長嶋一茂、嫌いの声あるも面白い天然が話題。なぜ人気?パニック障害やうつ病の過去

野球界の永遠のスター・長嶋茂雄さんを父に持つ長嶋一茂(ながしまかずしげ)さん。

テレビでよく見かけますが、彼に対する世間の意見は好き・嫌いがはっきり分かれるようです。

嫌いな人たちが長嶋一茂さんについてどう思っているのかが気になりますよね。

一方で面白い・天然と評される場合もある長嶋一茂さんがなぜ人気なのかについても迫ってみました。

また天真爛漫なイメージが強いですが、これまでにパニック障害・うつ病との闘病生活もあったことも判明。

今回はタレント長嶋一茂さんの性格や内面に関わりのあるこれらのトピックをまとめてご紹介します。

長嶋一茂のプロフィール

本名:長嶋一茂

生年月日:1966年(昭和41年)1月26日

身長:181cm

出身地:東京都大田区田園調布

最終学歴:立教大学

所属事務所:ナガシマ企画

長嶋一茂が嫌いな人が多い?嫌いな理由は偉そうな態度

テレビで活躍する長嶋一茂さん、テレビでよく見かける有名タレントですが世間には彼のこと嫌がいという人も多いようです。

彼を嫌いと言う人たちの意見を見てみると、「上から目線」な言動が苦手という意見が大多数。

実際に彼がテレビ番組に出演し、世間の反感を買った時の詳細やネット上の反応をまとめてみました。

アナウンサーに話を中断され見せた露骨な不機嫌さ

2021年8月20日『羽鳥慎一モーニングショー』に出演した長嶋一茂さん、途中自身のコメントを中断されたことに対し露骨な嫌悪感を露にする場面がありました。


長嶋一茂さんが話していた時のこと、説明を加えようとした山本雪乃アナウンサー話始めたのですが、彼は自分のコメントを邪魔されたと感じたよう。

山本、俺がしゃべってたんで入ってきてほしくなかったんだけど

自分が話している最中に「割り込んできてほしくなかった」と不機嫌な表情を見せただけでなく「しゃべる気がなくなった」とまで言いだす始末。

実際には山本アナは無暗に発言の邪魔をしたわけではなく、長嶋一茂さんの話に自身が持つ情報を補足しようとしていただけ。

ここまでキツイ言葉や態度でなじられなければならないような落ち度がなかったのは明らかでした。

この一連の出来事を観ていた視聴者からは長嶋一茂さんの子供っぽい態度に「見ていて不快」、「思い通りにいかないとすぐイラつく」など批判の声が湧きあがったのです。

この事件はその後も尾を引き、同年10月に山本アナが番組卒業することが発表された際には、彼女の卒業を惜しむ声とともに「(卒業は)一茂のパワハラが原因では?」といった憶測が飛び交うことに。

卒業が本当に長嶋一茂さんとの関係のマズさが原因だったかどうかは別として、視聴者にそれくらい悪いイメージで記憶されていることは留意すべきでしょう。

『炎の体育会TV』で見せた高圧的な態度に批判殺到

2022年8月、TBS『炎の体育大会TV』に出演した長嶋一茂さん。

番組内では空手の全国大会に出るというチャレンジ企画に登場しました。

企画の内容としは特に批判を受けるような要素はなさそうですが、物議を醸したのは彼が見せた態度の悪さ。

序盤は順調に勝ち進んだ長嶋一茂さんでしたが、準決勝では世界大会2位の成績をもつとても手強い相手とあたることに。

やはり実力差は大きかったようで、結果は残念ながら敗退。

試合後控え室に帰った彼ですが、そこでカメラマンらスタッフにとった不遜な態度が反感を買うことになります。


スタッフに「カメラ止めろ」と言いつけ、実際に映像は半時間ほど中断したのです。

思い通りの試合展開にならなかった悔しさは理解できますが、この態度はさすがにお茶の間を不快にさせたよう。

ネットには「偉そうに」、「ウザい」、「ガキ」という感想が寄せられたのです。

そもそもテレビの仕事を引きうけといて「カメラを止めろ」とはプロ意識に欠けますよね。

またせめて言い方が「カメラ止めて下さい」のようにお願い口調だったならまだしも「止めろ」と命令口調なのが頂けません。

スタッフに対する横暴な態度で「長嶋一茂が嫌い」というアンチを増やしてしまったようです。

長嶋一茂は面白い、天然エピソードが超ど級

世の中には長嶋一茂さん嫌い勢が多い一方、面白い・天然と好意的にうけとめている人もいるようです。

ここからは長嶋一茂さんの面白い話や天然エピソードをご紹介します。

プロ野球時代の長嶋一茂、UFOに願いを

現役時代ヤクルトスワローズに所属していたこともある長嶋一茂さん。

思うようなバッティングが出来ない毎日が続くこともありました。

彼はそんな時UFOに力を与えてくれるよう本気で祈っていたというのです。

天然な長嶋一茂さんにしか思いつかない面白い解決方法ですよね。

もはや伝説の「バカ息子」落書き事件

以前長嶋一茂さん宅の壁に「バカ息子」という落書きがされたことがありました。


これを見た彼ははじめ「うちに息子いないのにな」と不思議に思ったそう。

その後しばらく考えてバカ息子が自分の事を指すことに気づいたと言います。

当時明石家さんまさんが自身のことをバカ息子と呼んでいたため、さんまさんが書いてくれたのかと思ったとも。

ツッコミどころが多すぎてもはや伝説と言える天然エピソードです。

CAに頼めば飛行機の揺れは止まる

ハワイ好きで知られる長嶋一茂さんですが、なんと飛行機に乗るのは嫌いなのだとか。

飛行機が揺れて恐くなるとCAを呼び、揺らさないでとお願いすると言うのです。

曰く「頼めば高度を上げて機体を安定させてくれる」そうで。

天然長嶋一茂さん、CAのおかげで愛するハワイに何度も行けてよかったですね。

長嶋一茂はなぜ人気、番組プロデューサーが分析する魅力とは

賛否両論はありますが、情報番組からバラエティ番組にと幅広く起用されている長嶋一茂さん。

なぜ人気があるかというと、彼の「予定調和をぶち壊す」キャラクターに秘密があるようです。

2019年『一茂&良純の自由すぎるTV』という番組がスタートしました。

自由奔放な2世コンビをメインに抜擢した番組プロデューサーへのインタビューから、長嶋一茂さんがなぜ人気なのかを分析してみましょう。


まず同プロデューサーによると、ズバリ視聴者はテレビの予定調和に飽き飽きしていると言います。

そんな中、真の変人である長嶋一茂さんは何も考えずに自由に振る舞うだけで予想外で面白い存在。

加えて彼には「みんなに好かれたい」という気持ちがない上「この仕事を失っても構わない」と本気で思っていると証言。

そのため保身という考えが一切なく、自分がいいと思う事しかしない強さがあると言うのです。

当たり障りのない発言をするタレントが多数派の芸能界においては希少な存在と言えるのは確かですよね。

つまり長嶋一茂さんがなぜ人気なのかと言うと、忖度なしのストレートな発言がお茶の間にウケているからという事のようです。

もちろん彼の言動は良くも悪くも自由なので、人によっては「そういう所が嫌い」と思う人もいるでしょう。

しかしその一方で誰にも「媚びない、ブレない」彼のスタンスに魅力を感じる層がいるため、長嶋一茂さんはタレントとして活躍を続けているのでしょう。

天真爛漫に見える長嶋一茂、パニック障害・うつ病に苦しんだことも

長嶋一茂さんはこれまでにパニック障害やうつ病に苦しんだことがあると言います。

お坊ちゃま育ちでテレビでも自由奔放な長嶋一茂さん、はたから見れば何の苦労もせず生きて来たように見えます。

しかし立派すぎる父を持つ2世には、知られざる苦労もあったはずです。


彼がパニック障害やうつ病になった原因や当時の様子を調べてみました。

長嶋一茂さんは自身のパニック障害・うつ病の経験を著書やテレビ番組などで告白しています。

父の背中を追うようにプロ野球界に入った彼、周囲の期待をよそになかなか力を発揮できない時が続きました。

1996年30歳の頃ジャイアンツで2軍生活を送るようになると、突然の眩暈、過呼吸などの症状が出始めます。

不安になると呼吸が苦しくなり、天井がグルグル回る。発作が治まるまで、5,6時間も家の周りを歩き、精神安定剤の世話にもなった。

病院でパニック障害と診断されると、症状改善を目指し様々な方法を試したといいますが、効果が出ることはありませんでした。

結局は父親が監督を務める球団に戦力外通告をうけ現役を引退。

その後タレントとして仕事を始めたのは周知の事実ですが、それでもパニック障害は収まらなかったのです。

2008年にはうつ病が悪化し、死にたいと思うこともあったと明かしています。

長期間に渡りパニック障害・うつ病との闘いは続きましたが、2013年あたりから回復に向かい始めたのだそう。

なんでも「いつ死んでもいい」と開き直り、服用していた薬をやめた結果症状が改善し始めたというのです。

能天気なキャラクターに見られることが多い長嶋一茂さんですが、周囲には言えない辛さも沢山経験しているのですね。

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