コント赤信号のメンバーの一人で現在は俳優も務める小宮孝泰(こみやたかやす)さん。
ラッパーのM.C.ハマーをパロディしたM.C.コミヤは一躍大人気となりました。
今回はそんな小宮孝泰さんの現在やご家族、コント赤信号時代のことなどをご紹介します。
小宮孝泰のプロフィール
生年月日:1956年3月11日
出身地:神奈川県
身長:166cm
血液型:A型
趣味:釣り(海釣り)、スキューバダイビング
所属事務所:オフィスPSC
小宮孝泰の現在
現在、コント赤信号としての活動はほとんどなく、3人それぞれがピンとして活動しています。
中でも小宮孝泰さんは脚本家や演出家、俳優、落語家などマルチに活動されています。
俳優としての活動
30代からは俳優業をメインとして活動してきた小宮孝泰さん。
演出家の水谷龍二(みずたにりゅうじ)さんとラサール石井さんたちと始めた芝居「星屑の会」が、創設26年目の2020年に映画化されました。
さすが長年コントをしたりテレビに出演して度胸がついたりしているだけあり、自然な演技でなぜか引き込まれてしまう魅力があります。
他にも“ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2019”にて北海道知事賞を受賞した映画「桃源郷的娘」や「狂える世界のためのレクイエム」など多数出演しており、その才能を現在もメキメキと開花させています。
落語家としての活動
小宮孝泰さんは明治大学落語研究会の出身です。
「オレたちひょうきん族」で人気芸人になるも、1990年代以降は舞台俳優をメインとして活動し、2004年には文化庁の第1回文化交流使としてロンドンに演劇留学します。
このロンドン留学が落語熱を再燃させるきっかけとなります。
より日本文化を知ってもらおうと日本語に翻訳した落語を現地の小中高校へ披露しました。
2011年以来には毎年夏に「『ごらく亭』の夏休み」と題した落語会を開催しました。
落語の才能が評価されている俳優の松尾貴史(まつおたかし)さんや山口良一(やまぐちりょういち)さんなど、俳優やミュージシャンなどが加わり少しずつ規模が大きくなっていきます。
約12年近く続いている俳優による落語会は、とても新鮮で小宮孝泰さんらしい要素がたくさん盛り込まれています。
好きなことを続けていくことは中々難しいことですが、これからも自分らしさを忘れず続けていただきたいですね。
嫁の闘病と看病
小宮孝泰さんの奥さんはどのような人なのでしょうか。
1991年、情報番組のロケで出会った佳江(よしえ)さんと出会い結婚します。
しかしながら2001年、31歳の佳江さんに乳がんが発症し2012年に42歳の若さで永眠します。
2018年、佳江さんとの出会いから別離までを綴ったエッセイ「猫女房」を発表し一躍話題になりました。
そんな奥さんに対して、小宮さんは悔やんでいることがあるのだとか。
2018年、情報番組「ノンストップ!」にて小宮孝泰さんは佳江さんの闘病中での自身の身勝手な振る舞いについて後悔していることを語りました。
佳江さんは闘病生活についてノートに記しており、腹痛で食事がままらないことや骨への転移の恐怖をしたためていました。
そんな佳江さんを小宮孝泰さんは思いやることができず、焼き肉へ連れ出したり転移の検査を先延ばしにしたりと身勝手な行動を重ねてしまいます。
がんの転移や妻が弱っていく姿を見たくない、認めたくないという思いがあっての行動でしょうが中々ありえない行動なのではないでしょうか。
それでも小宮孝泰さんが佳江さんを思う気持ちは伝わっていたそうで、闘病生活に対する夫婦間の感覚の違いが解消されたことや、支えてくれたことへの感謝の気持ちがつづられたメールを受け取ったそうです。
どうしても自分のことが一番になってしまい、相手のことを思いやったり何かしてあげたりできないと語る小宮孝泰さん。
奥様のことを思いやりながらもどうか誰かのために行動したり考えたりする力を身に付けていただきたいと願うばかりです。
子供と家族はどうしているのか
小宮孝泰さんご夫婦に子どもはいるのか調べたところ、確認することはできませんでした。
ご自身がテレビなどのメディアで発言している形跡がなかったことから、いない可能性が高いと考えられます。
佳江さん自身も乳がんを発症したということもあり、難しかったのかもしれません。
佳江さん亡き後、小宮孝泰さんは数年かけて佳江さんが遺した文章をテキストファイルにして打ち出しました。
そこに自身の思い出も追加し作り上げられた夫婦の物語が「猫女房」として出版されています。
佳江さんが愛した猫たちの写真も豊富に掲載されており、飼っている猫のためにペット可のマンションに引っ越したそうです。
愛する夫と猫に囲まれながら在宅死を選択した佳江さん。
自身の生き方に悔いが残らないように一つ一つの選択を丁寧に選択している様子が分かります。
また、子どもがいない(と考えられる)小宮孝泰さんご夫婦にとって、猫たちは家族同然だったのかもしれません。
著書「猫女房」には、在宅医療と在宅死、家族との過ごし方や在り方が丁寧に記されています。
同じように病気で苦しんでいる方たちの道しるべになることでしょう。
2023年現在、小宮孝泰さんは再婚している様子もなく、仕事に邁進されています。
2021年の取材時、佳江さんは自分が先立っても大丈夫なように料理のレシピを残されたそうです。
自分のことを最期まで思ってくれた佳江さんの愛情深さには頭が下がります。
奥様の愛情を身に沁みながら小宮孝泰さんはこれからも活躍されていくことでしょう。
コント赤信号の若い頃
何度もお伝えしている通り、1980年代小宮孝泰さんはコント赤信号のメンバーとして一躍有名になります。
1979年、落語研究会の同期だった渡辺正行(わたなべまさゆき)さんと劇団の養成所で知り合ったラサール石井さんと“コント赤信号”を結成し、翌年からテレビに出演したという経歴を持っています。
当時、全く日の目が出ず解散危機だったにも関わらず、渡辺正行さん考案の暴走族コントが人気となり、スター街道を駆け上がっていきます。
その後、ネタ番組の激減のためコントを披露する機会がなくなり、2023年現在も解散はしていないものの3人でコントをすることはほとんどなくなりました。
ですが、近年は新作が公開されています。
2023年、28年ぶりに赤信号劇団が新作公演を実施したのです。
赤信号劇団とはコント赤信号の3人が劇団に特化した作品作りを目標とし、1984年に立ち上げた劇団です。
この公演には室井滋(むろいしげる)さんら豪華俳優陣が出演し、話題となりました。
28年ぶりのコント赤信号による絶妙な呼吸と間が注目され、ファンにとってはたまらない公演となったようです。
この公演が最後とならないように今後も公演を続けていただきたいですね。
以上、小宮孝泰さんの現在や奥様のことなどについてお話させていただきました。
今後の活躍にも注目していきましょう。
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