぶりとなる出産への不安ものぞかせていました。
それでもサラサさんは7月27日に3162グラムの女児を無事出産。
12年ぶりのお産は、初めてのときよりゆったり構えられ、少しだけ余裕があったとのことです。
前夫との間に生まれたのが長女で、再婚した夫との間に生まれたのが次女ということになりますね。
同じく福岡在住の母・セリさんが孫に囲まれた楽しい生活を送っている一方で、父・陽水さんは東京都内の高級マンションで一人暮らし。
子供たちが結婚し、孫が誕生して家族が増えても、家族には年に数回会うだけで気ままな生活スタイルをキープしているとのことです。
10/30(土) 23:00〜 NHK BSプレミアムにて、「井上陽水 LIVE 2011 POWDER」が再放送されます!
※前枠中継番組の放送状況によっては、開始時間が変更になる場合がございます。#井上陽水 pic.twitter.com/6vLNQmv0jo
— 井上陽水 info (@yosuiinfo) October 25, 2021
おそらく陽水さんは世間一般の価値観や常識とはかけ離れた感性の持ち主なのでしょう。
井上家にとっては、この形が居心地のよい家族のあり方なのかもしれません。
次男・TAKITAは井上ファミリーではなかった
井上陽水&石川セリ夫妻に誕生した子供は、第一子の長男・准介さん、第二子の長女・サラサさん、第三子の次女の三人です。
ところが2010年、もう一人の息子なる人物の存在が報じられたことがありました。
記事によると、その人物は名前を「TAKITA」といい、「T」という芸名でモデル活動をしていたカナダ帰りの帰国子女。
「井上陽水の次男」を自称するTAKITAさんは、セリさんやサラサさんとの親しい関係をうかがわせる画像をブログ(のちに記事と画像は削除)にアップしていたそうです。
またセリさんのブログにも、2008年12月に投稿されたTAKITAさんとの画像が残っています。
陽水さんの名曲『少年時代』に登場するフレーズが自分の名前に由来していることを誇らしげに話していたというTAKITAさん。
公には陽水さんの息子は准介さんだけとされていたため、隠し子説まで浮上してしまいました。
報道によれば、TAKITAさんは両親の力に頼らずに芸能活動をしたいと望んでおり、オスカープロモーション所属が決まって、まもなく俳優デビューとのことでした。
ですが、その後続報はなく、TAKITAさんの動向も不明のまま。
次男・TAKITAさんの件については、長男の准介さんが「井上家の人間ではない」と『女性セブン』2022年7月7・14日号にて明言しています。
准介さんは、報道がでた当時はあえて否定はしなかったと前置きしたうえで、TAKITAさんが「陽水の次男」を勝手に吹聴していただけではないかと推測。
井上ファミリーとの交流があったことは認めたものの、「父の子供は私と二人の妹だけ」と断言しています。
2023年現在は海外に在住し、音信不通だというTAKITAさん。
その詳細はいまだ明らかになっておらず、井上家との関係性に謎は深まるばかりです。
井上陽水の長男・准介は個人事務所社長
井上陽水さんは1974年に一般女性と結婚しましたが、翌年に石川セリさんと出会い、その翌年に前妻と離婚して、1978年8月30日に再婚しました。
1974年8月25日、林美雄の誕生日に奇しくも一枚のレコードがひっそり世に出た。林がラジオ番組で熱烈に推していた石川セリの二年ぶりのシングル盤「遠い海の記憶」である。 今朝、早起きして海辺まで自転車を走らせ、凪いだ海を眺めながら、この歌を脳内再生させた。もちろん裏面の「海は女の涙」も。 pic.twitter.com/KCJ7tQjUVA
— shin-ichi numabe (@ShinichiNumabe) August 24, 2019
結婚に踏み切ったきったきっかけはセリさんの妊娠で、その年の12月16日に長男・准介さんが生まれています。
一般人ということもあって准介さんの経歴は明らかになっていませんが、以前は父親の音楽活動をサポートする仕事をしていたそうです。
2021年末、陽水さんは40年以上にわたって社長をつとめてきた個人事務所キャンプとファイヤー音楽出版の代表取締役を辞任。
新たに社長に就任したのが准介さんで、今後は所有する不動産の名義も家族に変更していく意向があるといわれています。
そうなると心配されるのが引退ですが、准介さんの発言をみるかぎり、音楽活動からの引退を視野に入れているわけではなさそうです。
状況やタイミングをみて活動可能なら活動するのが井上陽水スタイルであり、体調面も特に問題はないということです。
一時代を築いたトップアーティストの引退表明が相次ぐなか、その動向が注目されている井上陽水さん。
長い沈黙を破る日を多くの人が心待ちにしていることでしょう。
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