森山直太朗(もりやまなおたろう)さんは2002年11月27日にシングル「星屑のセレナーデ」でメジャーデビューしました。
2003年3月5日にリリースした2ndシングル「さくら(独唱)」がじわじわとヒットし、最終的にはミリオンセールスを記録し、一気に人気歌手の仲間入りを果たしました。
森山良子さんの息子という話題性や、ご自身のコミカルなキャラクターもあり、それ以降は男性シンガーの中でも独特な立ち位置で活躍しています。
そんな森山直太朗さんの天才的な歌声や歌い方についてなど、お伝えします。
森山直太朗のプロフィール
本名:森山直太朗
生年月日:1976年(昭和51年)4月23日
身長:172cm
出身地:東京都渋谷区
最終学歴:成城大学経済学部卒業
所属事務所:セツナインターナショナル
森山直太朗は天才シンガー
森山直太朗さんは世間的には「さくら(独唱)」でデビューするや否や、森山良子さんの息子という話題性もありすぐに人気を獲得した、というイメージがありますが、実はメジャーデビューする前にはインディー活動もしており、「さくら(独唱)」もデビューシングルではなく2ndシングルでした。
「さくら(独唱)」が出た当時は森山良子さんの息子ということもあまり知られておらず、後々「実は・・・」という感じで大物ミュージシャンの息子という事が世間に知れ渡っていったという感じでした。
「さくら(独唱)」は、リリース直前の2003年1月から3月にかけてテレビ番組「世界ウルルン滞在記」のエンディングテーマ曲として使用されていました。
ですが、旅行番組のエンディングに少し流れる程度で、さほどフィーチャーされていたわけではありませんでした。
また、当時は森山直太朗さんは事務所に所属しておらず、宣伝費がほとんとかけられないという状況もあり、自ら全国のレコード店を巡回したり、地方のラジオ番組に出演したりする程度のプロモーションしかできませんでした。
「さくら(独唱)」の発売時点の初回プレスはたった約1200枚で、CDがよく売れている当時としてはものすごく少ない数字でした。
ですが、楽曲を聞いた人の口コミなどで徐々に話題になり、発売から9週目でついにオリコンチャートで1位を獲得するまでになりました。
それもひとえに、楽曲の素晴らしさはもちろん、森山直太朗さんの持つ、人の耳や心に残る歌声があったからではないでしょうか。
「さくら(独唱)」は「独唱」という名のタイトルの通り、コーラスや色んな楽器の音のない、最低限のピアノ伴奏の上で森山直太朗さんが独唱するスタイルのアレンジです。
アップライトのピアノの伴奏に、スウェットとジーンズ姿の森山直太朗さんが歌い上げるミュージックビデオは、至る所で目にすることができました。
そのミュージックビデオを目にする度に耳に入ってくるのは、地声で歌い上げ、特徴的な裏声を自由に操り、独特な歌い方で世界観を作り上げる天才シンガー・森山直太朗さんの歌声でした。
この歌声なしに「さくら(独唱)」のミリオンヒットはなかったでしょう。
特徴的な裏声を自在に使い、音域は広くないが高い歌唱力で聴かせる独特な歌い方
森山直太朗さんの歌い方は独特です。
特に、裏声の出し方に特徴があり、モノマネをする方はこの裏声の出し方をマスターし、誇張してモノマネしていますね。
森山直太朗さんの裏声は、普通の裏声よりも太く、しっかりした音の印象があると思います。
それは、他のシンガーよりも裏声を鼻腔を使って裏声を響かせているからです。
また、普通は地声で出ない音域を裏声で補うように使うのですが、森山直太朗さんの場合は地声で出る音域のメロディーでもニュアンスをつけるために裏声を使用しています。
歌い始めの「ぼくらは きっと待ってる」の「と待ってる」の部分で裏声を使っていますが、普通のシンガーなら「と待っ」を裏声で歌い、「てる」は地声で出すでしょう。
ですが、森山直太朗さんはフレーズの最後まで裏声で歌い、低い音程で使う裏声に「森山直太朗っぽさ」を感じることができると思います。
その手法は1曲の中でもかなりの頻度で使われていて、それが森山直太朗さんの独特な感じを出しています。
音域に関してはそこまで広いシンガーではなく、一般的な男性とそんなに変わりないでしょう。
森山直太朗さんの歌い方でもう1つ特徴的なのは、母音を強めに出している所でしょう。
「さくら(独唱)」の歌い出しの「ぼぉーくらはぁー」でも母音が強調されているのがわかると思います。
母である森山良子さんも同じように母音を強く出すタイプのシンガーですので、影響を受けている所があるのかもしれません。
しっかりとした地声と、特徴的な裏声の使い方、そして日本語の発音、それらが合わさって独特な森山直太朗さんの歌世界が作られています。
森山直太朗の使用ギター
森山直太朗さんは基本的にはMartinのギターを使用されています。
こちらの「夏の終わり」で弾いているのはMartin D45K2 CUSTOMです。
弾き語りのイメージも強い森山直太朗さんですが、意外とギターを手にしたのは遅めで、19歳の頃だったそうです。
音楽一家の出身なのでもっと早く楽器には触れていそうですが、そうでもなかったようです。
初めて買ったギターもMarinのギターで000-18というヴィンデージギターだったそうです。
これからもギターの響きと共に、素晴らしい歌声を聴かせて欲しいですね。
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