佐久間良子と息子・平岳大の関係。双子の娘は一般人。夫と離婚した経緯&再婚せず

『五番町夕霧楼』や『細雪』などの映画に出演した、美人女優の佐久間良子(さくま よしこ)さん。

うるわしい役柄で知られた気品ある女優ですが、プライベートではどのような人なのでしょう。

今回は佐久間さんについて、息子と、双子の娘がいるという情報に迫ります。

また夫と離婚についても確認しましょう。

佐久間良子のプロフィール

本名:佐久間良子

生年月日:1939年2月24日

身長:158cm

出身地:東京都練馬区

最終学歴:川村高等学校

息子、平岳大の芸能界入りに反対

佐久間さんの息子は、1974年生まれの俳優・平岳大(ひら たけひろ)さんです。

父親は2016年に亡くなった名優・平幹二朗(ひら みきじろう)さんでした。

岳大さんは両親と同じく俳優の道に進み、大河ドラマ『篤姫』や『真田丸』など、時代劇に多く出演。

サスペンスもののドラマや映画にも出演しており、順調に役柄の幅を広げている俳優です。

2020年にはネットフリックスのドラマ『Giri/Haji(ぎり はじ)』で主演を務め、アジア人ながら英国アカデミー賞にノミネートしました。

岳大さんは名門校である暁星高等学校在学中に、単身渡米した経験があります。

自身曰く、「芸能人の両親が嫌」という理由から、新天地を求めてアメリカへ渡ったそうです。

「有名人の息子」というレッテルを貼られるのが苦しく、日本を逃れ、何者でもない状態から何かを始めたかったのでしょう。

こうしてアメリカのモーゼス・ブラウン・スクールを卒業し、難関校であるブラウン大学理学部応用数学科へ進学。

当初は医者を目指していました。

卒業後はコロンビア大学大学院修士課程へ進学しますが、医学の道は大変だったのか中退。

その後は投資系の会社に就職したそうです。


しかし「クリエイティブなことをしたい」という志を抱き始め、ウェブ系の会社を立ち上げました。

それでも満たされなかった岳大さん。

「やはりなりたかったのは役者だ」と気づき、帰国して両親に思いを伝えました。

息子の俳優デビューに大反対

岳大さんが思いを打ち明けた結果、佐久間さんは「絶対にだめ」と反対したものの、幹二朗さんは承諾してくれたそうです。

息子が自分と同じ道に進んでくれることが、内心嬉しかったのかもしれません。

こうして2002年、舞台『鹿鳴館』でデビュー。

親子3人で共演を果たしました。

佐久間さんは母として、息子が厳しい芸能界に進むことをギリギリまで反対していました。

共演が決まってからも、「岳大が出るなら降りる」とまで発言。

本番中も息子と目を合わせようとしませんでした。

しかし公演をやり遂げた息子に対して、「もう何も言わない」と決意。

あとは自分の努力で道を切り拓いていけるか、彼の役者人生を見守っていくことにしたのです。

岳大さんは順調に俳優として活動しつつ、2016年に一般女性と結婚。

娘も誕生して、幸せに暮らしているようですね。


紆余曲折あっても、やはり俳優一族の血は争えなかったのでしょう。

母の怒りに感心する息子

最終的には認めたものの、岳大さんの芸能界入りには本当に強く反対していた佐久間さん。

デビュー当時の記者会見では、せっかくの輝かしい日だというのに、記者たちの前で激怒していたそうです。

怒りの矛先は幹二朗さんにも向いており、「元夫が水面下で進めた」と責めていたのだとか。

しかし、母親のすさまじい怒りを目の当たりにし、「さすが」と感心していたという岳大さん。

その理由は、怒りの表現が非常にうまかったからだそうです。

おそらく、心の底から怒っていることがビシビシと伝わる感じだったのではないでしょうか。

相手に怒りの気持ちを強く伝えるには、確かに表現する能力は重要なのかもしれません。

怒っていても、自分の気持ちを表現することが苦手な人だと、相手に正しく伝わらないことがありそうです。

しかし、ベテラン女優である佐久間さんは、うまく怒りが伝わるやり方を心得ていたのでしょう。

岳大さんはそんな母を見て、演技力について学びを得たものと思われます。

その後は俳優としてさまざまな作品に出演し、2024年現在も変わらず活躍中の岳大さん。

怒りの演技が必要な役では、デビュー会見での母を参考にすることもあるのかもしれません。

息子から見た母は子育てが苦手?

子供が産まれてからの岳大さんは、親になって初めてわかったことがあるのだとか。


それは、母親である佐久間さんが、実は子育てに不向きかもしれないということ。

すでに子育てを経験しているはずなのに、娘さんを抱いている佐久間さんの様子は、おぼつかない感じに見えたそうです。

しかし、岳大さんが赤ちゃんだったのはだいぶ昔のこと。

久しぶりに赤ん坊を抱くことになり、感覚を思い出すのに少し手間取っただけとも考えられます。

詳しいことはわかりませんが、他にも意外に感じる場面があったのでしょうか。

とはいえ、親となっていろいろ初体験をしたあとは、子育ての難しさなどもよくわかったはず。

がんばって育ててくれた佐久間さんへの感謝も、より強くなったかもしれませんね。

佐久間良子に双子の娘

佐久間さんには岳大さんの他に、朋子さんという娘がいます。

子供たちは二卵性双生児、いわゆる双子でした。

岳大さんが兄、朋子さんが妹です。

兄妹は「一卵性」の双子ではなく、「二卵性」ということで顔は似ていません。

朋子さんは一般人のため、詳細な経歴が不明ですが、兄に影響されアメリカ留学を果たしたそうです。

また青山学院大学を卒業し、キャリアウーマンとして働いているという情報がありました。

さらに佐久間さんが趣味で続けてきた書道の展覧会を開く際は、積極的に協力してきたとのこと。

俳優の道には進まなかったものの、すべてにおいて優秀な女性として、活躍していることは確かでしょう。

夫・平幹二朗との離婚

佐久間さんの夫は、これまで見てきた通り、平幹二朗さんでした。

2人は1968年、ドラマ『お吟さま』での共演を機に、交際を始めます。

そして1970年、霊南坂教会で挙式しました。

4年後に双子をもうけますが、お互いに多忙だったためか別居を始めます。

すれ違いが生じた頃、子供たちは敏感に両親の不和を察知していたそうです。


岳大さんは、神経症の一種であるチック症を発症。

チック症は首を振る、舌を出すなど、落ち着きのない行動をとることが特徴の病気です。

朋子さんも、異常なほど明るく振る舞い始めていたそうで、両親の不和に落ち着きを失っていたようです。

子供たちのためを思い、夫婦は1984年に離婚。

夫婦が共に一流の俳優として活躍し続けながら、家庭でも幸福になるのは、やはり難しかったのでしょう。

しかし佐久間さんは、息子が成人後、幹二朗さんと3人で舞台共演を果たすなど交流は続けていました。

夫ではなく、あくまで役者仲間として、彼のことを尊敬し続けていたのかもしれません。

偉大な両親のDNAを継いだ岳大さんは、ベテラン俳優として、父並みの貫録を備えていくことでしょう。

佐久間良子は再婚していない

佐久間さんが平さんと離婚したのは、1984年。

2024年で30年経ちますが、再婚はしていないようです。

息子の平岳大さんと、娘の朋子さんという双子に恵まれていますから、決して孤独ではないのでしょう。

ただ1人で暮らしているとすれば、やや寂しさを感じる時はあるかもしれません。

もしかしたら、身の回りの世話をしてくれる人と一緒に過ごしている可能性もありそうですね。


往年の名女優として知られる佐久間さん。

しかし生きている限りは、周囲の協力も得ながら、女優業を続けようと考えているのでしょう。

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