テレビドラマ『妻、小学生になる。』での演技が好評で、幅広い世代から指示される実力派俳優・堤真一(つつみ しんいち)さん。
シリアスからコミカルまで幅広くこなす巧者ですが、普段の性格はどちらかというと「面白い」のだそうです。
今回は堤さんの性格と関西弁が「面白い」という情報と、演技力が「すごい」という評判の両方に迫りましょう。
あと堤さんは冴えない男の役を演じさせたらめっちゃ上手いな #妻小学生になる #つましょー
— わたしちゃん (@tv__sksksk) January 21, 2022
久々観たけど相変わらず面白いし良い映画だ☺️#岡田准一#堤真一#フライダディフライ pic.twitter.com/B8DRVJATnC
— 白水友也@itsuzai (@szu7yuya) January 10, 2023
堤真一のプロフィール
本名:堤真一
生年月日:1964年7月7日
身長:179cm
出身地:兵庫県西宮市
最終学歴:西宮市立西宮東高等学校
所属事務所:シス・カンパニー
堤真一の性格は気さくで普段は関西弁
堤さんは標準語で台詞を話すことが多いものの、ご本人は兵庫県出身のため、普段は関西弁を使って話します。
舞台挨拶やバラエティ番組では笑顔で関西弁を披露しており、気さくな性格であることがうかがえます。
2019年12月11日に都内で開かれた映画『決算!忠臣蔵』の舞台挨拶では、大阪府出身の岡村隆史さんと関西弁でやり取り。
この日の様子を収録した以下の動画では、ツッコミを入れつつ、お客さんを楽しませようと気を配る2人の姿を確認できます。
堤さんの親しみやすい語り口調とすてきな笑顔が魅力的ですよね。
シリアスな演技を披露する姿とはまったく異なる、人間味に満ちた優しい姿に癒されるファンは多いでしょう。
堤真一がバラエティ出てるときはめっちゃ関西弁で喋るから演技してるときとは別人みたい
— ヒム子 (@himukokaito) November 10, 2021
お笑いの本場である関西出身ですから、現場でも周囲の人を笑わせるのが大好きだそうです。
共演者が緊張しないよう、積極的に笑顔で面白い話をして、ムードメーカーになってきました。
舞台でもひょうきんな演技を度々披露し、芸人に匹敵するほどレベルの高いコミカルなアドリブを盛り込んできたそうですよ。
お客さんへの旺盛なサービス精神と、共演者に対する優しい気配りができる点で、プロの表現者にふさわしい人ですね。
ちなみに堤さんは自身の性格について「サボりたがる」と語っています。
物事に対して真面目に全力でぶつかるのではなく、やるべきことを後回しにしがちな性格だそうですよ。
仕事で成果を出している優秀な俳優ではありますが、真面目に仕事に取り組むより、楽しいイベントで遊ぶ方が好きなのでしょう。
だからこそバラエティ番組や舞台挨拶も「100%仕事」とは思わずに、「半ば遊び」くらいの感覚で楽しんでいるのかもしれませんね。
堤真一は面白いが芸人を目立たせることも忘れない
堤さんは面白い性格の人ですが、決して暴走することはありません。
特にバラエティ番組では周囲と常に一線を引いて、俳優らしく客観的に自分のふるまいを計算している印象があります。
なぜならバラエティ番組の主役は、芸人やタレントであるためです。
彼らの印象が薄くならないよう、堤さんは面白い話を披露しつつも、引くべき時は一歩引いています。
ハイテンションでありながら羽目を外さず、本来目立つべき存在が目立つよう常に気を配っているのです。
ここまでバラエティ番組に必要な計算と気配りができる俳優は、なかなかいないのではないでしょうか。
決して出しゃばらず、あくまでゲスト俳優としての領分内で番組を盛り上げられる稀有な人材といえます。
堤真一の演技力は高い
ドラマ『SP 警視庁警備部警護課第四係』や映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』などで演技力を高く評価されている堤さん。
特に2008年10月4日に公開された映画『容疑者Xの献身』では、場を支配する圧倒的な演技力を披露しました。
演じたのは、殺人を犯した隣人の母子を救うため、彼女たちのアリバイを作り上げた数学教師・石神役です。
堤さんは役柄が持つ「母子への深い愛情と思いやり」「人生への諦め」といった複雑な感情を巧みに表現しました。
表情・全身から漂う悲哀とにじみ出てくる激情が、画面を通して見る人の胸を打つすばらしい演技でした。
「容疑者Xの献身」の原作小説を読み終えていて、実写映画化が発表され石神役が堤真一さんと発表されたとき「格好良すぎ、ミスキャストでしょ」と批判的だったけれど、映画を見ると「石神だわ」と感心したから役者は本当にすごい。
— Hijiri Amata (@Hijiri_0181) September 24, 2022
最後の「どうして!」という石神のセリフは堤真一さんによると「最初は”ここまでやったのに、どうして?”という叫びかなと思ったけど違うなと。初めて愛情というものが分かったんだなって…。人間の営みは数学的に進まないことを知ったんです」とのこと。改めて堤さんの演技すごいな。#容疑者Xの献身 pic.twitter.com/6MbseMgSEa
— タイプ・あ~る (@hitasuraeiga) September 24, 2022
これほどの演技ができる俳優と同時代に生きていることが嬉しくなるほどの名演です。
未見の方、堤さんの演技の良さがイマイチわからない方はぜひ『容疑者Xの献身』を見てみてくださいね。
堤真一の演技がすごいのか疑問という人も
高い演技力が評価されている堤さんですが、中には「どうすごいのかわからない」という意見もあります。
味わい深い演技をする人ではあるものの、際立つほどのすごさがないように思える人もいるのです。
演技力の点でよく比較されるのは、大泉洋さんや香川照之さんといった、同時代の演技力が高い俳優たちです。
堤さんに個性がないわけではないものの、大泉さんや香川さんは強烈な個性を存分に発揮することが多いですよね。
顔立ちも彼らの方がよく目立ちますし、比較してしまうと、どうしても堤さんの方が地味に見えてしまうのでしょう。
結果的に、より強烈な演技を好む人は「堤さんの演技はさほど際立っていない」と感じるに違いありません。
だたし、決して存在自体が「かすんでしまう」わけではありません。
個性的な俳優が活躍している現代において、手堅い演技を安定的に供給できる堤さんは間違いなく一流の俳優ですね。
関連記事
堤真一、実家は家族構成4人。父親は熊本出身。母親は小料理屋&姉は元ウグイス嬢
堤真一の妻は深津絵里似の一般女性、結婚はいつ?年齢は16歳年下&現在は娘2人で4人家族
堤真一、自宅は世田谷の噂。年収2億?愛犬はゴン&愛車の事故はデマ
堤真一、若い頃はJACでかっこいいイケおじ!筋肉維持?髪型がおしゃれ&似てる俳優は松坂桃李
深津絵里の性格はマイペース。西田尚美と似てる&魅力は演技力の高さ