諫山創の天才的な仕事!海外の反応まとめ。絵の練習をさぼった過去。影響を受けた好きな漫画

大人気コミック「進撃の巨人」作者である諫山創(いさやま はじめ)さん。

「人の心をえぐる」ような独特のストーリーや画風で、世界中の人を魅了します。

今回は「天才」といわれる諫山創さんの「海外の評価、絵の練習、影響を受けた漫画」などについて詳しく紹介していきます。

諫山創のプロフィール

愛称:ガビ山

生年月日:1986年(昭和61年)8月29日

出身地:大分県日田市(旧大山町)

最終学歴:専門学校九州デザイナー学院マンガ学科卒業

諫山創は唯一無二の「天才」

諫山創の「進撃の巨人」の圧倒的な人気

諫山創さんの代表作「進撃の巨人」は、人を食べる巨人と人類の争いを描いたダークファンタジーです。

電子書籍を含む累計売上が「世界1億部」を超える大ヒットコミック。

2023年現在、世界の総人口が約8億人なので「全世界の8人に1人が進撃の巨人を読んだことがある」ということになります。


海外にも熱狂的なファンがたくさんおり、フランスのTwitterで英語版の作品名「#attack on Titan」がトレンド入りしたことも。

世界中を魅了する進撃の巨人は「いったいどんなラストを迎えるのか」最終話には多くの人が注目しました。

そして、最終話が掲載された2021年5月発売の「別冊少年マガジン」は、発売日の午後には「どこの書店も売り切れ」という状況に。

多くの人を惹きつける「進撃の巨人」には、諫山さんの圧倒的な「センス」がちりばめられています。

天才と称される諫山さんの高い「センス」について解説していきます。

諫山創は「頭脳派」な天才

細部まで巧妙な計算が施された「進撃の巨人」の「すごさ」を紹介します。

進撃の巨人のすごさは「巧妙な伏線」

「進撃の巨人」最大の特徴は「伏線」です。

「伏線が一番多い漫画」といっても過言ではないほど、いたるところに「その先のストーリー」を示唆するヒントがちりばめられています。

例えば、第一話の時点ですでに「物語の結末」を示唆する描写があります。

およそ12年間に及ぶ連載ストーリの結末を、第一話の時点で諫山さんは決めていたのです。


進撃の巨人の「物語の結末」は、たくさんの人がさまざまな予想を立てていました。

ところがその予想はどれも外れ、誰もが想像できないような「衝撃的な結末」を迎えたのです。

しかし、後で読み返すと「結末を示唆するような描写」がたくさん見つかります。

多くの人が「こんなところに伏線が!」「なんで気がつかなかったんだろう」という気持ちに。

「人並外れた想像力」を持つ諫山さんだからこそ、「巧みな伏線による高度なストーリー」を生み出せるでしょう。

巧みな編集技術

諫山さんは漫画のコマを組み合わせる「構成」が非常に上手いです。

これは映画でいう「カメラ割り」のようなもので、絶妙なテンポを生み出すことで読み手を「物語に引き込む手法」です。

例えば、緊張感漂う「人間と巨人の戦闘シーン」。

絶妙なタイミングで「巨人側」と「人間側」の視点が切り替えられています。

この視点切り替えによって、よりリアルなキャラクターの息づかいを演出するのです。

こよのうに「映画的な構成手法」が抜群に上手い諫山さん。


実は「大の映画好き」で有名作品からコアなものまで数多くの映画を見ています。

きっと諫山さんの「ずば抜けた構成センス」は、映画鑑賞によって養われたのでしょう。

「進撃の巨人」は敵も味方もどちらも「悪」

「進撃の巨人」が多くの人を魅了する理由の一つは「主人公が敵と同じ悪の力を持っている」という意外性。

あるとき、主人公の「エレン」に人類の敵「巨人」に変身する能力があることが判明します。

「巨人になれる能力」を使ってエレンは、仲間の「エルディア人」を攻撃してくる「マーレ人」をたくさん殺してしまいます。

エルディア攻撃にまったく関わりない「一般のマーレ人」の命まで奪うエレン。

その姿は、エレンの母親や戦友を食い殺した「巨人」と同じ「悪役」に見えます。

「憎しみ」や「争い」を生み出すのは「仲間を思う気持ち」なのです。

「善人も他の立場からみると悪人」「誰しもが悪人になりうる」という鋭い思想で、諫山さんの作品は「人の心の奥底をえぐる」のです。

諫山創に対する「海外の反応」

世界中の人に読まれている「進撃の巨人」。


特にアニメは海外で非常に人気があり、アメリカや中国を筆頭に、「アニメは子どもが見るもの」というスペインでも幅広い世代が夢中になっています。

では、外国人による実際の評判を見ていきましょう。

アメリカ「BBC News」外国人の諫山さんへの反応

諫山さんは現地の「BBC News」にインタビューされたときのことです。

「すごい尊敬する」「進撃は私の人生」「諫山さんがBBCに出てるなんて、これは夢か?」など。

諫山さんはアメリカの「進撃の巨人」ファンたちから、熱い賞賛を受けました。

ちなみに番組の内容は、「進撃の巨人」を生み出した諫山さんのルーツを、生い立ちから順にさかのぼるもの。

多くの国民が見る「人気番組」に取材されるほど、「進撃の巨人」のアメリカ人気は高いのです。

格闘家デメトリアス・ジョンソンとの対談 外国人の諫山さんへの反応

「海外の格闘家」と「日本の漫画家」という異色の対談企画に呼ばれた諫山さん。

この対談には、たくさんの海外ファンから絶賛の声が寄せられました。

「進撃の巨人は今まで見たアニメで一番好き」「諫山さんに会えるなら死んでもいい」「19歳のときに進撃の巨人を書き始めたなんて信じられない」など。

これらの熱いメッセージから、諫山さんが「海外から高い評価を受けている」ことがよくわかりますね。

諫山創は「絵の練習」をしてこなかった?

「進撃の巨人」の連載が始まったころ「絵が下手」と批判されていた諫山さん。


しかし漫画が進むにつれてどんどん上達し、今では「画力が高い」と評価されるようになりました。

「絵が下手でもいい」と思っていた

専門学生時代は「絵のレベルが低い」というのを認識していたものの、それに対する焦りは感じていなかったようです。

当時はネームが面白ければそれでいいと思っていたからです。

「内容がおもしろければ絵が下手でもいい」という考えで、専門学生の頃は絵の練習はせず、ネームをひたすら書いていたのだとか。

絵の練習の大切さに気が付いたきっかけ

しかしあるとき諫山さんの「絵」に対する考えが変わります。

新人時代「トモダチゲーム」などで有名な佐藤友生さんのアシスタントをはじめたのです。

何かをやれば先生の余計な手間を増やしてしまうという苦い経験を経てからは、画力はネームと同じくらい重要だと気づきました。

プロの仕事を目の当たりにした諫山さんは、自分の力不足に打ちのめされて「漫画家には画力も必要」と感じました。

当然積み重ねなければ結果は出ないので、すぐに絵が上達することはなく「進撃の巨人」連載当初は「絵の拙さ」を指摘されます。

しかし、連載をもつ漫画家として「毎日絵を描く」ことで少しずつ上達しました。


また、ただひたすら描くだけではなく、「絵の練習」も相当したのでしょう。

絵の上達具合から、諫山さんの努力がうかがえます。

影響を与えた諫山創の「好きな漫画」

幼いころから「漫画」が好きだったという諫山さん。

子どもの頃に読んだ漫画は少なからず「進撃の巨人」の内容に影響を与えているはずです。

一体どんな作品を好んで読んでいたのでしょうか。

【諫山創の好きな漫画】

・幽遊白書
・地獄先生ぬ~べ~
・ベルセルク
・ARMS
・おとぼけ課長
・ワンピース
・はだしのゲン
・ジョジョの奇妙な冒険
・シグルイ

諫山さんが「インタビューで名前を上げたことのある作品」を並べました。

進撃の巨人の大人気キャラ「リヴァイ」のモデルは、幽遊白書の「飛影」です。

女性人気を獲得できるキャラクターを作るために、「飛影」を意識して生み出したのが「リヴァイ」だったのだとか。

また、「地獄先生ぬ~べ~」のお気に入りは第34話「人食いモナリザの謎」

「人食いモナリザ」のリアルな恐ろしさが好きなようです。

諫山さんの好きな漫画は、進撃の巨人の「ダークファンタジー」に近い雰囲気のものが多いですね。


また、バトルシーンが特徴的な漫画が目立ちます。

これらの漫画は「進撃の巨人」の世界観に少なからず影響を与えているのでしょう。

諫山さんのルーツである作品、読んでみるのもいいですね。

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