ピアノ指導者として教室を主宰し、音楽コンクール入賞者を多数輩出してきた角野美智子(すみの みちこ)さん。
今回は夫の職業や経歴をはじめ、旧姓について調べました。
ともにピアニストとして活躍する息子と娘にも注目し、その子育てや子供への関わり方をみていきます。
自身の子供はもとより、生徒たちの才能を引き出して伸ばすことにかけてはスペシャリストの角野美智子さんですが、ご本人の父親はどんな方だったのでしょう。
角野美智子のプロフィール
最終学歴:桐朋学園大学ピアノ科卒業
角野美智子の夫は角野浩明、職業はIT関係の可能性あり
子供の「夢中」を伸ばす子育て論をつづった著書が人気を呼び、メディアの注目も高まっている角野美智子さん。
その影響もあってか、最近は夫についても関心が寄せられるようになりました。
とはいえ、夫に関しては美智子さんや息子・隼斗さんの発言から得られる断片的な情報がほとんどです。
まずは名前についてですが、隼斗さんが2021年放送の『情熱大陸』に出演した際、父親の名が「浩明」であることが明らかになりました。
隼斗さんの出生名は「角野隼斗」ですから、フルネームは角野浩明さんと考えるのが自然です。
ネット上には番組で紹介された浩明さんの画像も出回っています。
画像からは穏やかで知的な印象を受けますね。
職業は公表されていないようですが、美智子さんのブログの記述に手がかりがありました。
それは2017年6月8日に「ホームページが消えた!?」のタイトルで投稿された記事。
ホームページが閲覧不可の状態になっているのを閲覧者に教えられてようやく気づいた美智子さん。
もともとホームページ作成は「IT業界のPCに強い夫のサポートなくしてあり得なかった」もので、「土台を作ってくれたのは彼」と感謝の思いを述べています。
浩明さんがIT関係の仕事に携わっているとすれば、隼斗さんが10代の頃からYouTuberとして活動していたのもうなずけます。
角野美智子の夫・角野浩明の経歴は不明
「PCに強い夫」である浩明さんの経歴も気になりますが、これについても情報はないに等しい状況です。
仮にIT業界の人間だとすれば、理系の大学を卒業したのではないかと推測することができますが、最終学歴も不明なため定かではありません。
隼斗さんがインタビューで語ったところによると、自分の思考力が鍛えられたのは父のおかげとのこと。
たとえば家族ででかけた時のちょっとした待ち時間に、面白い算数の問題を遊び感覚で出してくれ、それを一緒に解いたのは楽しい思い出だそうです。
1歳の頃から数字が好きな息子だった、と美智子さんが明かしているように、浩明さんも息子の素養に早くから気づき、それを伸ばそうとしていたのかもしれません。
「算数は楽しいもの」という考えが隼斗さんに根づいたのは浩明さんによるところが大きいと思われます。
「叫ぶ代わりにピアノを弾く…」ピアニスト・角野隼斗、ジャンルに縛られない“ニュータイプ”が向かう未来とは?『情熱大陸』 https://t.co/RqnM9O7zIY #角野隼斗 #情熱大陸 pic.twitter.com/rbZ1OqTSdF
— music.jp (@musicjp_mti) July 17, 2021
自らパズルゲームや魔方陣の問題をつくって子供と遊ぶというのはかなりかっこいい父親像ですが、やはり優秀な方なのでしょう。
さて、その一方で、「角野浩明」で検索すると気になる情報も出てきます。
「(株) ウィンクルム (千葉)/個人教授所」という会社がヒットするのです。
代表者の名前は「角野浩明」とあり、会社の所在地は千葉県八千代市。
角野美智子さんの自宅も千葉県八千代市にあることから、この方が夫・浩明さんではないかと考える人もいるようです。
ちなみに「(株) ウィンクルム」は2017年11月22日に千葉地裁より破産手続開始の決定を受けたとのこと。
この代表者が夫・浩明さんご本人なのか、あるいは同姓同名の別人なのかは突き止めることができませんでした。
角野美智子の旧姓の情報はなし
前述のように、隼斗さんの出生名は「角野隼斗」ですから、「角野」は美智子さんの本姓でしょう。
結婚して名字が「角野」になったと考えることができますが、浩明さんが角野姓を名乗るようになった可能性も捨てきれません。
美智子さんの旧姓を調べたところ、情報は一切みつかりませんでした。
年齢も非公表ですが、2人の子供が1995年と1998年に生まれていることから、おそらく50代と思われます。
日本バッハコンクール全国大会の審査員を(左から)鳥羽瀬宗一郎、添田みつえ、角野美智子、前場央子各先生と務めました。
演奏者やサポートしてきた皆さまに大きな拍手を送ります。
ありがとうございました。 pic.twitter.com/0OiWA6CsEL
— junko (@JunknEmoto) February 9, 2022
息子をピアニストに育てた子育てとは
角野美智子さんの息子は、「Cateen (かてぃん)」という人気YouTuberの顔ももつピアニストの角野隼斗さんです。
隼斗さんは1995年7月14日に千葉県八千代市で生まれ、開成中学校・高等学校を経て東京大学理科一類に現役合格。
卒業後は東京大学大学院にて修士課程を修了しました。
2023年4月よりニューヨーク在住です。
NYのアートギャラリーでゲリラ演奏した pic.twitter.com/Mb5OFsZAi2
— 角野隼斗 – かてぃん (@880hz) November 28, 2022
2021年のショパン国際ピアノコンクールではセミファイナルまで進出した隼斗さん。
鍵盤には1歳半から親しんでいたそうですが、美智子さんはピアノの世界に進ませたいとはまったく思っていませんでした。
それよりも、さまざまな経験を通じて夢中になれるものを見つけ、得意な分野で能力を発揮してほしいと考えていたそうです。
子育てで注力したのは、新しいことを知るのは楽しい、学ぶことは面白いという意識を育むこと。
結果として、ピアノと数学は隼斗さんを形づくる大きな要素になりました。
幼少期から折に触れて「あなたはピアノが得意だよ」「数字が得意だよ」と語りかけてきたことも、隼斗さんの自信につながったのではないかと分析しています。
角野美智子の娘・未来(みらい)もピアニスト
もう1人の子供は、同じくピアニストとして活躍中の娘・未来さん。
1998年9月30日生まれの未来さんもまた、赤ちゃんの頃からピアノに慣れ親しんでいました。
美智子さんの指導で本格的にレッスンをはじめたのは3歳の時。
憧れの兄を目標に、第17回ちば音楽コンクール全部門最優秀賞、第19回ショパンコンクールinAsiaのプロフェッショナル部門アジア大会銅賞など、数々のコンクールで実績を残しています。
明けましておめでとうございます🎍
今年も宜しくお願い致します! pic.twitter.com/LcTTy9RyKu— 角野未来 (@miraisumino) January 1, 2023
小学生まではピアノコンクールに出場するのがあたりまえだった未来さん。
コンクール上位に入賞する安定した実力の持ち主だったにもかかわらず、自分は本当に音楽に向いているのだろうかと思い悩み、涙を浮かべていたこともあったそうです。
やがてピアノ以外の可能性を試したくなったのか、浦和明の星(うらわあけのほし)女子中学校の受験を突破して勉強に集中した時期もありました。
しばらくピアノから離れたいと言う娘に寂しさは感じたものの、美智子さんは彼女の決断を応援。
一緒に新しい可能性を見つけようと努力します。
転機が訪れたのは中学3年生の夏でした。
未来さんの中で「やっぱりピアノを弾きたい」との思いがふたたび沸き上がり、東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を受験して見事合格したのです。
両親としては難しい決断を迫られたことでしょう。
浦和明の星は完全中高一貫校ですから、外部の高校を受験すれば内部進学する資格を失います。
高校浪人という最悪の結果も起こりうる場面でした。
いったんピアノから離れたからこそ、たどりついたのが藝高であり、挫折感を抱えたままピアノを弾き続けていたら心が折れていたかもしれない、と美智子さんは振り返っています。
未来さんはその後、東京藝術大学を経て東京藝術大学院音楽研究科に進学。
角野美智子ピアノ教室の講師紹介のページによると、3年に在学中とのことです。
息子と娘がそろって高学歴で、ピアニストとして活躍している角野美智子さん。
2人を育てた母親として、今後はさらに注目が集まりそうですね。
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