2023年は安全地帯41周年、ソロデビュー36周年という節目の年となった玉置浩二(たまき こうじ)さん。
アニバーサリーイヤーということでSNSも盛り上がりをみせていますが、「ライブのチケット取れない」と嘆くファンも多いですね。
まずはライブやイベントのチケットが入手困難になっている現状をはじめ、ファンクラブ会員は確実にチケットを取れるのか、またファンクラブ会員数についてみていきます。
「Arcadia -理想郷-」と銘打たれたシンフォニックツアーのファイナルを飾る舞台となった河口湖ステラシアターには、玉置さんにまつわる伝説がありました。
近年、大好評を博しているオーケストラ公演についても取り上げます。
玉置浩二のプロフィール
本名:玉置浩二
生年月日:1958年(昭和33年)9月13日
身長:177cm
出身地:北海道旭川市
最終学歴:北海道旭川農業高等学校中退
所属事務所:SALTMODERATE
玉置浩二のチケット取れない現状について
玉置浩二さんはライブやイベントのチケットが取りにくいアーティストの一人です。
2022年には全国の都市11会場でのオーケストラツアーを開催しましたが、本ツアーでもチケットは一般発売と同時に完売。
特別追加公演として、河口湖ステラシアターでの2日連続公演が決まりました。
ネット上には、「昔は一般販売でも簡単に取れたのに、最近はとても無理」「玉置さんがこれほど人気だとは……」という落胆の声も少なくありません。
デビュー40周年迎えた安全地帯、11月にワンマンライブ開催https://t.co/P0nZkfhUJ2 pic.twitter.com/5AokUZs6oJ
— 音楽ナタリー (@natalie_mu) July 25, 2022
チケットが入手困難になった理由としては以下のことが考えられるでしょう。
ひとつは、80年代から90年代にかけて、玉置さんはとかく女性関係のスキャンダルが先行してしまい、音楽的評価について語られることがあまりなかったのですが、ここ数年はアーティストとして再評価されていること。
もうひとつは、感染症対策のため100%の収容率で開催されるとはかぎらないこと。
チケットを確保しやすくするにはファンクラブに入会し、一般発売に先駆けて先行予約をするのが一般的な方法ですが、ファンクラブ会員でも抽選で何度も落選した人がいたり、会員なら必ず取れると言う人がいたりとまちまちです。
安全地帯のチケット、また落選。
当選確率上がるやつ使ったのに!!— ドラ (@givj_50) September 16, 2022
9月12日の名古屋が中止になったから、安全地帯のコンサートに夢を託してたのに、残念ながら落選でした😭
見放されてるような寂しい気持ちです🥹
せめて、手元にあるチケットが希望の架け橋になって欲しいです✨🎫✨😊 pic.twitter.com/TM2RbOGhfb— ぶーちゃん (@antama1966) September 18, 2022
安全地帯、当落メール📩
メール開くのにめちゃめちゃ緊張した😵💦💦
29、30、S席当選✨✨
安全地帯に会える~⤴️
今からめちゃめちゃ楽しみ😂— TK地帯 (@TK50686965) August 17, 2022
公式サイトをみると、「先行予約はご当選や良席をお約束するものではございません」と明記してあり、公演によっては先行予約を行わない場合もあるとのこと。
予約開始時間を待ち構えるようにして申し込むのがベストですが、仕事や学校で忙しいとチャンスを逃すこともあるでしょう。
こうなると、チケットをゲットできるかどうかは運しだいとしかいいようがありません。
ファンクラブ会員数は不明
公式ファンクラブ「Cherry」は、玉置浩二さんと安全地帯の年会費制ファンクラブサイトです。
チケット先行予約の資格を得るには有料会員の登録が必要です。
入会金1,050円(税込)、年会費4,200円(税込)を支払えば会員限定の最速チケット先行受付に申し込めるのですから、やはり魅力的ですね。
ただ予約数には限りがあるため、抽選となる場合が多いよう。
玉置浩二×オーケストラ 2023年ツアーのCherry会員先行予約は2022年12月1日午後3時よりスタートしましたが、本受付も抽選予約とのこと。
限られた予約数に申し込みが殺到し、それが多ければ多いほど競争率もあがるわけですから、やはりファンクラブ会員数と予約数は気になります。
いったいどれくらいの会員がいるのか、ファンクラブがもっている枠がどれほどあるのか知りたいところですが、そのあたりは公表されていないようですね。
河口湖ステラシアターは玉置浩二が切り拓いたArcadia(理想郷)
Arcadia(理想郷)オーケストラツアーのファイナルは、2022年6月11日、12日に河口湖ステラシアターにて開催されました。
ここは彼方に富士山を望む野外音楽堂として、クラシックからJ-POPまで幅広いジャンルの公演が行われてきた場所です。
玉置浩二さんにとっても深い縁のある場所でした。
1994年、同シアターは日本では類をみない野外シアターとして計画されるも、建設をめぐって近隣住民から疑問の声が投げかけられることも少なくなかったといいます。
それは建設作業員も同じで、このような音楽ホールを河口湖に建てる必要があるのかと先行きに不安を感じていたそうです。
そうした閉塞感を吹き飛ばしてくれたのが玉置浩二さんでした。
1994年初夏、レコーディングで札幌に滞在していた玉置さんは河口湖の音楽堂建設の状況を知人のプロデューサーから聞き、翌日に建設現場に足を運びます。
そこでおもむろにギターをかき鳴らし、作業員を鼓舞。
そして地べたに座り込み、歌い続けました。
突如現れたスターにみんなびっくり。
いつのまにか、語りかけるような歌声と励まされる歌詞に誰もが作業の手をとめて聴き入っていたのです。
翌日から、建設現場の空気はがらりと変わりました。
自分たちの仕事は無駄ではなく、きっと未来につながる。
現場の士気は高まり、不安は期待へと変わっていたそうです。
音楽の力を物語るエピソードですね。
28年を経て河口湖ステラシアターに立った玉置さんの目にはどのような景色が映っていたのでしょうか。
玉置浩二はオーケストラとコラボで新境地
オーケストラとコラボしたシンフォニックコンサートで新境地を切り拓いた玉置浩二さん。
2020年の紅白歌合戦には特別企画枠で24年ぶりに出場し、オーケストラを率いて『田園』を熱唱しました。
生きていくんだ
それでいいんだ#田園#玉置浩二#紅白歌合戦2020 pic.twitter.com/75qX9h6plJ— 神那愛 (@RmKanae) December 31, 2020
河口湖ステラシアターのコンサートは、世界的指揮者である大友直人さんが率いる群馬交響楽団の重厚な音色に玉置さんの情感豊かな歌声が重なり合い、名演となりました。
オーケストラ公演の全国ツアーは2023年も組まれていることから、この試みは今後もしばらく続くと思われます。
チケットが取れないという厳しい状況が続く玉置浩二さん。
これは高い人気の証明であり、玉置さんが日本の音楽シーンにとって宝物であることをあらためて感じます。
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