1980年代~1990年代には、いつも怒っているようなキャラクターが印象的だった大竹まことさん。
現在は落ち着いた雰囲気を漂わせつつも時折昔の片鱗をのぞかせ、変わらぬ活躍ぶりを見せています。
今回はそんな大竹さんと嫁のエピソード、自宅に引きこもった過去や苦労した時代の驚きの年収などをお伝えしていきます。
大竹まことのプロフィール
本名:大竹 真
生年月日:1949年5月22日(昭和24年)
出身地:東京都目黒区
職業:タレント/ラジオパーソナリティ/俳優
所属事務所:ASH&Dコーポレーション
ラジオ番組:大竹まことゴールデンラジオ
大竹まことの嫁は劇団時代の元同期?嫁とのエピソードは意外に多い
現在の大竹まことさんはラジオやテレビのパーソナリティー、コメンテーターとしての活動が多く見られます。
様々な問題や世情について、時には歯に衣着せぬ物言いで切り込むこともしばしば。
そんな大竹さんの雰囲気からはプライベートに関して明かさないようなイメージがありますが実は意外とそうでもありません。
オープンとまではいきませんが、特に嫁との出来事を引き合いに出すことが少なくないのです。
特別な内容ではなく日常のたわいもない出来事を明かすことが多いので、共感する人も多いかもしれません。
嫁の詳細などは知られていないようですが、過去の対談で「同じ劇団員で同期。結婚してやめた」と語っていたこともあったようですが真偽は不明です。
2022年9月には、年を重ねても魅力ある人生を送っている人に与えられる「グッドエイジャー賞」を受賞した大竹まことさん。
嫁からは「あなたにふさわしくない、賞を返してきなさい」と言われたのだとか。
「『あなたは賞にふさわしい人じゃない』と言われて。」
また、海外で活躍している日本人メジャーリーガーの活躍がきっかけで夫婦の会話が増えているそうで、家の中での様子を明かしたことも。
そのやりとりを大竹さんらしくユーモアに語っています。
「まあだからね。うちの女房との会話は(飼っている)猫の体調と大谷、この2つ。増えました。」
出演中の番組内で「妻が大事」と述べた大竹まことさんは、見かけによらず愛妻家なのかもしれませんね。
大竹まことの自宅ひきこもりは愛車での事故が原因だった
大竹まことさんは過去に交通事故が原因で謹慎をしていた時期がありました。
この時大竹さんは謝罪会見も開き、自ら経緯を説明したのでした。
ここでは事故の経緯や、その時の状況などを追っていきます。
大竹まことはショックで自宅にひきこもり状態だった
その事故が起きたのは1996年のこと。
愛車のベンツで運転中だった大竹さんは信号待ちで停車中、2人乗りのバイクに衝突されてしまいました。
大竹さんは無傷だったものの、バイクを運転していた男性がその後死亡、後ろに乗っていた女性も大ケガをする事故でした。
後日、警察の事故調査で大竹さんの車にバイクが一方的に突っ込んできたことが判明。
バイクの信号無視が原因で、大竹さんには非のない0:100の事故であったことが発表されました。
事故後の対応も大竹さんはしっかりとやっており、救急車が来るまでの間は相手の2人を励ます声掛けをしていたとも言われています。
当初、過失致死で書類送検になるというデマ情報がありましたが、これを警察は否定しています。
大竹さんが加害者で相手を死なせてしまったという誤った情報が現在も散見されますが、事実ではありません。
この事故で男性が命を落としてしまったため、大竹さんは大変な落ち込みようで2日間は飲まず食わずで過ごしました。
謹慎中は事故当時のことを思い出すだけでも涙ぐんでしまい、自宅に引きこもる日々が続いていたそうです。
非はなかったものの、命の尊さを知っているがゆえの大竹さんの苦悩だったのではないでしょうか。
謹慎が2週間で済んだ理由と、ビートたけしからの助言
そして2週間という比較的短い謹慎期間で復帰となりました。
短い謹慎期間で済んだのは、相手側家族からの励ましと早く復帰してほしいという言葉があったからなのです。
大竹さんは「これからどう頑張ったらいいのかわからない」と悩みながらも復帰を決意し、報道陣に「相手側の家族に立派な言葉をかけてもらいました」と語ったのでした。
沈痛な面持ちだった大竹さんでしたが、動揺することなく毅然としたマスコミ対応をしたその陰には、ビートたけしからの助言があったのだそうです。
それは「芸能人は謝罪で泣いたり、感情をあらわにしてはならない。素を見せてはならない」というものでした。
「芸能人は絶対に謝罪で涙を流したり、感情を露にするなど“素”を観衆に見せてはいけない。次に何を演じても客が引いてしまう」
事故によって辛い時期を過ごした大竹まことさん。
荒々しいキャラクターのイメージが定着していた大竹さんでしたが、その出来事を通じ本当の人柄を垣間見ることができたのかもしれません。
大竹まことの若い頃は年収が60万?長女の逮捕で謝罪会見の過去
大竹さんは今でこそ存在感は大きいものの、売れない時代も長く経験しています。
過去に出演した番組では、売れなかった時代の極貧生活について語っており、その時の年収がなんと60万円だったと明かしました。
年収が60万円では到底暮らしていけなかったはずですが、大竹さんはそれでもバイトなどはしなかったのだそうです。
大竹さんの若い頃はよくモテていたそうですが、売れない時代に繰り返していたというヒモ生活は語り草にもなっていますね。
結婚して家族ができ、このままではいけないと思い改心したという大竹さん。
そう思ったきかっけは子供の存在が大きかったのではないでしょうか。
長男長女の2人の子供を儲け、現在長男は大竹さんの所属事務所の代表を務めています。
そして一般人で会社員とされていた長女はデザインも手掛ける仕事をしていました。
その長女が大麻所持で逮捕されたのは2018年1月、数日後に大竹さんは謝罪会見を行いました。
トレードマークとも言えるヒゲを剃り、沈痛な面持ちで言葉を選びながら長女のことを語っている様子が、とても印象的です。
このような状況でも冷静に、そして時々大竹さんらしさを覗かせながらのやりとりは、さすがの対応ではなかったでしょうか。
大竹まことさんの親としての責任、長女への愛情、様々な感情が入り混じっていた記者会見となりました。
これまでの芸能生活で、決して小さくない困難に幾度か見舞われた大竹まことさん。
それでもダメージを最小限に抑え、芸能活動を続けていられる要因は大竹さんそのものの人柄が多くの人に伝わっているからではないでしょうか。
これからも大竹さんらしい活躍に期待したいですね。
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