長嶋 茂雄(ながしま しげお)さんは千葉県佐倉市が誇る不世出の大スターにもかかわらず、大切な生家が廃墟になってしまったというニュースが話題を集めているそうです。
一時は市内でも有数の観光名所にもなった生家にいったい何があったのでしょうか。
今回の記事では長嶋さんの生家や実家、両親や兄弟についてリサーチしていきます。
長嶋茂雄のプロフィール
長嶋 茂雄
2186試合 .305(8094-2471)
444本塁打 1522打点 190盗塁 5犠打巨人(1958-1974)pic.twitter.com/xv5rPh7nSJ
— プロ野球通算成績bot (@npb_player_bot) January 5, 2023
本名:長嶋 茂雄(ながしま しげお)
出身地:千葉県佐倉市
生年月日:1936年2月20日
投球・打席:右投右打
ポジション:三塁手
在籍球団:読売ジャイアンツ
長嶋茂雄の生家が廃墟になった理由
まずは長嶋茂雄さんの生家が廃墟になったという衝撃的なニュースを見ていきましょう。
長嶋さんの生家は千葉県印旛郡臼井町(1954年3月31日に合併して佐倉市と改称)にあります。
ジャイアンツに入団して一躍スターになったことから生家はファンにとって聖地となり、なんと観光バスまでもが立ち寄るという佐倉市屈指の観光名所となりました。
政治家や有名人の生家が観光名所になることは多々ありますが、スポーツ選手の自宅にファンや観光客が殺到するあたりも「さすがはミスター」といったところでしょうか。
そんな中、2016年10月に「NEWSポストセブン」が長嶋さんの生家が廃墟になっていること報じ、掲載されていた雑草まみれになった姿は多くのファンに衝撃を与えました。
長嶋茂雄の生家が廃墟化で近隣から苦情 不法投棄被害もhttps://t.co/KbXHQAPffY pic.twitter.com/HTYhjYzImX
— NEWSポストセブン (@news_postseven) October 5, 2016
ここまで生家が荒れ果てたのは長嶋さんの無関心や経済的なものではなく、家を財産として相続した兄や息子(甥)がメンテナンスをしていなかったことが要因とされています。
廃棄に至った事情を調べると、2011年頃に相続人である兄が亡くなったこと、引き継いだ息子もすでに結婚をして違う場所に家を建てたという背景がありました。
ただ、第一報となった「NEWSポストセブン」は近隣住民から苦情が出ているとしていますが、続報を出した「AERA dot.」は苦情の声は特に無かったとしています。
【「苦情の話はどこから?」長嶋茂雄の生家が一部取り壊しで近隣住民戸惑い】https://t.co/iUIV3pzWxw
苦情はどこからって、最初の女性セブンは「町内会の会長も本誌・女性セブンの取材にこう証言する。」って書いてますやん。どっちかが嘘書いてるの?
— 中山智/旅人ITライターさとる#AD/PR (@yenma) September 29, 2019
住民全員が同じ意見で統一されているわけではないので誤報とまでは言えませんが、取り上げ方や報じ方で読者が持つ印象は大きく変わるという典型例ですね。
ちなみに、2023年現在は生家の解体も完了して大半が売却済みになっているとのことでした。
実家の両親は一般人として生活
この項目では長嶋茂雄さんの両親や職業について見ていきましょう。
茂雄さんの父親・利(とし)さんは家業の農家を継がずに役場勤めの公務員となり、のちに収入役や助役(2007年3月に副市町村長に改称)にまで出世をしました。
当時の長嶋家の経済状況はさすがに分りませんが、公務員の収入に加えて持っていた農地を貸していたことを踏まえると平均よりも余裕がある家庭だったかもしれません。
また、利さんは若い頃に村の芝居関係で女形を演じていたことがあるそうなので、茂雄さんの華麗なしぐさは父親から受け継いだ才能と言っても過言ではないでしょう。
母親のチヨさんに関しては目立った情報が無いので職業などは不明ですが、利さんの死後に行商に出て家計を支えたという話があるので元々は専業主婦だったと考えられます。
ちなみに、チヨさんは茂雄さんのプロ入りに際し「在京球団」を希望したことがジャイアンツへの入団に繋がったので、母親はミスター・ジャイアンツの生みの親でもあったと言えますね。
トシ・ナガシマは父親の可能性が高い
長嶋茂雄さんの家族について検索をすると「トシ・ナガシマ」という名前が浮上します。
名前の表記を見る限りでは日本人というよりも日系の外国人という気がしないでもないですが、家族の中に外国と繫がりのある人は確認されていません。
ただ、一部のプロフィールサイトなどでは外国基準に合わせて姓と名を反対に表記するところもあるので、特に深い意味もなく父親の利(とし)さんである可能性が高いでしょう。
この件に関してはこれ以上、考察のしようが無いので「トシ・ナガシマはおそらく父親」という結論で締めさせていただきます。
長嶋茂雄は4人兄弟の末っ子だった
最後にあまり知られていない長嶋茂雄さんの兄弟(きょうだい)をチェックしておきましょう。
茂雄さんは4人きょうだいの末っ子で、上には兄・武彦(たけひこ)さん、姉の春枝(はるえ)さんと藤枝(ふじえ)さんがいます。
きょうだいの皆さんは一般人ということもあってほとんど情報はありませんが、武彦さんは少年野球の経験者で年齢は茂雄さんの7歳年上ということが明らかになっていました。
茂雄さんは兄の影響を受けて野球を始めたという経緯があるので、仮に武彦さんが違うスポーツをしていたら”ミスター・ジャイアンツ”は誕生しなかったかもしれませんね。
また、生家が廃墟になった項目で紹介したとおり武彦さんは実家を相続して住み続けましたが、残念ながら2011年頃に亡くなってしまったそうです。
姉たちについては職業どころか近況すら明らかになっておらず、どのような日々を過ごしているのかも全く分かりませんでした。
もっとも、いくら末っ子の茂雄さんが不世出の大スターでも”きょうだい”にはそれぞれの人生や人格があるので、あまり深入りをしないことが良いかもしれませんね。
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