久本雅美さんや柴田理恵さんとともに、「ワハハ本舗」の一員として活躍する梅垣義明(うめがきよしあき)さん。
芸風は女装して歌手のモノマネをしながら、鼻につめた豆を飛ばすなど破天荒なもの。
ちょっとだけ下品なお笑いながらも、その磨かれた芸には多くのファンがついています。
今回は、梅垣義明さんの現在の活動や若い頃に歩んできた道、結婚やご家族などについてお話していきます。
梅垣義明のプロフィール
愛称：梅ちゃん
本名：梅垣義明
生年月日：1959年(昭和34年)7月12日
身長：178cm
出身地：岡山県笠岡市
最終学歴：京都産業大学中退
所属事務所：WAHAHA本舗
梅垣義明の現在(2023)の活動
梅垣さんは現在も、舞台やライブでの活動をメインにしています。
ですが、コロナ禍の影響で活動内容にも大きく影響があったようです。
ワハハ本舗の歌姫
梅垣さんの芸風は、越路吹雪さんの「ろくでなし」を歌いながら鼻に詰めた豆を飛ばしたり、美空ひばりさんの「川の流れのように」を歌いながら、股に挟んだホースから水をまき散らすなどという破天荒なもの。
ドラァグクイーン風のメイクにギラギラの衣装、大迫力の歌声にそれだけでも十分大満足しそうな舞台です。
ワハハ本舗の歌姫ともいわれているようですね。
豆や水を飛ばすだけではなく観客席を回りながら、お客さんに抱きいつたりラップを挟んでキスしたりと、ファンとしても嬉しいサービスも多かったようです。
元々は美輪明宏さんの大ファンで、影響を受け舞台で歌うことを目指し始めたそうです。
三輪さんが活動していたシャンソニエ(シャンソンが聞けるライブハウス)に、通いつめていたほどだったといいます。
コンサートで美輪さんがステージに登場すると、それは男でもなく女でもなく、美輪明宏なんです。けれど歌には男性だからこその力強さがあり、彼女が生きてきたバックグラウンドがあり、歌に説得力がある。
舞台の演者となってはじめの頃は普通にシャンソンを歌っていたそうですが、誰もきいてくれないからと豆を飛ばし始めたんだそうです。
コロナによって、奪われた芸風
お客さんと触れ合う機会の多い芸風だったことが、コロナが流行する中で大きな影響を受けてしまったそうです。
言い方がエラそうかもしれないですけど、歌手でいうとヒット曲を出したような気になっている自分がいて、それがコロナで歌えなくなった。一発屋の歌手がヒット曲を封じられた感じかもしれません。
コロナの影響によって、多くの芸能人がYouTubeなどの配信に参入した時代となりましたが、梅垣さんは配信はやらないと決めていたそうです。
「自分たちが走っているのは、お客さんの力があってこそ。それを感じれるのは舞台だけ。それを肌で感じられない配信では、やりがいがない。」と語っています。
舞台を愛する梅垣さんにとって、とてもキツい時期だったでしょうね。
コロナも収束に近づき、最近では「春のシャンソン祭」と題してライブ活動を行い、ファンたちとの触れ合いを喜ぶ様子がみられています。
やっぱり、お客様いるライブは楽しいし、エネルギーもらえるね。
ありがたいね、お客様😀😀😀 https://t.co/BBa35DscR4— 梅垣義明 (@umegakiyoshiaki) May 2, 2023
若い頃はどんな道を歩んできたのか
舞台俳優、モノマネ芸人以外にも、ドラマや映画など活躍の場が広い梅垣さんですが、これまでどんな道を歩んできたのでしょうか。
詳しくみていきましょう。
小さい頃の夢は建築家
梅垣さんの子供の頃の夢は、「建築家になる」こと。
田舎に住んでいたため、はじめて見たビルに衝撃をうけたんだそうです。
その頃から、だいぶ夢は変わったようですね。
梅垣さんの父親は、かなり厳しい方だったんだとか。
理髪店をしており、職人はプライドを持って仕事をしているといいながら、散髪中居眠りすることすら許してくれなかったそうです。
梅垣さんは、そこから散髪が大の苦手。
出された飲み物も飲まず、鏡の一点をひたすら見つめて散髪が終わるのをジッと待つんだそうです。
以外な弱点に、ほっこりしてしまいますよね。
梅垣さんがはじめて舞台の道を進もうと思ったのは、高校3年生の時。
学校の先生のモノマネをしたところ、その当時好きだった子が笑ってくれたことで、人を笑わせる喜びを実感したんだそうです。
高校卒業後、大学では落語研究会に所属。
そこでの高座名は「童貞梅三郎」だったそう。
周囲にはそんなに面白いことを言う人もおらず、適当にやってるんだろうなあという感情を持っていたそうです。
周囲が就活モードに入る中、自分は落語やお笑いなどそういった関係の仕事をしていくんだろうなと思っていたそうで、取りあえず東京にむかったといいます。
ワハハ本舗合格の理由は「顔がおもしろいから」
上京しいくつか舞台のオーディションを受けたそうですが、ことごとく落ちてしまったそう。
舞台のオーディションというのは、5000円から1万円ほど参加料をとられるのが一般的だそうで、そんな中無料でオーディションを行っていたのが現在所属する「ワハハ本舗」だったといいます。
無料だからという理由で参加し、見事合格。
オーディションの審査員側には、久本雅美さんや柴田理恵さんもいたそうです。
後々、自分が合格した理由を柴田さんに聞いたところ、「顔がおもしろいから」といわれたんだそうです。
嬉しいような悲しいような複雑な気持ちですよね。
芸人さんにとってみれば、これ以上ない褒め言葉なのかもしれません。
1984年に入団して以来、久本さんや柴田さんとともにワハハ本舗を支える大きな存在となっています。
舞台にたつことは接客業と同じ仕事、という気持ちでいるそうです。
1階席の観客のみならず、2階席、3階席の観客まで大切にしよう、と柴田さんらと話しているんだとか。
新宿2丁目に通って、接客の仕方も色々と勉強したんだそうです。
とても素敵な考え方で、観客側としても応援しがいがありますよね。
娘や息子はいる？そもそも結婚はしてる？家族構成は？
梅垣さんの私生活について、いろいろと謎な部分が多いように感じます。
結婚はしているのか？子供はいるのか？などについて調べてみました。
結婚はしている
梅垣さんは、結婚しているようです。
プロフィールでは既婚となっており、インタビュー記事の中にも奥さんについて語っているものがありました。
梅ちゃんはこう見えて、亭主関白なんですよ。この男、なんで奥さんをこんなアゴで使うんだ、っていうくらい（笑）。だから、料理なんて絶対にしないと思ってた。
子供については詳しい情報はわかりませんでした。
ですが、梅垣さんも2023年で64歳。
もし子供がいるとしたら、20～30代の娘、息子さんがいてもおかしくないと思われます。
警察官の弟がいる
梅垣さんの実家の家族構成としては、父親、母親、梅垣さん本人、弟になるようです。
弟さんは、2歳下で警察官をされているそうです。
9歳の時に溺れて、弟に命を救われたと語っていました。
学校の壁新聞に『兄思いの弟、溺死寸前の兄を救う』って書かれて(笑)。弟は本当に真面目な人間で、子供の頃から中学校、高校、大学もずっと柔道をやっていて警察官になったので僕とは真逆の人間。
とても真面目な弟さんのようですね。
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