サザンオールスターズの紅一点のメンバー、原坊こと原由子さん。
原由子さんはソロでも数々のヒット曲をお持ちですね。
サザンオールスターズのファンの間で広がる「原坊の朝顔」という風習はご存知でしょうか。
とても心温まる「原坊の朝顔」の由来についてや、原由子さんの実家の天ぷら屋などについて、お伝えします。
原由子のプロフィール
愛称:原坊
本名:桑田由子
生年月日:1956年(昭和31年)12月11日
身長:161cm
出身地:神奈川県横浜市
最終学歴:青山学院大学文学部卒業
所属事務所:アミューズ
「原坊の朝顔」の由来
サザンオールスターズのファンの間で毎年広まっている、通称「原坊の朝顔」という風習があります。
「原坊の朝顔」とは一体何なのかと言いますと、1983年に桑田夫妻がまだ新婚の頃、代官山で道路脇の溝の泥の中に朝顔の双葉を見つけ、同時まだ子供がいなかったお2人はこの朝顔を持ち帰って大切に育てました。
その朝顔はきれいに花を咲かせ、桑田夫妻はこの朝顔と共に過ごした時間をファンの方にも共有してもらいたいと思い、その朝顔から採れた種を5名の里親にプレゼントしました。
それが発端となり、原由子さんを親とするその朝顔の種は「原坊の朝顔」と呼ばれ、毎年種がファンからファンへと渡り、2023年には38代目にもなるほど途切れずに続いている風習です。
#サザンオールスターズ 応援団の皆様🙋♀️🚩
「原坊の朝顔」36代目の里親にご当選された方へ、種を発送いたしました☺️🌼
今年も「原坊の朝顔」と共に、全国で幸せの輪が広がっていくことを願っております🌈✨https://t.co/GRQOwxnd4S#サザンオールスターズ応援団#KeepSmilin pic.twitter.com/9Vxvps7yim— サザンオールスターズ official (@sasfannet) July 5, 2020
1代目の朝顔が立派に花を咲かせた頃に桑田夫妻が子宝に恵まれたため、「幸せが訪れる」「子宝に恵まれる」とも言われ、開運効果があるようにも言われています。
毎年夏頃になると、里親になったサザンオールスターズのファンの方達が育てた朝顔の花の写真が、SNS上にアップされ始めます。
原坊の朝顔🌱観察20週目🌱
今朝もたくさん咲いてます。#原坊の朝顔 👉36代目里親🏄♂️#朝顔 #あさがお #アサガオ pic.twitter.com/ou7ReLlZQY— なみのり🏄♂️SAS🇺🇦 (@naminori0226) September 4, 2022
原由子さんのイメージにぴったり合った、優しいストーリーにほっこりしますね。
実家は横浜の有名老舗てんぷら屋「天吉」
原由子さんの実家は、横浜にある老舗てんぷら屋「天吉」であることはよく知られています。
現在は原由子さんのお兄さんにあたる原茂男さんが、5代目の店主を務められています。
ちなみに原茂男さんは神奈川新聞にエッセイを連載しており、「帰ってきた酒と涙と男と天ぷら」という本も出版されています。
天吉の創業は1872年(明治5年)で、関内駅近くに1店舗あり、多店舗展開は行わない方針を貫いています。
ミュージシャンや有名人の実家が営んでいる店舗には、よくポスターやサイン色紙などが飾ってあったりしますが、天吉には特にサザンオールスターズや原由子さんを意識したようなものはなく、静かに天ぷらを召し上がることができるようです。
店を訪れたファンの方によると、唯一トイレに流れていたBGMがサザンの曲のオルゴールバージョンだった、とのことです。
天吉は老舗ですが、高級店というよりは大衆向けの天ぷら屋という感じで、天丼のランチセットも1000円程度で食べられるなど、リーズナブルで美味しいお食事ができるようです。
原由子さん自身は天ぷら屋の娘ではありますが、エビアレルギーをお持ちだそうです。
その事を「実家でエビをさばきすぎた罰なのか」と、桑田佳祐さんがライブのMCでネタにしているそうです。
若い頃や子供時代について
原由子さんが子供の頃は、物心がついた時にはすでに音楽が大好きで、幼稚園に入るとオルガンを弾くようになったそうです。
音楽的な素養は、早くから顔を出していたのですね。
小学校の頃にはピアノを習い、クラシックの名曲ばかりを聴いていましたが、兄の影響で次第にビートルズなどの洋楽ロックを聴き始めました。
中学時代には親友と「ブッズ」というデュオを結成し、高校時代には「ジェロニモ」というフォークデュオを組んで活動していました。
他人とのコミュニケーションを取る事は苦手でしたが、音楽に助けられたと語っていました。
その後青山学院大学文学部に進学すると、サークル「BETTER DAYS」に入り、そこで桑田佳祐さんや関口和之さんたちのサザンオールスターズのメンバーと知り合うこととなります。
演奏の技術が買われて桑田佳祐さんのバンドに参加することになり、サザンオールスターズが結成されます。
当時、原由子さんにはフュージョン系のテクニカルなバンドにも加入の誘いが来ていましたが、桑田佳祐さんとのバンド活動を選びました。
桑田佳祐さんはその頃を振り返り「もしあの時原坊があっちを選んでいたらサザンオールスターズは存在しなかった」と語っていました。
何かと過激な表現をするサザンオールスターズにとって、柔らかい雰囲気の原由子さんの存在は緩衝材的な役割も果たしており、サザンオールスターズに原由子さんがいなければ、現在のような国民的なバンドにはなっていなかったかもしれませんね。
これからもサザンオールスターズのメンバーとして、ソロアーティストとして、素晴らしい楽曲を聴かせてほしいですね。
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