浜田省吾（はまだしょうご）さんは、1976年4月21日にシングル「路地裏の少年」とアルバム「生まれたところを遠く離れて」を同時リリースし、デビューしました。
ミュージシャンはライブやCDで成立しなければならないというこだわりがあり、テレビ出演などはほとんどなく、どんな方なのかあまり知られていません。
硬派なイメージで男性からの人気が高いイメージの浜田省吾さんですが、実はデビュー当時はあまり売れていなく、不遇だったと言われています。
そんな浜田省吾さんの若い頃についてや、そこから人気を獲得していくまでのすごさ、意外とすごい筋肉がすごいことについてなど、お伝えします。
浜田省吾のプロフィール
愛称：ハマショー
本名：浜田省吾
生年月日：1952年(昭和27年)12月29日
身長：170cm
出身地：広島県竹原市
最終学歴：神奈川大学法学部中退
所属事務所：ロード&スカイ
浜田省吾は若い頃売れなかったが、なぜ人気？すごさを調査
浜田省吾さんは硬派なロックのイメージ男性からの人気が高いイメージがありますが、実は若い頃デビュー当時には不遇の時代と呼べる期間があります。
プロデビューまでと、売れなかった時代
1972年に、故郷の広島から神奈川大学法学部に進学したため上京しました。
当時は音楽で生きていこうとは思っておらず、法律を勉強し、世の中の悪と戦おうという意気込みがあったそうです。
ですが、当時盛んだった学生運動の影響で大学が休校になることが多く、わざわざ親にお金を出してもらってまで大学に行く意味がないと感じ、大学の勉強から音楽の方へ意識がシフトしていったそうです。
そして大学を辞めて広島に戻り、広島の音楽仲間と愛奴というバンドを結成しました。
愛奴では浜田省吾さんはドラムを担当していました。
愛奴のデモテープを聴いたCBCソニーが手を挙げ、1975年5月1日にシングル「二人の夏」でレコードデビューを果たしましたが、デビュー後に浜田省吾さんは愛奴から脱退。
愛奴も1976年12月に解散しました。
1976年4月21日にはシングル「路地裏の少年」とアルバム「生まれたところを遠く離れて」でソロデビューを果たしましたが、初回プレスが3,000枚と、新人と言えどレコード会社からの期待値は低かったようです。
歌わせてもらえる場所ならどこでも、といった感じで、レコード店の店頭やスーパーマーケットの催し、バーカウンターの中など、まるで流しの演歌歌手のような状態でした。
1970年代はレコード会社の意向で「ポップなメロディーメイカー」のイメージでの曲作りを迫られていたそうで、1979年にリリースした5枚目のアルバム「君が人生の時・・・」まではあまり売れませんでしたし、後に「5枚目のアルバムまでは全部廃盤にしてほしい」と語ったこともありました。
後輩や周りのアーティストがブレイクしていく中、「自分の時代は来ないまま終わるのか」と精神的にも落ち込んでいたそうです。
音楽的な変化と、ブレイクまでの道
1980年10月21日にリリースした6枚目のアルバム「Home Bound」で、本格的なロックに方向転換しました。
それまでは職業作家的な曲を作るようにレコード会社に言われていましたが、この作品では念願だった海外レコーディングをし、TOTOのスティーヴ・ルカサーなどの世界的に有名なアーティストもレコーディングに参加しました。
1981年9月21日にリリースした「愛の世代の前に」を制作する頃に日本武道館でのコンサートが決定しており、それに向けて気合を入れて作ったこの作品には、後にドラマ「愛という名のもとに」の主題歌として起用され170万枚を超える大ヒットを記録した「悲しみは雪のように」の原曲も収録されています。
1982年1月12日に行われた日本武道館でのコンサートは、当時の浜田省吾さんの知名度では無謀とまで言われていましたが、チケットは即日完売し、大成功を収めました。
それ以降は社会派ロックミュージシャンとして確固たる地位を確立し、不動の人気を獲得しました。
2023年には71歳を迎えられる浜田省吾さんですが、現在でも精力的に活動を続けています。
実は筋肉がすごい
浜田省吾さんは子供の頃からスポーツ万能で、小学生の頃から剣道初段を持ち、中学時代は陸上部に所属し、高校時代は野球部で活躍していました。
実は筋肉もすごく、ライブではたくましい二の腕を披露しておられました。
若いときの浜省の肉体がすごいカッコいい。
ほんとムキムキやけんな。 pic.twitter.com/XIYONaed5O— 諒平 (@2923_rm) July 22, 2016
70歳を超えている今でもスタイルの良さを維持されていて、ストイックなのが伺えますね。
特徴的な声を解説
浜田省吾さんの歌声は特徴的で、一節聞けば浜田省吾さんの歌だとわかるでしょう。
実は声質自体はそんなに特徴的ではなく、特徴を持っているのは日本語の発音です。
口をあまり開けず、少し唇を尖らせた感じの発音をしておられます。
その辺りも、どこか内省的な浜田省吾さんの楽曲のメッセージ性に合っていますね。
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