川谷絵音(かわたにえのん)さんは、ゲスの極み乙女やindigo la End、ジェニーハイなど多数のバンドを掛け持ちし、その全てのバンドで作詞作曲をしています。
作品を作り出すスピードやバンドごとに変わる独特の世界観などから、「天才」と称されることが多いです。
また、独特な歌い方にも注目が集まっています。
そんな川谷絵音さんの天才的な才能についてや、歌い方、音楽理論やコード進行などの専門的なことについて、お伝えします。
川谷絵音のプロフィール
本名:川谷健太
生年月日:1988年(昭和63年)12月3日
身長:177cm
出身地:長崎県松浦市
最終学歴:東京農工大学工学部応用分子化学科卒業
川谷絵音が天才と呼ばれる圧倒的な才能
川谷絵音さんは2023年現在、「indigo la End」「ゲスの極み乙女」「ジェニーハイ」「ichikoro」「礼賛」という5つのバンドをかけもちしています。
それだけでもすごいアウトプットの量ですが、さらに他プロジェクトのプロデュースや楽曲提供、ドラマなどの劇伴なども手がけています。
他に類を見ないほど多作で、そのどれもが音楽的に特異な部分を持っているということで、「天才」と呼ばれることが多いミュージシャンです。
川谷絵音さん、相変わらず多作だなあ。
量産するタイプの天才。— はねあけの (@haneakeno) September 21, 2019
多作なタイプの音楽家は、蛇口をひねれば水が出るように、作ろうと思えば音楽が流れ出すと言われますが、川谷さんもそのタイプであると思われます。
その証拠として、川谷さんはこれまでにSMAPに数曲楽曲提供しており、その楽曲は30分で書き上げたそうです。
作ろうと思えばメロディーが流れ始め、それをリアルタイムで書き留めるなり録音するなりする。
極端に言えば5分の曲は、5分あれば作ることが可能ということです。
愛が止まるまでは…好きよ…アマノジャク…SUZUNARIをSMAPと吾郎さんに提供して下さった川谷絵音さん…。吾郎さんとの対談嬉しかったなぁ…!SMAPのコンサートにも観に行ってくれたし…スマスマでも共演も素敵だったなぁ!
山崎怜奈さんのがんばりましょうリクエストありがとう😭#THETRAD pic.twitter.com/KpylY6qKCY
— sma love✨ (@sma_love_6) June 14, 2022
川谷さんのリスナーとしての音楽的な歴史を紐解くと、小学生の頃はシャ乱QやTMレボリューションなどの、いわゆる売れているキャッチーなJ-Popを好んで聴いていたそうです。
高校生の頃にはロックや洋楽などを聴き始め、大学に入り先輩からUKロックやシューゲイザー、アンビエントやノイズミュージックのような音楽も聴くようになったそうです。
日本のロックミュージシャンには珍しくない経緯だと思いますが、小学生の頃に聴いていたJ-Popが持つキャッチーなメロディーと、大学に入り聴き始めたディープな世界観の音楽を融合したものが、川谷絵音さんの音楽に色濃く出ているように思われます。
音楽理論などを学んだり、音楽の基礎を幼少期に学ばなかった事で、「普通はこうする」というセオリーみたいなものから外れる事が楽曲中にあり、それが「川谷絵音らしい」と感じられる要因になっているのではないでしょうか。
歌い方を解説
川谷絵音さんは、聴けば川谷さんの声だとわかるような特徴的な声をされています。
それと、ロックバンドらしからぬ「フワっと」した歌い方と、早口のフレーズがよく出てきます。
単純なボーカリストとしての技量を問われると、声量や音程コントロールなど、もっと上手いボーカリストは山のようにいます。
ビブラートをかける事も少なく、どちらかと言うとまっすぐに歌う印象です。
ただ、川谷絵音さんのように歌えるかと言われると、上手いボーカリストでも難しいでしょう。
「ロマンスがありあまる」の歌い始めの世界観は、川谷さんの歌でしか表現できないと思われます。
ロックバンドのような、技術ではなく独自性が評価の対象となるようなアートスタイルにとっては、川谷さんの歌は最高の武器であると言えますね。
音楽理論やコード進行は学んでない
川谷絵音さんは、音楽理論やコード進行を学んだことはないそうです。
音楽理論って勉強しなくても感性や経験則でどうにかなるんだけど、感性と経験則どちらかが欠けると良い曲にはならないのよね。だから今から作曲家とか目指す人は理論学んで損なことはないかと。僕は理論学べばもっと客観的に自分の曲を見れると思う。理論もセンスもある清塚さんは最強。
— enon kawatani (@indigolaEnd) February 3, 2018
ですので、センス1本で曲作りを行なっているわけですが、川谷さんの曲作りにおいてもう1つ重要な要素は、一緒に音楽を作る他のメンバーとの音楽的関係性です。
川谷さんは5つものバンドを掛け持ちしていますが、そのどのバンドをとっても楽曲のカラーは違います。
それは、川谷さんがバンドにおいて曲作りをする際、1人で完成させた曲をバンドに持って行くのではなく、バンドメンバーが一緒にいる環境で曲を作り始めるからです。
「ゲスの極み乙女」にはちゃんMARIさん、「ジェニーハイ」には新垣隆さん、といった音楽理論をしっかり学んだ方がメンバーにいて、川谷さんの頭で鳴っている音を具体化できるメンバーがいます。
その方達と共同作業をすることで、川谷さん1人で作り出す音楽に他メンバーの色が混ざり、それぞれのバンドの音楽になっているわけです。
そのバランス感覚が、他にはない魅力的な楽曲を生み出している秘訣なのではないでしょうか。
関連記事
川谷絵音はなぜモテる?性格がいい?嫌いの声や炎上の理由は不倫&どこがいいのか考察
川谷絵音の私服ファッションまとめ。香水やピアス特定、ワイヤレスイヤホンコラボ&リュックは黒
川谷絵音の姉は元アナウンサー、兄とは絶縁状態。父親は高校教師&生い立ちや学生時代まとめ
川谷絵音とベッキーの馴れ初め。LINE炎上で別れたのはいつ?曲に込めた好きの気持ち
川谷絵音の現在(2023)、元妻は昔のスタッフ?離婚後に出産と子供発覚&年収がすごい?