「亀田三兄弟」の長男として知られ、世界3階級制覇王者になったこともる亀田興毅(かめだ こうき)さん。
世間には彼の強さや実力を疑う声も、一部にあるようです。
実際のところ、どうなのでしょうか。
それと関連して、空手経験者という話や、リーチについても気になります。
今回は、亀田さんのボクサーとしての能力、他にも引退理由・現役復帰に関して調査していきます。
亀田興毅のプロフィール
本名:亀田 興毅(かめだ こうき)
生年月日:1986年(昭和61年)11月17日
身長:166cm
出身地:大阪府大阪市西成区天下茶屋
最終学歴:大阪市立天下茶屋中学校
所属事務所:亀田プロモーション
亀田興毅の強さは本物!?実力は?
プロデビュー前から「亀田三兄弟」の長男としてメディアに取り上げられるなど、知名度が高かった亀田さん。
プロボクサーとしての実績は素晴らしく、日本人史上初となる世界3階級制覇王者になっています。
しかし、あまりにも名前が売れていたためか、彼のボクシングに関する実力を疑う声も一部にあるようです。
亀田興毅弱い!
— メタボ船長 (@goeimaru) November 19, 2013
そこで、何故そういった事を言われてしまうのか、また実際にはどうなのかを調査していきます。
強さが疑われる理由①対戦相手が弱いから!?
まず大前提として、世界チャンピオンになれるボクサーが弱いわけがありません。
実績そのものを否定することは、競技そのものを侮辱しているに近いことではないでしょうか。
それを踏まえて、何故亀田さんの強さが疑われているのかを探っていきましょう。
よく聞かれる声としては、対戦相手が弱い選手ばかりだったというものがあります。
亀田興毅の対戦相手弱すぎた。もっとランキング上位の相手とやって欲しいな。
— hiroya kido (@dlhk1964) May 7, 2011
こういった話に関しては、もしもといった前提で語ってもあまり意味が無いでしょう。
当たり前ですが、実際に戦っていない相手と対戦したらどうなっていたのかは、誰にも分かりません。
基本的には、実績で判断するしか明確な基準で判定することは困難と言わざるをえません。
亀田さんの戦績を見ると、世界3階級制覇した上で35戦33勝という結果を残しています。
対戦相手が弱いかどうかは、この事実を全て否定する理由にはならないでしょう。
強さが疑われる理由②堅実なスタイルだから!?
亀田さんは、そのイメージに反して、ボクシングスタイルはどちらかと言えば地味なものなのかもしれません。
35戦してKO勝ちは18回ということも、そういった印象につながっているのでしょう。
特に世界戦をやるようになってからは、判定勝ちが多い傾向は確かに見られます。
彼のスタイルは、ガードを固めてカウンターを狙っていくものでした。
「亀田(興毅)も打ち合うのが好きなんだろ?」 いや、亀田兄はピーカブーでガードを固めてカウンター狙いのスタイルだよ?
— まお (@MaoWolfdog) December 4, 2012
あまりリスクを冒さず、判定に有利な有効打を堅実に打っていた印象もあります。
一般的にボクシングは強烈なパンチやラッシュ、それにKOが評価される側面がありますので、見ている人にとって地味に映っていたのかもしれません。
本人もそのあたりは分かっていたようです。
誰もが好きなスタイルではなかったと思うけれど、みんな注目してくれた。
しかし、強さと派手さはあまり関係がありません。
亀田さんが弱いのだとしたら、ガードを固めても対戦相手に勝つことは難しかったことでしょう。
そういった意味では、彼のスタイルの好き嫌いを、強いかどうかの判断に含めることは適切で無いと言えるのではないでしょうか。
実力を渡嘉敷勝男が評価!
亀田さんが強いのかどうかを、素人の目線で語っていても説得力はありません。
なので、実績のあるプロボクサーである渡嘉敷勝男(とかしき かつお)さんの評価を見てみましょう。
彼も亀田さんを含めた「亀田三兄弟」を強いと評価しているようですね。
結局は、亀田さんの実力を疑う声が上がった理由は、リング外での行動に関連していたのかもしれませんね。
亀田興毅は空手をやっていた!リーチは普通!?
亀田さんは父親の教育の一環として、4歳の頃から空手を習っていたようです。
糸東流(しとうりゅう)という流派の道場で学んでいたようで、ジュニア世界チャンピオンになったこともあるそうです。
面白いなあと思うのは、糸東流のジュニア世界チャンプだった亀田興毅選手は、時々空手の中段っぽい技を使っていました。
使いにくいけど、タイミングが合えば良いのかも知れません。 pic.twitter.com/RJ5S0LzFef
— こういち / 空手 (@pelea_y_vence) May 3, 2019
強くなるためというよりは、精神修養といった感じだったようですが、確かにボクシングにも活かされているようですね。
リーチは169cm!
亀田さんのリーチは、169cmであると言われています。
亀田興毅(169cm)と那須川天心(168cm)、階級も元々近いのか。これは盛り上がるな…
— かふお (@yorunokafuka) May 20, 2019
彼の身長は166cm近いそうですので、ほぼそれと同じぐらいでしょうか。
日本人のリーチは一般的に身長±5cmと言われていますので、この範囲に収まっています。
ボクシングにとっては、単純にリーチの長短どちらも一方的に有利わけではありません。
しかし、長い方がパンチの届く範囲が長い(広い)傾向にあることは確かでしょう。
もしかしたら、この関係で亀田さんのボクシングスタイルは、ガードを固める形になったのかもしれませんね。
いずれにせよ、素晴らしい実績を残したボクサーである事実には変わりはありません。
亀田興毅の引退理由は?現役復帰!?
亀田さんは、2015年10月16日に行われた試合に敗れた直後、一度目の引退を表明しています。
試合後「この試合が終わったらやめようと思っていた。きれいさっぱりやめる。ボクシングはオレの人生の一つだが、すべてではない」と現役引退を表明した。
引退理由としては、後の人生を考えた上で退いた方がいいと決断した様子。
冷静な判断が出来るうちに退く事が出来て、次の新たな人生に向かえたら言う事はないけど、出来ひんかったら大変…。
引退後の彼のブログを見る限り、家族と一緒にいる投稿が多いことから、子ども達のためという側面もあったのでしょう。
家族の時間は一番大事。
しかし、後年に衝撃の事実が明かされることに。
実は興毅ファウンダーは左目の視野が大きく欠損しているという。
もしかしたら、左目の視野を大きく失ったことが、引退を決断した最大の理由だったのかもしれませんね。
過去に現役復帰していた!
一度引退した亀田さんですが、2018年1月3日に放送されたインターネットTVの番組内で、現役復帰の意向を表明。
「自分もやり残したことがある。やらなければならない試合がある。それがもしできるのであればもう一回リングに上がろうと、現役復帰しようと思う」
元WBC世界フライ級王者ポンサクレック・ウォンジョンカムさんとのマッチメイクが予定されました。
しかし、ライセンスの問題で最終的には公開スパーリングという形に。
その試合に勝利したものの不完全燃焼だったのか、亀田さんはローマン・ゴンサレスさんとの対戦を希望し現役続行。
結局そのマッチメイクは実現せず、二度目の引退表明をする形になりました。
2度目の引退となります。
何を言っているんだと思う方もいらっしゃると思います。申し訳ございません。
メディアに注目されることによって、良いことも悪いこともあったであろう亀田さん。
強さや実力を疑問視する声もありましたが、実績が全てを物語っています。
空手経験者であるという話やリーチに関しても調べてみましたが、いかがでしたでしょうか。
引退理由や現役復帰に関しては、左目のコンディションを考えると、広く知られているものとはまた違った物語があったのかもしれませんね。
亀田さんの残してきた結果が日本人ボクサー史上トップクラスであることは事実ですし、これからもプロモーターとして日本ボクシング界を盛り上げていってくれることでしょう。
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