ロックシンガーの中島卓偉(なかじまたくい)さん。
シンガーとしてはもちろんのこと、作曲家としても安倍なつみさんやTHE ポッシボー、小川真奈さん、真野恵里菜さん、アンジュルム、つんく♂さんらに楽曲を提供したことでも知られています。
そんな中島さんは数年前結婚していたことを公表しましたが、彼の嫁はどんな女性なのでしょうか。
また、若い頃は苦労したという彼の兄や父親とのエピソードにも注目してみましょう。
これらに加え、彼を見たときにパッと目を引く派手なタトゥーにまつわる話題も調査してみたのでまとめてご紹介します。
中島卓偉のプロフィール
本名:中島卓偉
生年月日:1978年(昭和53年)10月19日
身長:166cm
出身地:福岡県古賀市
最終学歴:中卒(学校名非公表)
所属事務所:FOR ROOTS
中島卓偉が結婚発表、嫁は一般人
2017年に前作から2年ぶりとなる18作目のシングル『我が子に捧げる PUNK SONG』という曲を発表した中島さん。
楽曲の発表と同時に自身が既婚者で子持ちであることを明かしました。
既婚・父親宣言の理由や効果とは
プライベート情報の公表に際して本人は、「アーティストが自身のプライベートを公にしなければならないという義務はない」としながらも次のように続けました。
子供に捧げるような歌の歌詞が生まれて、『我が子に捧げる PUNK SONG』というタイトルで曲をリリースする以上は何かしら説明がいる、そう考えたためこのタイミングでの公表に踏み切ったようです。
芸能人・著名人の中には、結婚を機にファンとの関係が変化する場合もありますよね。
中島さんの場合はどうだったのでしょうか。
これについては本人が既婚・子持ち宣言後は「男性ファンが増えた」と明かしています。
まず、子供に捧げる歌がバラードではなくパンクだったことが「らしくてかっこいい」と映ったことが理由のようです。
また、ハロプロと仕事上の付き合いがある中島さん、ハロプロファンから「卓偉は信用できる」という信頼を勝ち取る結果にも繋がったとのこと。
一方の女性ファンの反応はというと「(もともと)そんな理由でファンになってない」とこちらも冷静だったようです。
中島さんは外見的にもイケメンですが、彼のファンはルックスではなく彼の音楽に惹かれてファンを続けているという証拠ですよね。
中島さんの既婚・子持ち宣言は、図らずもファンとの絆を図る結果になったようですね。
嫁は金澤朋子ではない
結婚を発表した中島さん、気になる奥様が誰なのかを調べたところ何も情報が出てこないころから、一般女性と考えてよさそうです。
ちなみに彼について調査していると「金澤朋子」という女性の名前が浮上してきます。
金澤さんはハロプロのJuice=Juiceの元メンバー。
中島さんとは楽曲提供などを通して仕事上での関わりがありました。
「あなたを想う帰り道」中島卓偉が作詞 作曲させていただきました。かなともちゃん、卒業おめでとう。そしてお疲れ様でした。今後もずっと応援しています! https://t.co/gmuy6aol3i
— 中島卓偉 (@takuinakajima) November 25, 2021
また、彼女の方は中島さんのことを先輩としてとても尊敬していたようです。
そんな2人については、ネット上の掲示板で「結婚したのでは」という噂がたったことがありますが、そう疑われた原因は2人が事務所を退所した時期が重なったせいだったようです。
中島さんは2022年3月をもってアップフロンドグループから独立し、自身で事務所を設立。
一方の金澤さんは2022年5月末で芸能界を引退しています。
そのため「金澤さんが中島さんと結婚して芸能界を引退」という憶測に繋がったのでしょう。
しかし、中島さんは2017年に妻帯者で子持ちであることを発表済み。
中島さんの奥様が金澤さんというのはあくまでもただの憶測といえます。
中島卓偉の兄が曲に登場
中島卓偉さんには2歳年上の兄がいます。
幼い頃に両親が離婚した後は、兄と共に父親に引き取られたようです。
そんな兄は卓偉さんの楽曲にも登場しています。
2011年の『3号線』という曲は、出身地福岡県古賀市の国道3号線を舞台に、母親と離れて暮らすことになった幼い兄弟の悲しみと葛藤を描いた作品。
母と離れて暮らすことになった寂しさ、卓偉さんにとってそれを一緒に抱えたのが兄という存在なのではないでしょうか。
両親が離婚した後、自分も辛いはずなのに弟である卓偉さんの面倒を見てくれたという兄。
あるインタビューでは当時を振り返り「兄は強かった」と兄への感謝や尊敬をにじませたような発言もありました。
また、自身の幼い頃の写真を使ってPVを作ることになったときには「兄にアルバムを送ってもらった」と明かしています。
中学卒業してすぐ、追い出されるように家族の元を離れたという卓偉さんですが、兄弟には今でも家族としての交流があるようです。
中島卓偉の父親は厳格で音楽好き
中島さんの両親は彼がまだ幼いころに離婚しています。
自身の育った環境について「両親が離婚して、家庭がめちゃくちゃになった」「貧しかった」と明かしてている中島さん。
片親ということもあり、子ども時代は大変な思いをしたのでしょう。
離婚後はアメリカ文学の研究者だったという父親が子供たちをひきとって育てたようです。
父のことについては厳格でスパルタ教育だったと語る中島さん。
しかし、そんな父親も卓偉さんの兄がいうところによると、離婚前はとても優しい方だったようです。
妻と離婚して2人の子を男手一つで育てることになった父親、親としての責任を1人で背負う責任感から息子たちに厳しくなったのかもしれませんね。
そんな父親は音楽が好きでジャズ、ソウル、ファンク、ポップスを聞いていたそう。
本人曰く「家の中ではいつもビートルズがかかっていた」というので、よほどビートルズがお好きだったのでしょう。
そのためか誕生日やクリスマスにはプレゼントとしてビートルズのレコードをプレゼントされていたといい、そんな父親の影響で中島さんも音楽にハマっていったようです。
ところが、どんなに音楽好きな父親でも息子が音楽の道に進むことに対しては大反対だったといいます。
そのため中島さんは半ば勘当されるような形で東京に出てきたのです。
実は卓偉さんが上京するときに父親は癌を患っており、余命が半年だったそう。
上京した息子と父親は結局分かり合えないまま死別となりました。
2017年『我が子に捧げる PUNK SONG』公表時に発表した文書では、卓偉さんはこの歌詞を書き上げた時次のようなことに気づいたと明かしています。
自分の倅に対して書いたことは間違いないのですが、本当は自分の親父にこう言ってほしかったんだという答えが出ました。
喧嘩別れとなった父と息子ですが、中島さんのミュージシャンとしての成功を見て、天国からお父様が彼を認めて喜んでいてくれるといいですね。
中島卓偉の若い頃は苦労人
中島さんは若い頃様々な苦労を経験しているようです。
幼い頃からビートルズをはじめとする音楽を聴いて育った中島さん。
中学でエレキギター購入すると、自ら作詞・作曲にも挑戦するようになりました。
そして中学を卒業した15歳の卓偉さんは、エレキギターとわずかなお金を持って1人東京駅に降り立ちます。
まるで映画のようなかっこいい上京ですよね。
しかし、現実は甘くなく、その後は40社以上のアルバイトをしたそうです。
まず最初に始めたのは住み込みで働ける新聞配達の仕事。
寮として提供された三畳一間、風呂・トイレ共同という古いアパートで東京生活がスタートしました。
その後奨学金を借りて専門学校へ通ってバンドを結成、ライブも行うなどしてミュージシャンへの道を歩み始めます。
しかし、学校卒業と同時に今度は奨学金の返済のためのお金が必要となり、音楽活動の合間を縫って数々のバイトに勤しむ毎日。
なんと多い時には合計9つもバイトを掛け持ちしたこともあるのだとか。
その甲斐あって18歳にして既に奨学金を全額返済したというので、若い頃の中島さんのエネルギッシュさには驚かされますね。
そんな苦労人の中島さん、ある取材では「プロデューサーでもアーティストでも活躍している人は若い頃苦労している」という業界における自身の気づきを聞かせてくれました。
バイトや苦しい経験を経て『本物』の価値を知ってきたからこそ、『本物』の仕事を届けられる。そう信じているんです
若い頃に人一倍苦労してきた中島さん、これからもそんな彼だからこそ放てる本物の輝きを放ち続けて欲しいですね。
中島卓偉のタトゥーは亡父に捧げたもの
中島さんには、両腕にカラフルで大きなタトゥーを彫っています。
TAKUI NAKAJIMA IN KANAZAWA <中島卓偉せっかち!凝縮!1泊2日金沢の旅>前日の金沢より https://t.co/xlT1WtrnqG
— 中島卓偉 (@takuinakajima) June 16, 2023
いかにもロックミュージシャンらしくてかっこいいですが、実はこのタトゥーは彼がメジャーデビューシングル『トライアングル』の印税で入れたものなのだそうです。
実は、このタトゥーは尊敬する父が生前好きだったという白いバラと、父へのメッセージを掘ったもの。
彼にとってこの刺青は単なるファッション以上のものだったのです。
ところで、昔ほどではないにせよ日本では依然としてタトゥーを掘っている人への偏見は根強いですよね。
彼のようにタトゥーが入ったロックシンガーというとどうしても「不規則で不健康」なイメージを持ってしまいます。
これに関しては中島さん自身が「体にタトゥーが入っているから勘違いされやすい」なんて漏らしていたこともあるほど。
しかし、実は中島さんはシンガーとして喉を労わるために酒もタバコもやらず真面目な生活をしているといいます。
人は見かけによらないというのを、教えてくれるエピソードですよね。
タトゥーが入っていても、ロックシンガーでも大好きな音楽のためにストイックな生活を送る卓偉さんはかっこいいですね。
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