三浦建太郎の画力が凄い!アシスタントなしはデマ。森川ジョージが天才と絶賛&ベルセルクの続き再開

2021年5月6日、急性大動脈解離のため亡くなった漫画家の三浦建太郎(みうらけんたろう)さん。

その早すぎる死に、世界中のファンが悲しみました。

その卓越した画力やアシスタントの有無について、またはじめの一歩の森川ジョージさんが天才と絶賛したのか否か、気になるベルセルクの続きについて調べてみました。

三浦建太郎のプロフィール

愛称:三浦先生/ミウケン

生年月日:1966年(昭和41年)7月11日

出身地:千葉県

最終学歴:日本大学藝術学部美術学科

三浦建太郎の画力がすごい!

マンガ好きの間で、必ずといっていいほど画力がすごい漫画家として名前が挙がる三浦さん。

レベルが高く、コナンの青山剛昌さんも卒業された日藝の美術学科出身者としても知られていますが、実は生育環境も良かったことをご存知でしょうか。

実家ではお母様が絵描き教室を営まれ、お父様はCMの絵コンテなどを作るデザイナーをされていました。


ご両親は武蔵野美術大学で出会われて学生結婚をされたとのことで、画力の凄さは血筋とも言えるかも知れません。

お父様のCMの絵コンテなども目にする機会が多かったそうで、のちに漫画家になった三浦さんにとっては、良い環境だったとご自身でも話されています。

この辺りのお話は「地獄楽」の賀来ゆうじさんとの対談や、ジャンプの鳥嶋和彦元編集長などとの対談での内容です。

ちなみに学生時代の成績は

他の成績は3とかでダメでしたけど、図工だけが4とか5とか(笑)

だったそうですよ。

高い画力を裏打ちするものとは

2002年には手塚治虫文化賞を受賞し、国内外問わず作品のクオリティや画力の高さを絶賛されている三浦さん。

芸大出身、ご両親が絵をご職業にされている以外にどんな要素があるのでしょうか。

実は隅々まで書き込まれた作画は、北斗の拳の作者原哲夫さんの影響だと話されていました。

アシスタントなし説は嘘!

「アシスタントなし説」が流れている三浦建太郎さん。

漫画でよくある、メインキャラクター以外のキャラのいわゆるモブキャラの画風が異なるということが少ないことから発生した理由と、先生が、以前全て自分で作画しているとご発言されたことがそういった説の元となっているのでしょう。


「ベルセルク」については、地面、兵士などを除いてキャラクターについてはそれで間違いありません。

しかし、結論ですが、アシスタントはいらっしゃいます。

キャラクターから背景までだいたい1人で描いていて、アシスタントにはトーン貼りや建物なんかをお願いしています。

ベルセルクと並行して、「ドゥルアンキ」のプロデュースと原作もされていた三浦さん。

彼は、漫画家の中では群をぬいて緻密な画風であるため、アシスタントなしではそれほどの仕事量をこなすのは、現実的には難しいでしょう。

スタジオ我画というアシスタントのための企業がある

ちなみに、三浦さんが立ち上げた、長年雇用しているアシスタントの地位向上と生活の安定化のため、スタジオ我画という会社があります。

帝国データバンクによると、有限会社の形態であるようです。

自ら詳しく2019年9月にインタビューで答えられているのが以下です。

通勤で働いているアシスタントは3人。リモートで仙台の子が1人います。

ただし、コロナ禍突入以前ですので、その後、勤務形態は通勤からリモートに切り替わっている可能性もあります。

もちろん、ご逝去により、現在スタジオ我画内に大きな変化は起きていると思われます。

過去に、三浦さんのアシスタントをされていた著名な漫画家に「拳闘暗黒伝セスタス」の技来静也(わぎらいしずや)さんなどがいらっしゃいます。

森川ジョージが天才と絶賛?

「はじめの一歩」の森川ジョージさんが、三浦さんの生前、またその後に語られている話が話題になりました。


森川さんにアシスタントとして紹介された、当時の18歳の芸大学生だった時の画力に驚いたというエピソードです。

2016年のインタビューで語られたエピソードがあります。

三浦さんの絵を初めて見たときの反応を見てみましょう。

アシスタントをさせているのはもったいない、自分の漫画を描いて世の中に出て欲しいとすぐに帰らせたというエピソードが人格者らしい森川さんらしいですね。

また、三浦さんの訃報のあと、2021年5月20日にも再度一連の思い出を語られています。

ベルセルクの続きは始まっている

2021年5月に54歳の若さで逝去された三浦さん。

「ヤングアニマル」誌で連載していたベルセルクも未完の大作で終わるとファンも諦めていました。

しかし、年を明けた2022年6月に白泉社から、ベルセルクの続きがヤングアニマルに掲載されることが発表されました。

決して、完結までの下書きやネーム(セリフやコマ割り)が残されているわけではありません。


長年の親友である漫画家森恒二さんが、三浦さんから生前ベルセルクの今後の展開やディティールを聞かされていたということから始まりました。

森さんだけでなく、長年のアシスタントや関係者も同じように最終回までの構想を聞かされていました。

その話を元に、長年の親友として監督となり、ベルセルクの長期連載を支えていたプロアシスタント集団スタジオ我画が三浦さんの絵や話を再現性高く、みなさんで漫画にしていくということになったのです。

ベルセルクの進行度はどうだったのか

さて、連載開始して、三浦さんが亡くなるまで32年の月日が流れていましたが、当時、ベルセルクの展開はクライマックスに突入していたのでしょうか。

実は2021年の4月、対談にて高校、大学と同じ学校だった漫画家の技来静也さんに

三浦:これから畳もうかなという予定ではあるけど(笑)。

と打ち明けられています。

物語は終盤ではあったのです。

2023年3月現在、ベルセルクの連載は

ベルセルク再開の運びとなり、ヤングアニマル本誌購入を考えられたファンも多かったのですが、ベルセルクといえば不定期掲載。

2022年12月9日に発売したヤングアニマルに掲載された、幻造世界篇/妖精島の章のクライマックスの後は、また再開までお待ち下さいという状態です。

再開後も毎号掲載されているわけではないのでご注意ください。


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