田中裕子は若い頃から天才でかわいいと話題!魅力を解説&性格は物静か

純和風な色気と独特な世界観が魅力の女優・田中裕子(たなかゆうこ)さん。

NHK連続テレビ小説で『おしん』を演じると最高視聴率が62.9を記録し、テレビドラマ史上最高視聴率の快挙となりました。

今回は若い頃から天才でかわいいとの話題や、魅力や性格についてお伝えしていきます。

田中裕子のプロフィール

本名:澤田裕子

生年月日:1955年(昭和30年)4月29日

身長:160cm

出身地:大阪府池田市

最終学歴:明治大学文学部演劇学科卒業

所属事務所:アニマ出版

田中裕子は若い頃から天才だった

田中裕子さんには若い俳優によくある売れない時期や、下積み時代がありません。

駆け出しの女優の身であっても、1度演技したら、周囲に強烈なインパクトを残し忘れさせない。

まさに天性の天才肌といわれています。


ここで、田中さんの天才エピソードについて見ていきましょう。

軽い気持ちで文学座に合格

田中さんはもともと女優を目指していたわけではありませんでした。

しかし、『文学座』にあっさり合格してしまうのです。

田中さんは札幌の高校を卒業後は、地元の藤短期大学へ進学。

ところが好きな男性が東京の大学に行ったことを知ると、短期大学をあっさり中退。

上京して明治大学文学部演劇学科に入学し直します。

田中さんいわく、演劇に興味があるわけではなく男性を追いかけるためとのこと。

それ以外に目的はなかったと言いますから、結婚を視野に入れるほど好きな男性で、演劇は腰掛けに過ぎなかったのでしょう。

明治大学で演劇を専攻していながら、演劇活動は特にしていなかったと語ります。

しかし、就職が近づいてくると演劇学科の就職が厳しいことに気づきます。

演劇学科は文学や演劇の歴史について学ぶため、他大学と比べたら一般企業の就職は厳しいのかもしれません。

一般の就職が難しいと悟った田中さんは、進路選択の幅を広げて劇団就職も視野に入れます。

そして劇団『文学座』の研究生オーディションを受験。


女優を決意したわけではなく「もし受かったら1年くらいやってもいいか」という軽い気持ちで受けました。

しかも当初は照明希望だったとのことです。

ところが田中さんは軽い気持ちで受けた『文学座』にあっさり合格してしまったのです。

昭和の頃、『文学座』の倍率は30倍ほどあったとされています。

2000人の応募者がいたら、60人程度が受かる狭き門。

演劇に興味がないのに合格出来るのですから、オーディション段階で光っていたのでしょう。

若くして『文学座』の有力株に

田中さんは文学座に合格すると、すぐに女優としての頭角を現します。

まずは1979年のNHK連続テレビ小説『マー姉ちゃん』オーディションに合格。

主役の妹役という目立つポジションを配役されました。

オーディションに携わった平川チーフディレクターは、「悪戯な男の子みたいで、それでいてしおらしく、ギャップに惹かれた」と語ります。

田中さんはこの頃「こういった仕事でお金もらえて食べていけるなら良いなあ」と女優の道を考え始めます。


続いて1981年映画『ええじゃないか』に出演し、『北斎漫画』では主演に抜擢。

新人女優にも関わらず評価が高く、日本アカデミー賞最優秀助演女優賞など複数の賞を受賞しました。

以後は国民的ドラマとなった『おしん』での主演やCM、歌手、声優など幅広く成功をおさめています。

NHKの朝ドラは人気女優の登竜門のような存在です。

女優はまずそこを目標に頑張るのに、田中さんは進路が決まっていない状態であっさり合格してしまいました。

続いて抜擢された作品では数々の賞を獲得しているので、誰が見ても高評価だったということです。

田中裕子さんはまさしく演技の天才といえます。

田中裕子、若い頃がかわいいと話題!

田中さんは若い頃かわいいことで有名でした。

そのかわいさは2023年現在になっても多くのファンの心に残っています。

品がありながらも、お茶目なかわいらしさがあります。


表情が豊かで、哀愁が漂う困り顔も素敵ですね。

なかでもかわいいと評判なのは1983年の映画『天城越え』の田中さん登場シーンです。

山中で出会った少年を一目で魅了するシーンを巧みに演じていました。

色白で薄い顔に施した濃いメイクと着物がよく似合いますね。

田中さんのなんとも言えない儚げな可愛らしさには、たくさんの男性が魅了されました。

1986年に『笑っていいとも』に出演した際は、司会のタモリさんもたじたじに。

他の出演者との対応の差があからさまにわかるほど、田中さんにデレデレになっていました。

内気で言葉少なめですが、甘えた表情でいたずらをする田中さんのギャップにやられるようですね。

田中裕子の魅力

田中さんの魅力は品のある色気と可愛らしさ、繊細な演技で見せる強い存在感にあります。

演技では妖艶な表情を見せ、薄顔の整った美人が映えます。


当時から最近まで、女性といえば大きな目をした人形のような派手顔が人気です。

しかし田中さんは小さな目をした和風顔。

その奥ゆかしさには品があり、哀愁漂う色気をまとっています。

目立つ美人ではありませんが、他にはない色気を持った女優です。

しかし妖艶で内気な印象とは裏腹に、いたずら好きで可愛らしい一面もあるのです。

可愛くて周囲の人を惑わす不思議ちゃんという魔性の魅力も持ち合わせています。

くしゃっとした笑顔がかわいく、つい引き込まれてしまいますね。

また多くは語らないものの、表情や声色、細かい仕草で全てを表現する高い演技力が魅力です。

女優の戸田恵梨香さんも、今までで1番怖いと感じた女優は、田中裕子さんだと即答しています。

怖いというのは、演技力の高さに恐れおののいたということ。

ボソボソとセリフを言っても、迫力があって、見ている人をはっとさせてしまう。


1度見たら忘れられない強い存在感を放っており、真似しようにも真似できないといいます。

また『文学座』同期の俳優、並樹史郎さんから見ても、昔から天才だったとのこと。

役者は役に入るタイプと役を引き寄せるタイプがいるが、田中さんはどちらでもありません。

本番5秒前の合図がかかると、役そのものに変化してしまうといいます。

有名俳優から見ても、田中裕子さんの魅力は別格のようですね。

田中裕子の性格は物静か

田中さんの性格は物静かで、自分から何かを発したりはしないようです。

舞台会見でも余分なことは話さず、作品の魅力を落ち着いて淡々と話すのが印象的です。

また、人を惹きつける天才です。

若い頃から大きな役に抜擢されており、数々の女優賞も獲得。

製作陣だけでなく、男性や視聴者も夢中にさせていました。

既婚者であった歌手の沢田研二を略奪して結婚したことも有名ですね。

沢田さんは2023年現在でも田中さんに夢中で、おしどり夫婦で知られています。

加えて、仕事熱心な性格です。


『おしん』では撮影中突然倒れて救急車で運ばれるほど追い込んでいました。

田中さんはずっと気丈に振る舞っていたのですが、クランクアップの時に花束を渡されるとぼろぼろと泣いたんだとか。

穏やかに見える田中さんですが、内に熱い魂を秘めた奥深い女優といえます。

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