朝の連続テレビ小説『ひらり』や大河ドラマ『毛利元就』などの脚本家・内館牧子(うちだて まきこ)さん。
13年半のOL生活を送ったのち、1988年に脚本家としてデビューし、次々と代表作を生み出してきました。
また破局した女性たちを励ますエッセイ『別れてよかった』も人気です。
本作を読み、内館さんの私生活や恋愛遍歴に興味がわいた読者も多いのではないでしょうか。
今回は内館さんの夫・結婚、娘の情報を確認し、家族の詳細に迫ります。併せて、父親と母親の情報も確認します。
はじめの数ページ読んだら面白そうで思わずレジに並んでた
何故か店員さんに「カバーお掛けしますか?」3回念押しで聞かれたんだけど、何でだろう笑#別れてよかった#内館牧子 pic.twitter.com/vSZJ4dDep0
— Mayuko Saigo 西郷真悠子 (@315don315don) May 24, 2021
内館牧子のプロフィール
本名:内館牧子
生年月日:1948年9月10日
身長:168cm
出身地:秋田県秋田市土崎港生まれ、新潟県・東京都大田区育ち
最終学歴:東北大学大学院文学研究科修士課程人間科学専攻(宗教学)
内館牧子の夫と結婚に関する情報はなく独身らしい
内館さんの夫と結婚に関する情報は一切ありません。
バラエティ番組「笑っていいとも!」に出演した際、「OL時代に彼氏がいなかった」という趣旨の発言をしていました。
彼氏がいない分、自分の習い事のために時間を費やしていくうちに、天職である脚本家という仕事に出会ったのだそうです。
その後は脚本や小説・エッセイの執筆にのめり込んできた様子であり、2023年現在も独身の可能性があります。
ただし内館さんの作品を読んだり、脚本を担当したドラマを観たりすると、男女関係の機微がリアルに描かれていることがわかります。
私生活で男性と交際した経験がない人が、リアルな男女の関係を描いたり、恋愛論を説いたりするのは難しそうですよね。
内館さんは小説『終わった人』『すぐ死ぬんだから』などで、老齢を迎えた男女の関係をリアルな筆致で描いてきました。
「年齢や能力の衰えを泰然と受けいれることこそ、人間の品格よ」
子会社に転籍させられた仕事一筋の男が定年を迎え、生き甲斐と居場所を探していく話。プライドと社会的評価に揺れる心情描写がコミカルで面白い。長くて短い人生を見つめ直す要素が詰まる。 pic.twitter.com/d3ShwdlUKA
— hidari (@hidari00042431) September 4, 2022
以前、装画を担当させてもらった内館牧子さんの『すぐ死ぬんだから』、凄い売れて、もう15万部だそうな、凄い!嬉しいであります!#すぐ死ぬんだから #内館牧子 #イラスト #illustration pic.twitter.com/zzHSj993hH
— 太田侑子 (@otayuko_illust) December 25, 2018
またエッセイ『別れてよかった』では、「すてきな恋をするために男にすがらないこと」の大切さを説いています。
結婚歴がなく、夫がいないのだとしても、恋愛経験があるからこそ読者の胸に迫る恋物語や恋愛論を書けるのではないでしょうか。
また同世代の女友達の夫や私生活に関する話も創作の材料にしているそうですよ。
内館さんの作品を読んでいると、破局経験も含めて、男性との交際経験全般を肯定的にとらえられる気分になります。
失恋の傷が少しずつ癒えて「そろそろ前進したい」と考えているタイミングで読むのがおすすめですね。
内館牧子は娘が欲しい女性の人生を小説に描く
内館さんの娘に関する情報が気になる人がいるようですが、独身の可能性が高いため、娘はいない様子です。
2020年12月3日に発売された小説『今度生まれたら』では、「本当は娘が欲しかった」という気持ちを抱える女性を描きました。
内館牧子「今度生まれたら」#読了
先日のニュースの夫婦に対するアンケート。男性の多くは生まれ変わっても今の妻と一緒になりたいと答えたのに対して女性の多くは夫とは結婚しないと答えた。人生に度々やって来たターニングポイント。あの時選ばなかった道を歩んだら貴方はどうなっていましたか。 pic.twitter.com/tjT5ArEzKC
— Norio Kanno (@kotodama19999) November 16, 2021
主人公は70歳を迎えた佐川夏江。2人の息子に恵まれたものの、「理想通りの人生を歩めなかった」と感じながら過ごす女性です。
同作はドラマ化もされたほど話題に。2大ベストセラー『終わった人』『すぐ死ぬんだから』で注目された内館さんの「最新高齢者小説」としてファンの心をつかみました。
#読了『今度生まれたら』内館牧子さん
NHKBSのドラマで松坂慶子さんがナッツを演じてました ドラマでは山賀さんの縁で園芸の仕事をする様が演出されてましたがあれはちょっとムリが、、という感じもして原作を読むことに 人生に今度なんてないのだから、という戒めでした🌟 pic.twitter.com/6frsY9JyA3— windy-Kenny🇺🇦💙💛🌻 (@3faHufRDNfb3GWS) August 8, 2022
内館さん自身は夫や娘がいなくても、脚本家として充実した人生を歩んできたことに満足しているようです。
ただ心の奥底で「あのときこうすれば、違う人生になっていたかも」という後悔は、誰もが抱き得るもの。
内館さんも自身の中にあるそのような心の機微をえぐり、リアルな「高齢者小説」を生み出してきたのかもしれませんね。
内館牧子の家族、父親は元水泳選手
内館さんの実家の家族にも目を向けてみましょう。
父親は岩手県盛岡市出身で、水泳選手として活躍しました。
引退後は日本冷蔵(現在のニチレイ)に船員として勤務し、各地で転勤をくり返す生活を送りました。
ニチレイというと、「冷凍食品を提供する会社」というイメージがあるかもしれませんね。
かつては戦時中、国民に食料を提供する水産会社でした。日本政府が水産資源を管理下に置くべく作った、帝国水産統制株式会社が、ニチレイの前身です。
父親は、国民に食べ物を提供する重要な任務を請け負う会社の一員だったことに、誇りを持っていたのでしょう。
内館さんは父親から度々「食べ物を残すな」「寒いと言うな」としつけられました。
食べ物をきちんと食べること、贅沢を言わないことの大切さを、プロ意識を持って娘に教えようとしたのかもしれませんね。
内館牧子の母親は娘をサポート
内館さんの母親は秋田県出身の女性です。
忙しい夫を支えるため、おそらく専業主婦をしていたのでしょう。
2015年7月時点で90歳だったことがわかっており、高齢になってからも娘をサポートしていました。
この時期、内館さんは規則正しい生活を心がけ、ベランダで家庭菜園に取り組んでいました。大葉やオクラ、トマト、ハーブなどを栽培したそうです。
同じマンションの別の階に母親が暮らしており、忙しい娘のためにバランスの取れた食事を作ってくれていました。
家庭菜園で作った野菜で、心のこもった料理を完成させてくれたのでしょう。
健康的で優しい母親に支えられて、内館さんは規則正しく、メリハリのある生活を送ってきたに違いありませんね。
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