1980年代、「W浅野」として社会現象にまでなった浅野温子(あさのあつこ)さん。
数々のトレンディドラマや映画に出演し、当時の若者から絶大な人気を誇りました。
そんな浅野温子さんに息子さんがいることはあまり知られていないのではないでしょうか。
今回は浅野温子さんの息子、魚住優(うおずみゆう)さんについて詳しくお伝えします。
浅野温子のプロフィール
本名：魚住温子(うおずみあつこ)
生年月日：1961年(昭和36年)3月4日
身長：163cm
出身地：東京都大田区
最終学歴：東京都立上野高等学校卒業
所属事務所：生島企画室
魚住優のプロフィール
名前：魚住 優
愛称：ずみぃ、ズミー
生年月日：1984年10月5日
出身地：東京都
身長：184cm
特技：バスケットボール、遠泳
最終学歴：慶應義塾大学
浅野温子の息子・魚住優とは
魚住優さんはコピーライターで作詞家でもある魚住勉(うおずみつとむ)さんと女優の浅野温子さんとの間に1984年に誕生しました。
お二人は1983年に結婚されているので、その翌年にご出産したことになります。
学生時代はバスケットボールをされていたそうで、身長も184cmと高身長です。
魚住優さんは慶応義塾大学を2007年に卒業後、日刊スポーツ新聞社に就職します。
スポーツ新聞社ですからスポーツや報道に興味があったのでしょう。
しかしながら一転してNHKに転職してしまいます。
日刊スポーツ新聞社で働く中、より多くの人と触れ合える仕事がしたいと転職を決意したといわれています。
新聞社ですので常に時間に追われるでしょうし、その忙しさは計り知れません。
ブラック会社…とまではいかなくても会社の評価はさほど良くありません。
魚住優さんは就職してわずか1年で転職をしますが、退職後に日刊スポーツに何度か報道されています。
しかしながら、特に叩かれているような内容の記事がないことから円満に退職したことが分かります。
娘はいない
また、魚住優さんのほかに娘さんがいるという噂がありますが、あくまで噂でそのような事実はありませんでした。
浅野温子さんは女優業が忙しく「育児放棄した」と自虐をするほどでしたので、二人目を作る余裕がなかったのでしょう。
私も子供がいますけれど、（育児）放棄していまして。母にみてもらっていたところがありました。
あくまで“自虐”的に語っただけで、忙しすぎるあまり母親に面倒を見てもらったことが多かったようです。
現在も仲たがいすることなくそれぞれ生活していることから、魚住優さんなりに状況を理解して育てられたのだと思われます。
NHKアナウンサーとしての実績と現在
魚住優さんは日刊スポーツ新聞社を退職後、2008年にNHKにアナウンサーとして転職します。
中途採用でアナウンサーになるわけですからかなり異例です。
NHKに入局後は岡山、盛岡、東京アナウンス室、福岡と全国津々浦々の局に移動しています。
岡山放送局時代
岡山放送局にてアナウンサーのキャリアが始まります。
数々の番組で中継やリポートを行っていました。
中でも2009年2月から2011年7月まで岡山・香川地区の地上デジタル放送推進大使を務められたことが印象深いです。
地上デジタル放送推進大使とは地上デジタル放送を周知広報するために任命された、NHKと民放のアナウンサー・キャスターの事を指します。
推進大使の中には竹内香苗さん、森本智子(もりもとともこ)さん、中村仁美(なかむらひとみ)さんなど当時テレビで人気を博していた錚々たるメンバーが選ばれています。
その中に魚住優さんも選ばれたわけですからNHKからもかなり期待されていたことでしょう。
東京アナウンス室時代とカミングアウト
東京アナウンス室時代では番組「あさイチ」でリポーターとして活躍されます。
あさイチは博多華丸・大吉さんがMCを務めるNHKの人気情報番組です。
生活情報を中心に、ワイドショーでも扱う政治や社会問題、エンターテイメントなど幅広く取り扱っています。
浅野温子の息子とカミングアウト
2018年11月の放送で、魚住優さんは「90年代ファッションブーム」の特集コーナーに登場します。
そのコーナーの中で博多大吉(はかただいきち)さんに「お母様のこと言っていいんでしょ？公表してるんでしょ？」と確認し、母親が浅野温子さんであることを明かしました。
さらに髪をかきあげるモノマネを披露し、スタジオだけでなくお茶の間を驚かせました。
やついから「どのへんに遺伝が…」とツッコまれると、魚住アナは「どこにもないですよね」とコメントしていた。
二世タレントや二世芸能人が数多くいる中、アナウンサー界でも親が有名人のため“コネ入社”と揶揄されることが多くあります。
そんな中、母親の存在を自ら明かすことなく、NHKで地道に実績を積まれた魚住優さんには好感が持てます。
東京のキー局のように芸能人やスポーツ選手と常に仕事を共にできるわけではありません。
地方の情報を伝えることが多い民放で着実に努力を重ねてきたからこそ、実力で様々な番組に抜擢されたのではないでしょうか。
福岡放送局時代
2019年に福岡放送局に移動になります。
情報番組「実感ドドド！」のキャスターやニュース番組を担当するためと発表しました。
父親の魚住勉さんが熊本出身ということもあり、採用試験時にも「九州沖縄へ赴任したい」と伝えていたそうで、念願の移動だったそうです。
あさイチで共演された博多華丸・大吉さんに九州・沖縄でうまくやっていくための相談をしており、「お酒を飲みすぎないことだ」とアドバイスをもらったそうです。
『九州・沖縄でうまくやっていくにはどうしたらいいですか？』と助言をいただきにいったところ『お酒を飲み過ぎないことだ』と（笑）。
現在は何をしている
魚住優さんは2022年3月に福岡放送局を退職し、現在(2023)は東京にあるNHK放送文化研究所に勤務しています。
NHK放送文化研究所とは1946年にNHKが設立した放送研究機関のことです。
放送内容に関するさまざまな研究、日本や諸外国の放送事情調査、視聴者の意向を把握する世論調査などを行い、NHKの番組制作や公共放送の運営などに役立てられています。
研究員の中には記者やアナウンサー出身の者も多く在籍しているとのことです。
約15年近くにわたり培われたアナウンス力や取材力を放送の研究に活かすのですから、これからのNHKの番組や放送の在り方に期待が持てます。
囁かれる孫の噂
魚住優さんは2017年9月にご結婚されています。
お相手は都内の化粧品メーカーに勤務する同い年の一般女性です。
2人は2012年頃に知り合い交際に発展、4年以上の交際を経て婚姻届を提出します。
親族や親しい友人のみで挙式を済ませ、浅野温子さんも一人息子の結婚を心から喜んでいるとのことです。
ＮＨＫの魚住優アナウンサー（３３）が、昨秋に結婚していたことが７日、分かった。
2012年頃といいますと盛岡放送局に勤務していた頃になります。
盛岡放送局でも情報番組「おばんですいわて」への出演をはじめ、ニュース読みや中継リポートをこなしていることから、奥様とは遠距離恋愛だったのではないかと推測されます。
子どもはいるのか
結婚を発表した当時、奥様は妊娠しておらず、2023年現在もお子さんの情報は残念ながら見つけることはできませんでした。
今後もし夫婦に妊娠や出産というイベントを体験したとしても、アナウンサーという表舞台を去りサラリーマンになった今は公に発表されないかもしれません。
しかしながら浅野温子さんがおばあちゃんになる日が楽しみでもあります。
近い将来、嬉しい発表があることに期待しましょう。
明るくユーモアを交えたアナウンス力と物腰柔らかで印象のいい魚住優さん。
今後、NHKの番組で姿を見ることは難しいですが、NHKの進化を感じることで活躍に期待したいものです。
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