諫山創の現在(2023)と次回作!町山智浩のファン。持ち込みの読み切り作品が無料で読める

「別冊少年マガジン」で約12年間連載された大ヒット漫画『進撃の巨人』の作者・諫山創(いさやま はじめ)さん。

2021年に連載が終了しましたが、2023年現在は今後に向けてどのような計画を立てているのか気になりますよね。

今回は諫山さんの現在(2023)と次回作に迫りつつ、映画評論家・町山智浩さんとのエピソードを確認します。

併せて、少年マガジンにかつて持ち込みをしたという、幻の読み切り作品が無料で読めるサイトを紹介します。

諫山創のプロフィール

本名:非公表

生年月日:1986年8月29日

身長:173cm

出身地:大分県日田市

最終学歴:専門学校九州デザイナー学院マンガ学科

諫山創は現在(2023)、次回作は未定でブラックコメディを構想か

諫山さんの代表作となった『進撃の巨人』は講談社の「別冊少年マガジン」2009年9月9日創刊号から連載開始。

2021年4月9日5月号で完結するまでに、アニメシリーズや実写版などが制作され、大ヒット作品となりました。

特に2013年開始のアニメはシリーズ4作品まで続くほどの人気を誇っています。


2023年には10年続いたアニメシリーズもついに完結するため、最終回を待ち望んでいるファンも多いでしょう。

筆者もアニメ版『進撃の巨人』は何周見返したかわからないほど熱中しています。

単に人類と巨人が戦うというシンプルなストーリーではなく、人と人の間で実際に生じ得る格差や分断などがリアルに描かれた複雑な物語です。

常に受け手の予想を裏切る展開に、毎回瞬きするのも忘れて見入っていたものです。

アニメ派だったにもかかわらず、結末が気になり、我慢できずに漫画版を全部読んでしまったほどでした。

このように受け手を熱中させる手腕に優れた一流漫画家の諫山さんですが、次回作は未定だそうです。

「ブラックコメディを描いてみたい」と語っているため、もし次回作があるとすれば、シリアスな『進撃の巨人』とはひと味違う作品になりそうですね。

ただ大ヒット作品の漫画家ですから、あまりに多忙な日々を送り、ストレスを抱え込んでいた様子。

「この生活をするならもう描きたくない」という趣旨の発言もしており、もしかするとしばらくは新作を出さないつもりかもしれません。

もちろん体が資本ですから、連載を終えた今はゆっくり休んでほしいですよね。

ファンとしては気長に次回作を待っていることにしましょう。

諫山創は町山智浩のファンで実写版「進撃の巨人」脚本執筆を依頼

諫山さんは映画評論家の町山智浩さんを「物語づくりの師匠」と呼び、慕っているようです。

町山さんは多彩な知識を活かし、文筆業やメディア関連業で活躍している人物。


『進撃の巨人』に登場するキャラクター3人のモデルになったとされています。

そのキャラクターはハンジ・ゾエ、ジーク・イェーガー、トム・クサヴァー。

いずれも町山さん同様、メガネをかけているキャラクターです。

特にトム・クサヴァーは町山さんをそのまま描いたと思えるほど、よく似ています。

町山さん自身、どのキャラクターが自分のモデルになったのか、実際のところはよく把握していないようです。

しかしクサヴァーに関しては、その顔立ちを意識して描かれたことは確かでしょう。

しかも3人のキャラクターたちはいずれも「変人」のため、町山さんがやや癖の強い方であることは容易に想像できますね。

諫山さんは「テーマやストーリーに対する考察がすばらしい人で、0から1を生み出すきっかけを与えてくれた」と語っています。

そんな町山さんは、2015年、前後篇2部作で公開された実写版『進撃の巨人』で脚本を担当しています。


樋口真嗣監督、脚本家の渡辺雄介さんとの共同脚本でした。

どうやら諫山さんたっての願いで、脚本チームに加入することになったようです。

町山さんの文才に加え、個性的な風貌と雰囲気が、天才漫画家を魅了してやまないようですね。

諫山創の持ち込み作品・読み切り版『進撃の巨人』が無料で読める

諫山さんはデビュー前、すでに『進撃の巨人』の構想を練って、読み切り作品として描いていました。

読み切り作品は、19歳の時に「週刊少年マガジン」編集部に持ち込んでいます。

持ち込みのきっかけは、在学していた専門学校九州デザイナー学院マンガ学科の集団持ち込み会でした。

上京して複数の少年誌編集部に持ち込み、最後に訪れたマガジン編集部で画力を評価され、担当者が付くことになったのです。

専門学校のイベントがきっかけで、才能を発掘されたのですね。

持ち込み作品は「幻の読み切り版」と言われていますが、現在はインターネットさえあれば、誰でも無料で読むことができます。

ただし絵のレベルは、当然ですが、本誌のレベルには劣っています。

構想段階だったためか、作品の設定も本誌とは所々異なるため、違いを楽しんでみてください。

たとえば本誌では「人類は壁に囲まれて生活」していますが、読み切り版では「樹木に囲まれた場所で自給自足」しています。

また本誌で明かされた「巨人の正体は人間」だったのに対し、読み切り版では「ある団体が作った生物兵器」でした。


さらにアニメ版の戦闘シーンで圧倒的なインパクトを残した、対巨人用「立体機動装置」が存在しません。

最初の構想を土台にしつつも、より読者に受ける要素を研究し尽くした結果、最終的な形が作られていったことがわかりますね。

諫山さんの並外れた想像力と構想力に酔いしれつつ、次回作については、内容を想像しながら気長に待ってみてはいかがでしょうか。

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