岸谷五朗、若い頃に演劇への目覚め。元ヤンキーでケンカ最強伝説。国籍は日本で韓国人説デマ

岸谷五朗(きしたにごろう)さんは、大学在学中の1983年に劇団「スーパー・エキセントリック・シアター」に入団し、俳優になりました。

岸谷五朗さんは若い頃、小学生の頃にはすでに演劇への興味を持っていたそうです。

そして、地元では相当有名なヤンキーだったそうです。

そんな岸谷五朗さんの若い頃の話やケンカ最強伝説、韓国人では?と噂されている件についてなど、お伝えします。

岸谷五朗のプロフィール

本名:岸谷五朗

生年月日:1964年(昭和39年)9月27日

身長:175cm

出身地:東京都武蔵野市

最終学歴:中央大学商業部中退

所属事務所:アミューズ

岸谷五朗は若い頃、小学生からの夢を叶えて俳優になった

岸谷五朗さんは小学3~4年生の時に観劇した劇団四季のミュージカル「冒険者たち ガンバとその仲間」(2012以降のタイトルは「ガンバの大冒険」)に衝撃を受け、すでに舞台俳優を志していたそうです。

ご家庭は裕福ではなかったそうですが、ご両親が子供たちに色々なものに触れてほしいという想いがあり、岸谷五朗さんと当時中学生だったお姉さんを劇場に連れて行ってくれたそうです。

お金を節約するために、劇場に入ったのは岸谷五朗さんとお姉さんだけで、母親は外で待っていたそうです。

高校時代にも「ジーザス・クライスト・スーパースター」を観劇させてもらい、舞台俳優を目指す想いを強くしたそうです。


小学生からの想いを持ち続けて、実際に舞台俳優になる事を実現させるのはすごい意志の強さですね。

そのきっかけを作ってくれたご両親も喜ばれていることでしょう。

大学在学中の1983年に、三宅裕司さんが主催する劇団「スーパー・エキセントリック・シアター」に入団し舞台俳優になりましたが、生活するためにはアルバイト生活を余儀なくされていました。

ですが、「芝居をするためにアルバイトをする」というスタンスだったため、舞台公演があるたびに休まなくてはいけなく、雇い主にはいい顔をされなかったそうです。

中華料理屋、解体屋、コンビニ、ヒーローショー、警備員、ホストクラブ、カラオケスナックなど、様々なアルバイトを転々としていたそうです。

そして1993年、岸谷五朗さんが29歳の時、映画「月はどっちに出ている」に出演し大ブレイクを果たしました。

在日コリアンのタクシードライバー役が評価され、日本アカデミー賞の新人俳優賞などを受賞しました。

それをきっかけにテレビドラマなどにも出演するようになり、誰もが知る個性派俳優になりました。

伝説のヤンキーでケンカ最強だった

岸谷五朗さんは、昔は地元では名の通った伝説のヤンキーだったそうです。

学生時代は「三多摩の五朗」という異名を持つほど多摩地区では恐れられていたそうです。

ご本人も学生時代を振り返る際は「キレやすく、喧嘩っぱやかった」と語っています。

岸谷五朗さんと共に劇団「地球ゴージャス」を主催する俳優の寺脇康文さんが、お2人で出演したテレビ番組で「出会った中で最強の男はK谷五朗」と答え、20代の頃のエピソードを話していました。

当時、劇団の若手俳優たちと渋谷センター街を歩いていた際、一緒にいた小倉久寛さんに絡んできた若者がいたそうです。


その若者たちを「ツラ貸せや」と、岸谷五朗さんが路地裏に連れ込みました。

それから5分後、路地歌から出てきた若者たちは「すみませんでした!」と謝り、逃げるように去って行ったのだそうです。

たった5分の間に何があったのかと番組で岸谷五朗さんに尋ねていましたが、「それは言えない」と詳細は明かしませんでしたが、相当な迫力だったでしょう。

そんな岸谷五朗さんですが、喧嘩などはしていても学校での態度が悪かったわけではなく、学校には真面目に登校し、在籍するサッカー部の後輩の面倒も良く見ていて「優しい不良」と評判でした。

他の不良から「お前どうして不良やってるんだ?」と言われていたそうです。

悪いことがしたいわけではなく、正義感が強く、短気な上にたまたま喧嘩が強かっただけかもしれませんね。

そのなごりかはわかりませんが、「スーパー・エキセントリック・シアター」に送った履歴書の写真は、特攻服を着たものだったそうです。

採用するには少し怖いですが、インパクトは十分ですね。

三宅裕司さんもそれを面白がって入団に繋がったのかもしれません。

国籍が韓国という噂がある

岸谷五朗さんは「国籍は韓国なのでは?」と言われている事がありますが、岸谷五朗さんが韓国人であるという情報はありませんでした。

東京都武蔵野市の出身で、その後も東京で育っていますので、少なくとも日本出身の日本育ちです。

なぜその噂が出たのかというと、岸谷五朗さんが知られるきっかけとなった映画「月はどっちに出ている」だと思われます。

岸谷五朗さんは映画の中で在日韓国人のタクシードライバーを演じました。

また、「月はどっちに出ている」では相手役のルビー・モレノさんがフィリピン人役を演じ、ブレイクしました。


ルビー・モレノさんは実際にフィリピン人でしたので、岸谷五朗さんも本当の在日韓国人だと誤認識した人が多かったのではないでしょうか。

これからも様々な作品で、素晴らしい演技を見せてほしいですね。

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