平淑恵さんは、1977年にアントン・チェーホフの戯曲「かもめ」で初舞台を踏んだ女優です。
1985年から演じている「大岡越前」の雪絵役で注目を集め、1999年まで14年間も演じられていました。
数々のドラマ、映画、舞台にしながら、声優としても吹き替えや、アニメ映画「アンネの日記」でミープ役を演じたり、幅広く活動しています。
そんな平淑恵さんの最近の活動についてや、有名演出家の夫・黛りんたろうさんや家族についてなど、お伝えします。
平淑恵のプロフィール
本名：黛淑恵
生年月日：1954年(昭和29年)10月12日
身長：1976cm
出身地：北海道帯広市
最終学歴：立教女学院短期大学幼児教育か卒業
所属劇団：文学座
平淑恵は最近は病気で休業？
平淑恵さんは、2023年の10月に69歳を迎えられます。
最近はあまりメディアでもお見かけしないため、病気をなさっているのでは？と心配される方もいらっしゃいますが、平淑恵さんが病気を患われたという情報はありません。
最近の活動では、2017年に「化粧」という舞台に出演されました。
「化粧」いわゆる1人芝居で、出演は平淑恵さんだけです。
その演技力の素晴らしさから初演の2011年から、2014年に再演され、そして2017年にまた再演されてファイナルを迎えました。
70分という時間の1人芝居は、体力的にも負担が大きいのではないでしょうか。
それを見事に演じきり、客席からの大歓声で幕を下ろしました。
#化粧二題
『化粧』
二度の紀伊國屋演劇賞個人賞に輝いた平淑恵主演の至高の傑作 https://t.co/ejzHxlouWu— しんぱち (@new8ing) April 13, 2019
2016年には「なかにし礼と13人の女優たち」というアルバムに、歌手として参加されました。
なかにし礼さんが作詞して由紀さおりさんが1970年に歌った「手紙」を、平淑恵さんが歌っています。
レコーディングスタジオでなかにし礼さんと対面している場面では恐縮されていますが、舞台で鍛えられたしっかりとした声量で、伸びやかに歌い上げられています。
ご高齢になられて体調も気にかかる所ですが、ご無理のない範囲でまた素晴らしい演技をみせてほしいですね。
夫は黛りんたろうで、家族構成は？
平淑恵さんは、1994年に黛りんたろうさんと結婚されました。
黛りんたろうさんは、NHKでドラマのディレクターをされていました。
お2人の馴れ初めなどは明らかになっていませんが、ドラマ制作の現場で知り合われたのではないでしょうか。
黛りんたろうさんはNHKを離れ、ドラマ制作や演出家、映画監督として活動されており、2019年11月9日に行われた「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」の第2部「祝賀式典」の総合演出という大役も務められました。
「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」の第2部「祝賀式典」は、菅野よう子さんによる「Ray of Water」の演奏や、嵐による歌唱が大変話題になりました。
ちなみに黛りんたろうさんの父親は、戦後を代表するクラシック作曲家の黛敏郎さんなので、平淑恵さんから見ると義父にあたります。
平淑恵さんと黛りんたろうさんの間には、お子様はいらっしゃらないようです。
ご結婚された時、平淑恵さんは40歳でした。
お2人とも多忙だったため、お子様をもうける事は考えていなかったかもしれませんね。
実家と若い頃を調査
平淑恵さんのご実家は、北海道帯広市でホテルを経営されていたそうです。
それ以上の情報を見つける事はできなく、何というホテル名だったかや、現在(2023)も存在しているかどうかは不明です。
ご両親は、平淑恵さんが芸能人になる事には当初あまり良い反応ではなかったそうです。
高校時代に修学旅行で東京に行った際に芸能プロダクションからスカウトを受けましたが、ご両親に反対されてその話は断念されたそうです。
文学座に入って女優になる前は、立教女学院短期大学に通いながら芸能プロダクションに所属していました。
そのプロダクションでは、CMなどに出演されていたそうです。
ですが、長く女優としてやっていくために演技を教えてほしいという思いで文学座の養成所に入り、今の道に進む事になりました。
それから約50年間も女優として活動されている事を考えると、素晴らしい選択をされたと言えるでしょう。
2017年に上演された舞台「化粧」以降、活動を休まれているようですが、お元気でいらっしゃる事を願っています。
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