氷川きよし(ひかわきよし)さんは、2000年に「箱根八里の半次郎」で演歌歌手としてデビューしました。
イケメン演歌歌手としてすぐに大きな注目を集め、熱狂的なファンを獲得しました。
ですが、2018~2019年ごろからビジュアルが一気に変貌し、だんだん女性化していきました。
そんな氷川きよしさんがジェンダーレスをカミングアウトした記事についてなど、お伝えします。
氷川きよしのプロフィール
本名:山田清志
生年月日:1977年(昭和52年)9月6日
身長:178cm
出身地:福岡県福岡市南区
最終学歴:福岡第一商業高等学校卒業
所属事務所:長良プロダクション
氷川きよし、歌手活動20年を機にジェンダーレスをカミングアウト
2019年の12月に発売された「週刊新潮」の取材で、ジェンダーレスをカミングアウトした記事が掲載され話題になりました。
これまでも、同性愛者なのではないかという事や、有名人男性との熱愛が噂された事はありましたが、ご自身の口からは何も語られることはありませんでした。
はっきりと「同性愛者です」や「ゲイです」とは明言されてはいませんが、それまでには語られることのなかった氷川きよしさんの性分について語っています。
「週刊新潮」にて語られた内容をご紹介します。
「週刊新潮」で語ったイメージと本当の自分とのギャップ
演歌というジャンルの特性や、ファン層が中年以上の女性が多いといったことから「男らしさ」を求められる世界だったようです。
ですが、「みんなが求める氷川きよしを演じてきたけど、その中に収まりきらない自分の性分というのがある。」と語り、「演歌の王道を歩み、男らしくいて欲しいと言われると、自殺したくなるほどつらくて・・・。」と、相当思い悩んでいたようです。
確かに、現在の自分を解放した氷川きよしさんを思いながら過去の映像を見ると、素の自分を押し殺して「演歌歌手・氷川きよし」を演じるのは、大変な作業であったろうと思われます。
「女性っぽさや美については出しちゃダメだと思って精一杯がんばってきたけど、自分の気持ちを言わずに生きてきてしまった、という思いもあった。」と、自分の中の女性っぽさについても言及していました。
「演歌の世界、男の世界でやってきたけど何か違うと思っていた。私には私の生き方があるし、それはそれでいいんじゃないかと思えた。」と、ストレートではない自分がいるというのを、ほぼカミングアウトされています。
また、このインタビューでこのような事について語った理由を「歌手として20年やってきて、歌手として成人を迎えた思ったから。」と語っていました。
音楽評論家の湯川れいこさんに「あなたは神様からもらった使命がある。それだけのものを持っているのだから、あなたはあなたらしくやりなさい!」と言われ、背中を押された事も、きっかけになったそうです。
はっきりと恋愛対象まで言及されたわけではありませんが、限りなく告白したような内容になっていました。
このカミングアウトをして以降、インスタグラムへの投稿やテレビ出演時の衣装やメイクなどは、完全に以前の男性演歌歌手路線とは違うものに変化しました。
氷川きよしさん綺麗になったよなぁ
演歌歌ってた頃は爽やか好青年でおば様達を湧かせてたしそこまで興味もなかったんだけど
やっぱり諦めずに有象無象に搾取される事から見切りをつけて本当の自分へ羽化した姿は美しいし本当に楽しそうで
今更ながらよかったねぇ、今後は己の生きたい様に生きて欲しい— なみ🐬@京都ぎおん診療所 (@ounami_konami_) May 29, 2022
また、ファンや一般の視聴者にも概ね好意的に受け入れられているようにも感じられますし、ありのままの自分を表現している氷川きよしさんを見て、ある種の開放感を感じているのではないでしょうか。
子供の頃からコンプレックスがあった
氷川きよしさんは福岡出身で育ったのも福岡です。
九州男児という言葉があるように、九州の男性は「無骨で男らしい」というイメージがあります。
幼少の頃からそのギャップには悩まされていたそうです。
「小さい頃からナヨっとしていたから、よくオカマ!とかいじめられた。子供時代はナイーブだったから自分は生きていたらダメなんだ、思ってしまっていた。」と幼少期の辛い体験を振り返りました。
周りの男の子が好む活発な遊びは好きではなく学校には居場所ばなかったようです。
ですが、いとこの女の子たちと仲が良かったそうで、いつもいとこと一緒に遊んでいたようですが、年齢が大きくなってくるとそれも難しくなり、1人ぼっちでいたそうです。
急激にオネエ化し話題になっていた
氷川きよしさんの見た目が急激に変わっていったのは、2019年ごろからです。
その布石として、2017年にアニメ「ドラゴンボール超」の主題歌になった「限界突破xサバイバー」という曲があります。
演歌のイメージとは真逆の激しいロックの曲調で世間にインパクトを与えましたが、それは「ドラゴンボール超」の主題歌だから、という所で1回限りのスペシャル感がありました。
ですが、その2019年に「氷川きよしスペシャル・コンサート2018きよしこの夜」での「限界突破xサバイバー」のパフォーマンス映像が公開されると、瞬く間にバズりました。
なぜこの映像が、日本トレンド1位、世界トレンドでも4位を獲得するまでにバズったのかと言うと、それは「氷川きよしさんが美しすぎたから」でした。
ビジュアル系のようなメイク、ミディアムロングの髪を妖艶に振り乱すパフォーマンス、そしてボディースーツのような衣装。
後に氷川きよしさんはこのパフォーマンスの事を「自分らしく思い切りやろう!と思った。」と語っています。
氷川さんが本当に表現したかったのはこれだったのかもしれません。
この映像がバズって以降、どんどん氷川きよしさんのビジュアルは変化しました。
世間が新しい氷川きよしさんのイメージを受け入れている事を、感じ取られたのでしょう。
氷川きよしの始球式
つか野球以上に氷川きよしが色々始まりすぎで、ますます好きになりました…
そろそろ公式に「キヨンセ」を名乗ってもいいような気がするの
ちなみに友人によると今日8月8日は「世界猫の日」だそうです。色々始まってる… pic.twitter.com/VzOPekFbAk
— 五十鈴おばあちゃん (@mako_grandma) August 8, 2019
2019年の9月に野球の始球式をした際には、美脚としぐさが綺麗すぎると話題になりました。
【#氷川きよし】
「#甲州路」D・E・Fタイプ発売!
新カップリング曲↓
D「雪女」は女性のせつなさ、悩ましい恋心を繊細に表現
E「対馬海峡」は長崎県の対馬海峡を舞台に、大好きな海の情景を。
F「桜のように」はきーちゃんの前向きに生きる今の気持ちが素直に届いてくる歌。#kii #キヨラー pic.twitter.com/4QDGr1Pwpm
— CD PLAZA WAVE MEGA MAC(長崎屋帯広駅前店) (@wave_mega_mac) November 8, 2022
2023年現在では女性にしか見えない、という声も上がっていて、逆に過去の男性演歌歌手然としていた氷川きよしさんを思い出す事が困難になる程です。
紅白でのパフォーマンスで日本国民へのイメージを一新した
氷川きよしさんは、2019年の年末の「第70回NHK紅白歌合戦」で「限界突破xサバイバー」を披露しました。
➡氷川きよし『紅白限界突破メドレー』が楽しみな奴wwwww –https://t.co/1wyUGleFDQ
※#氷川きよし が熱弁「限界突破で、このドアを開こう。誰も切り開いていない道を1人で切り開くのは大変だけど、摩擦とか怖がっていたら、次のドアは開けない」 pic.twitter.com/3UdOblEQGy
— かーぷぶーん⊂( ●▲●)⊃ (@carp_buun) December 31, 2019
すでに同曲のライブパフォーマンスの映像がバズって話題になっていましたが、紅白で披露した事で、幅広い層にまで新しい氷川きよしさんのイメージを植え付ける事に成功しました。
このパフォーマンスも非常に話題になり、翌年の「第71回NHK紅白歌合戦」でも「限界突破xサバイバー」を披露するほどでした。
2022年いっぱいをもって歌手活動を一時休止すると発表されましたが、さらに美しい姿になって復帰されることを楽しみにしているファンも多いのではないでしょうか。
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