長嶋茂雄の伝説と面白い話まとめ&天然な性格から生まれたエピソードは本物?

長嶋 茂雄(ながしま しげお)さんは野球選手として見事な成績を残しただけでなく、生まれ持ったスター性からミスターの愛称で広く愛されました。

陽気で天然な性格は野球にとどまらず、プライベートでも数々の伝説を残しています。

今回は長嶋さんのエピソードの中でも選りすぐりの話をまとめてたのでご覧ください。

長嶋茂雄のプロフィール

本名:長嶋 茂雄(ながしま しげお)

出身地:千葉県佐倉市

生年月日:1936年2月20日

投球・打席:右投右打

ポジション:三塁手

在籍球団:読売ジャイアンツ

長嶋茂雄の伝説① 天覧試合

長嶋茂雄さんの伝説は枚挙にいとまがありませんが、その中でも別格なのは天覧試合でのサヨナラホームランと断言しても異論はないでしょう。

天覧試合は天皇・皇后両陛下のご臨席を賜った試合のことを指し、プロ野球では1959年6月25日に執り行われた巨人対阪神戦のみがこれに該当します。

試合は藤田元司さん(巨人)と小山正明さん(阪神)の先発で始まり、長嶋さんや王貞治さんらのホームランも飛び出すなど見ごたえのあるものでした。


まさに”がっぷり四つ”となった試合は同点のまま9回裏を迎え、両陛下がご退席される21時15分の3分前に長嶋さんへ打席が回ってきたのです。

一打サヨナラ、しかも観戦していただける最後の打席という極めて特殊な状況の中、長嶋さんはレフトポール際にサヨナラホームランを放って試合に決着をつけました。

長嶋さんはホームベースを回っている途中で拍手をしている両陛下の姿を目の当たりにし、のちに「野球をやっていて良かった」と当時を振り返っています。

ここまでの話を見ると「さすがはミスター」と思ってしまいますが、前夜に愛用のバットを枕元に並べて寝たという少し意外なエピソードもあったそうです。

2023年現在に至るまで唯一の天覧試合でサヨナラを含む2本のホームランを放った伝説は、これから先も色あせることなく語り継がれていくことでしょう。

長嶋茂雄の伝説② 職業欄に長嶋茂雄

少し硬めだった前項の次は長嶋茂雄さんの面白い伝説を見ていきましょう。

旅館やホテルでチェックインをする際に名前や住所を記入をしますが、長嶋さんは職業の欄に「長嶋茂雄」と書いたことがあるそうです。

この伝説を知った時は”何ともミスターらしい”と笑ってしまう一方、冷静に考えると”いや、間違ってないのでは?”と思わせる凄さがあります。

長嶋さんほどの知名度と実績があれば通じてしまいますし、ある意味で人格や人生そのものを含めれば「職業欄:長嶋茂雄」は間違いとも言えません。

ついつい書いてしまった面白エピソードというよりも、あながち間違ってないのではと人々に考えさせること自体が長嶋伝説と言えるでしょう。

他にも住所欄に「大田区 長嶋茂雄」と書いて届いたという伝説もあるそうですが、好きな四文字熟語を聞かれた際に”長嶋茂雄”と答えた件は謎のままです。

長嶋茂雄の面白いエピソード集

この項目では長嶋茂雄さんが生み出した面白いエピソード集を紹介します。


・寿司屋の大将に「ヘイ。シェフ!」

・トイレでファンに声をかけられ、用を足しながら体ごと相手の方を向く

・徳光和夫さんに美味しい蕎麦屋を紹介され、本人の目の前でカツ丼を注文

・松井秀喜さんを全裸で素振りさせ、太ももに当たる袋の音で調子を判断する

・1度もバースデーアーチを打ったことが無いと嘆く(2月20日は開幕前)

・「I live in Tokyo」の過去形を聞かれて「I live in Edo」と言ってしまう

まだまだ数えきれないぐらい爆笑エピソードはありますが、さすがにキリが無いので抜粋して紹介しました。

上記のエピソードを普通の人がやったら大変なことになりますが、長嶋さんだと違和感が無いどころか”むしろ当然”と受け取ってしまう恐ろしさがあります。

長嶋さんがやると際どいエピソードであっても笑い話になるのは築き上げた人柄の賜物と言えるでしょうね。

長嶋茂雄の天然な性格は本物なのか?

最後に長嶋茂雄さんの天然な性格が本物なのかどうかについて見ていきます。

今回の記事では真面目な伝説から面白いエピソードまで紹介をしましたが、その根底にある”天然な性格”が本物なのか演技なのかはわかっていません。

少し邪推をすると陽気で天然な「長嶋茂雄」を演じ、野球界のヒーローとして人生を捧げたとも考えられます。

いわゆる「ON」の王貞治さんが「剛」であれば長嶋さんは「柔」で、野村克也さんが「夜」であれば長嶋さんは「昼」という対比の構図は少なくありません。


この点は球界のタブーであり最大の謎といえる部分ですが、仮に演技の部分が多少あったとしても長嶋さんが真相を明らかにすることは考えにくいです。

むしろ、私たちは天然な性格の真偽を探るのではなく、長嶋さんの生き様を受け入れて明るく楽しく過ごすことが「ベストなウェイ」なのかもしれませんね。

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