大谷育江(おおたにいくえ)さんは1986年に声優デビューしました。
代表的なキャラクターは「ポケットモンスター」のサトシのピカチュウや、「ワンピース」のチョッパー、「名探偵コナン」の円谷光彦などです。
特にサトシのピカチュウ役は全世界共通して大谷育江さんの声が使われているため、海外からの反応もたくさん寄せられています。
そんな大谷育江さんのすごい伝説や、海外からの反応などについて、お伝えします。
大谷育江のプロフィール
愛称:育ちゃん
本名:大谷育江
生年月日:1965年(昭和40年)8月18日
身長:150cm
出身地:東京都
最終学歴:東京都立竹台高等学校卒業
所属事務所:マウスプロモーション
大谷育江のすごい伝説
大谷育江さんの担当されるキャラクターは特徴のあるものが多く、大谷育江さんにしか出せない声とキャラクター性を持っています。
そんな大谷育江さんは、演じたキャラクターの設定までもを覆してしまった、というすごい伝説を持っています。
大谷さんの演じた代表的なキャラクターから、その伝説を見てみましょう。
「ポケットモンスター」サトシのピカチュウ役に関する伝説
大谷育江さんの1番の代表的なキャラクターと言えば「ポケットモンスター」のサトシのピカチュウです。
1997年に放送が始まって以来、2023年現在26年もの間サトシのピカチュウを演じています。
2006年から体調を崩されて休業した時期も、サトシのピカチュウの声だけは過去に録音されたものを使い、大谷さんの声で通しました。
そんな大谷育江さんの演じるサトシのピカチュウですが、実は当初サトシとの冒険で成長したピカチュウは人間の言葉を話し始めるという予定でした。
ですが、大谷さんが「ピ、カ、チュ、ウ」というたった5文字であらゆる感情を表現できたため、その設定を変更したそうです。
大谷さんはピカチュウを演じる際、「ピカチュウが何を言いたいかを日本語で考えて、それをピカチュウ語に変換している」との事です。
サトシのピカチュウがサトシの事を「ピカピ」と呼ぶのはそのためだそうです。
もしも当初の設定通りサトシのピカチュウが日本語を話していたら、今のような世界的な人気を獲得できたでしょうか。
「ワンピース」チョッパー役に関する伝説
2000年から20年以上務めている「ワンピース」のトニートニー・チョッパーも、大谷育江さんの代表的なキャラクターの1つです。
チョッパーは始めは今よりもお腹がボテっとした、どちらかというとおじさん体型のキャラクターだったのですが、大谷さんの声がかわいく人気が出たため、原作の絵すら大谷さんの声に合わせてかわいい見た目に変化していきました。
ワンピ原作
結構アニメからの影響力が強いの知ったけど
最たるのがチョッパーの変化 pic.twitter.com/2wmngHkGCr— 翻訳機 (@youmefriend) August 30, 2022
『原作者』と『アニメ声優』の関係がとても濃いワンピース!
その結果、声優陣に影響されて「麦わらの一味」のキャラや容姿が変化していったことも。●チョッパー
大谷育江さんの声に対して尾田先生「反則もの。とにかくずるい 超かわいい❤️」
→『マスコット チョッパー』を解禁#嵐ツボ#onepiece pic.twitter.com/GWF2r9N8ed— まな (@mana__) August 27, 2020
原作者である尾田栄一郎さんは大谷育江さんのチョッパーの声に「反則もの。超かわいい」という賞賛を送っていました。
「名探偵コナン」円谷光彦役に関する伝説
1996年から25年以上務めている「名探偵コナン」の円谷光彦も、大谷育江さんを語る上では外せない代表的なキャラクターです。
原作者の青山剛昌さんはインタビューで、円谷光彦は本来はもっと嫌味な性格にする予定だったが、大谷さんの声がかわいかったのでキャラクターを変えた、と語っていました。
【名探偵コナン 小ネタ】
コナンのクラスメイトであり、少年探偵団の一員である円谷光彦。実は初期の設定では、もっと嫌な性格になる予定だったそうです。しかしアニメで光彦の声優を担当する大谷育江の声が可愛らしかったため、光彦の性格も可愛くなったそうです。— コナクラ @雑学垢 (@conan_co2525) May 21, 2019
本来なら既に設定が決まっているものに声を充てていくのだと思いますが、キャラクターの性格や設定までも変えてしまうのは、大谷育江さんの声と演技力のなせる技ではないでしょうか。
サトシのピカチュウの声への海外の反応
アニメ「ポケットモンスター」は世界中で放送されています。
人間のキャラクターはもちろん、ポケモンの声なども海外では海外の声優によって吹き替えられますが、サトシのピカチュウの声は世界共通で大谷育江さんの声を使用しています。
海外のイベントでサトシのピカチュウの声を披露した際には、ものすごい歓声が巻き起こっていました。
また、大谷育江さんが日本のテレビ番組に出てサトシのピカチュウの声を披露した動画がYoutubeにアップロードされていて、それを見た海外のポケモンファンからの反応も動画で公開されています。
また、ハリウッドで実写映画化され話題になった「名探偵ピカチュウ」のピカチュウの声も大谷育江さんが担当されていて、エンドロールでは異例とも言える待遇を受けていました。
本編が終了するとキャストクレジットが流れてきますが、大谷さんの名前はキャストの中でも一番の大御所が置かれるクレジットの一番最後に書かれていました。
しかも名前の前には「and」という1文字が付いており、「and」が付くのは超大御所俳優にしか与えられない名誉のあるものなのだそうです。
「名探偵ピカチュウ」だけではなく、「ポケットモンスター」を通して大谷さんが築き上げた功績への賛辞、とも見てとれますね。
大谷育江が演じた代表的なキャラ一覧とポケモン一覧
大谷育江さんはサトシのピカチュウ、チョッパー、円谷光彦以外にも数多くのキャラクターの声を担当されています。
全てを書くには数が多すぎるので、代表的なキャラクターをご紹介します。
・「コボちゃん」コボ役
・「21えもん」モンガー役
・「姫ちゃんのリボン」野原姫子役
・「金色のガッシュベル!!」ガッシュ・ベル役
など、多くのアニメで主役を演じています。
「ポケットモンスター」ではサトシのピカチュウ以外のポケモンも演じています。
こちらも一部をご紹介します。
・カスミのトサキント
・カスミのスターミー
・カスミのサニーゴ
・シュウのロゼリア
・ハーリーのジュペッタ
・コジロウのマネネ
などを演じられています。
2022年いっぱいでアニメ「ポケットモンスター」でサトシがワールドチャンピオンシップスに優勝して、引退してしまうのではないかと言われています。
サトシが引退するとなると、サトシのピカチュウも出てこなくなるでしょう。
もしもサトシとサトシのピカチュウが引退してしまうと寂しいですが、25年も演じられてきたので、次の物語へバトンタッチする事もあるかもしれませんね。
これからもたくさんの作品で素晴らしい声と演技を聞かせてほしいですね。
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