金田一シリーズの警部役が大人気だった加藤武(かとうたけし)さん。
生前は独身で20年前に妻は亡くなっていました。
結婚はいつしたのか。
よしわかったの台詞とは何か。
加藤さんの死因はサウナと関係しているのかについてお伝えしていきます。
加藤武のプロフィール
本名:加藤武
生年月日:1929年5月24日-2015年7月31日(86歳没)
出身地:東京都中央区築地
最終学歴:早稲田大学英文科卒業
加藤武は独身なのか
劇団文学座の代表で、黒澤明監督映画をはじめ多くの作品に名脇役として出演した俳優の加藤武さん。
今日5月24日は俳優 加藤武さんのお誕生日です。映画、舞台、テレビドラマなどで名脇役として活躍。映画「天国と地獄」「用心棒」など黒澤明監督作品の常連の他、「仁義なき戦い」シリーズ、「犬神家の一族」などの金田一耕助シリーズ、「釣りバカ日誌」の秋山専務役など代表作は多数。 pic.twitter.com/QnqaJsHeQv
— 松木 秀憲 (@ddg175myoukou88) May 23, 2023
2015年7月31日に東京都内のスポーツジムのサウナで倒れ搬送先の病院で死亡が確認されました。
86年という生涯の中で結婚はされていたのでしょうか。
加藤さんは結婚をしていましたが妻を病気で亡くしていました。
いつ結婚したのかなどについての詳細は明かしていません。
加藤さんが86歳で亡くなるまでは、食事や洗濯などを加藤さん自身でこなしていたといいます。
加藤武の妻は亡くなっていた
加藤武さんは2015年7月31日当時86歳のときに通っていたスポーツジムのサウナで倒れその後に亡くなっています。
劇団文学座の代表として活動され、持病もなく日頃から体を鍛えていたというほど元気で亡くなる直前まで公演を行っておられました。
そんな健康な加藤さんを支えていた妻はどんな人だったのかを調べてみたのですが、情報はほとんど公表されていませんでした。
2013年に出演した徹子の部屋では20年前に妻を亡くしたと紹介されているので、加藤さんが60代のときに奥様は亡くなられたようです。
かれこれ20年前に妻を亡くし、1人で暮らしながら家事もこなす加藤さん。
いつ結婚したのか、妻の名前やどんな人だったのかについて調べてみましたが、情報がありませんでした。
加藤武の結婚
加藤武さんは60代の頃に奥様を亡くしています。
あまりプライベートなことについては明かしておられないので、いつ結婚したのか、奥様はどんな人だったのかは情報がありません。
2人の間には娘が2人いるといいます。
娘についての情報も見当たらないので、芸能活動はしておらず、一般人として暮らしていると考えられます。
娘が2人いるが、現在は都内で1人暮らしだった。
よしわかったのフレーズとは
加藤武さんをネットで検索すると気になるワードがでてきます。
「よしわかった」のワードです。
この「よしわかった」というフレーズはどういうことなのでしょうか。
これは、加藤さんが出演した映画で使用した台詞のようなのですが、どんな映画のどんな役の台詞なのかを調べてみました。
1976年の角川映画の初作品『犬神家の一族』(いぬがみけのいちぞく)の中で使用された台詞のようです。
『犬神家の一族』は1970年代から1980年代に大ブームとなりシリーズ化された、金田一耕助という主人公の探偵が事件を紐解いていくという作品です。
加藤さんはシリーズの中での役名は橘警察署長だったり等々力警部だったりと毎回異なりますが、毎回大袈裟な身振りで「よしわかった」と威勢のいい声でポンと手を叩きながら早とちりをするという警察幹部役。
推理があまりにも見当違いなことに、映画館では笑いがおきるほどの愛すべきキャラクターを作り上げ、加藤さんのはまり役にもなりました。
金田一シリーズには欠かせない存在として人気を博しました。
ちなみに「よしわかった」の決め台詞の誕生の秘話は市川崑(いちかわこん)監督がとっさに思いついたフレーズを使用したということです。
また粉薬が手放せず、薬にむせて吐き出すシーンもお馴染みです。
この薬ですが加藤さんの発案で「龍角散3:クリープ7」。
これが、画面に映える比率だという考えだといいます。
「よしわかった」は1990年から1993年に放送されていた超人気バラエティ番組、フジテレビ系列『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』のクイズコーナー「クイズよし!わかった!」のモデルにもなっています。
加藤さんもレギュラーとして出演していました。
さらには「よしわかった」のフレーズは野村證券のCMでも起用されています。
何でもないようなひと言が、こんなにも盛り上がるひと言となり、今もなお思い出されるフレーズになっていることで偉大なひと言であったことを感じさせられますよね。
加藤武の死因は何か
金田一耕助シリーズの「よしわかった」の人気フレーズの警察官役など名脇役として活躍した加藤武さんですが、2015年7月31日に死去しました。
86歳でした。
持病はなく、仕事も続けていて亡くなる前日まで働いていたといいます。
死因は不明と公表されています。
大きな病気もしたこともなく元気に過ごしていて、時間があるときなどはジムに通い体を鍛えエアロビクスなどで汗を流していたそうです。
亡くなった2015年7月31日もジムへ足を運び、サウナで汗を流しているときに倒れました。
そのまま都内の病院へ救急搬送されましたが、帰らぬ人となりました。
加藤武はサウナで倒れた
加藤武さんは通っていたスポーツジムのサウナで汗を流しているときに倒れ、緊急搬送されたものの病院で死亡が確認されました。
持病もなく元気な86歳だったといいます。
詳しい死因は不明ということなのですが、死亡とサウナは関係があるのでしょうか。
加藤さんは86歳という高齢者だったので、若者よりもサウナは体への負担が大きかったと考えられます。
まず、スポーツジムのサウナという場所だったという点で直前まで運動をしていて、血圧や脈拍が上がっていた可能性があります。
その状態でサウナに入ったとすると、体が温まり血管が拡張して心臓にさらなる負担をかけることになります。
若者であれば大丈夫なことでも、高齢者となると動脈硬化などを起こしている場合もあるためリスクが高いということです。
運動後の状態でさらにサウナで体に負担をかけることは危険なので、まずは運動後にはクールダウンが必要。
現在はサウナが大ブームになっていますが、正しい方法を知って安全にサウナに入る必要がありそうですね。
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