正名僕蔵(まさなぼくぞう)さんは、名バイプレイヤーとしてさまざまな人気ドラマに出演、安定感のある演技で今や連続ドラマには欠かせない存在です。
黒縁メガネのクールな風貌で弁護士、医師、検事などの知的な役どころを演じ、作品のグレードをあげる重要な役割を担う名優です。
正名さんは1992年、個性派俳優集団「大人計画」に入団し舞台俳優として活動します。
同期には阿部サダヲさんがいました。
入団のきっかけは舞台女優に一目ぼれしたこと、というユニークかつ不純な動機でした。
今回はそんな正名さんのプライベートにスポットを当て、家族についてお伝えしていきます。
正名僕蔵のプロフィール
本名:正名 文夫(まさな ふみお)
生年月日:1970年(昭和45年)8月11日
出身地:神奈川県 川崎市
身長:174cm
血液型:O型
学歴:青山学院大学 文学部 仏文学科卒業
所属:大人計画
正名僕蔵、息子や嫁との貴重なエピソード
正名さんが家族について話すことはほとんどありませんが、2020年に演劇専門誌「日刊えんぶ」の中で少し語っていました。
プライベートが謎に包まれている正名さんですから、これはとても貴重なお話です。
プライベートな悩み
女優の池谷のぶえさんに人生相談をするという企画で、正名さんは普段自身がかぶる帽子について相談をもちかけています。
そもそも正名さんにとっては、帽子は広めのおでこを守る日よけにすぎず、おしゃれをするつもりはまったくないと言い切ります。
小劇場の男性俳優が老いも若きも、申し合わせたようにハンチングをかぶっているため、そのイメージに抵抗しようとキャップをチョイスしていたのだとか。
それを家族から受け入れてもらえないのが、目下の悩みなのだそうです。
息子、嫁との関係は
家族からは正名さんのキャップ姿がとにかく不評なのだそうです。
嫁はキャップをかぶった正名さんに対し「オジサンがよりオジサンになる。イタイ。一緒に歩きたくない」と痛烈です。
当時中学生だった息子も「若者ぶっている」と嫌がり、嫁と同様一緒に歩くことを拒否するなど、さんざんな扱いを受けているのだと嘆きます。
「眉間にしわを寄せて責め立てる」という嫁と息子の圧力に押され、仕方なくハンチングをかぶるようになった正名さん。
二人とも正名さんにはハンチングが本当によく似合うと思っているようで、ハンチングをかぶると笑顔で一緒に歩いてくれるそうです。
ユニークな家族ですよね。
でも本当はいかにも小劇場、というハンチングが嫌で仕方ない。
自分の好きなキャップを堂々とかぶる人生に憧れるという正名さん。
息子は、そんな父親に「そんなにハンチングが嫌だったら、キャップかぶっていいよ」と言ったそうです。
優しい息子ですよね。
相談を受けた池谷さんは「息子にお父さんに似合いそうなキャップを選んでもらったら?」と提案していました。
またデザイン的に、ハンチングとキャップの中間のような帽子もあるのだそう。
これはいい考えですね。
嫁と息子は正名さんにカッコよく若々しいお父さんでいてもらいたいと思っているようです。
それだけ正名さんに関心があるということですから、平和で仲の良い家族だと思われます。
息子は難しい年頃ですが、普段から言いたいことを言い合えるよい関係であることがうかがえます。
小劇場の男性俳優というのは、割と年齢問わず、ハンチングをかぶっていますよね。
正名僕蔵の結婚していない噂
正名さんは、Wikipediaなどで「既婚」となっているのになぜか「結婚歴はなく、現在も独身でもちろん子供もいない」という情報が多いです。
配偶者 既婚
少し神経質そうな見た目のイメージで勝手に「芝居一筋で生きていそう」と判断されているようです。
しかし実際には、正名さんにはその活躍を支える嫁と、2023年現在高校生くらいの年齢の息子の存在があり、あたたかい家庭があるのです。
息子の年齢から考えると、結婚は15年以上前にしているということになります。
家族あっての役者業ではありますが、嫁と息子は一般の方なので残念ながら画像はありません。
正名さんが公の場で家族について語ることもほとんどないようですし、役者仲間が話題にすることも全くありません。
正名さんはプライベートを明かさない主義なのでしょう。
舞台出身の役者は特にこのような傾向が強いですね。
多くの役を演じる役者にとって、イメージを固めないために家庭の匂いをさせないというのは、いいことなのではないでしょうか。
正名僕蔵の兄弟と家族まとめ
正名さんの兄弟については、まったく情報がないためわかりません。
俳優の吉岡睦雄さんが正名さんによく似ているので兄弟ではないかという噂がネット上ではあるようです。
顔だけではなく声まで似ているという人もいるようです。
しかし吉岡さんは広島県出身であり、神奈川県出身の正名さんとは兄弟ではないようですね。
正名さんの両親についても、ほとんど情報はないようですね。
正名さんの生い立ちのエピソードとして興味深いのは、小学校3年生の時テレビが壊れても買い直すことなく、以来10年ほどテレビのない生活をしていた、という話です。
そのルーツも興味深い。小学校3年生の時、家のテレビが故障した。
歌謡番組にバラエティーと最もテレビが元気だった時代に、情報源がラジオだったというのは意外すぎます。
当時人気の「オレたちひょうきん族」などのテレビ番組を見ることができなかった正名さんは、学校での話題についていけなかったそうです。
しかしテレビがなかったおかげか、中学時代は「神童」と呼ばれるほど成績が良かったそうです。
主要5教科はすべて満点が当たり前だったというのですから驚きです。
当然のように難関の進学校に合格した正名さんでしたが、高校に入ると勉強に興味を失い、家電量販店に足繁く通ってテレビを見ていたのだとか。
そんな一風変わった青春時代を過ごしてきたそうです。
もしかしたら、現在の個性的な役作りに活きているのかもしれません。
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