松任谷由実(まつとうやゆみ)さんは、ユーミンの愛称で数えきれないほどの名曲を世に送り出してきたアーティストです。
特に80年代のバブル時代にはオリジナルアルバム8作連続のミリオンセラーなど多くの記録を打ち立て、若者の心をつかみ「恋愛
の教祖」と呼ばれました。
今回はそんな松任谷さんの声に関する噂の真相や、現在の様子についてお伝えしていきます。
松任谷由実のプロフィール
本名:松任谷 由実(まつとうや ゆみ)
生年月日:1954年(昭和29年)1月19日
出身地:東京都 八王子市
学歴:多摩美術大学
職業:シンガーソングライター
松任谷由実、病気で声が出ない噂
松任谷さんの声が変化した原因について探っていきます。
声が出ない原因は病気ではない?
松任谷さんの声が変わったと話題になったのは、2014年のホテルオークラでのディナーショーです。
声量が落ちていることに加え、後半になるにつれ高音域はかすれて苦しそうで、観客からは不安の声が相次いだようです。
また、原曲からかなりキーを下げて歌っているという指摘もありました。
2018年のNHK紅白歌合戦にサプライズ出場し、「ひこうき雲」「やさしさに包まれたなら」を歌った時にも視聴者から「声が出ていない」との意見が続出しました。
もしかしたら喉の病気なのではないかと噂になりましたが、松任谷さん側からそのような発表があったことは今まで一度もありません。
そして、ライブやコンサートなどの音楽活動を休むことなく続けています。
歌手の命ともいえる喉の病気なら公表した上である程度の期間休養して、治療に専念するのが一般的と思われます。
声帯ポリープで休養する歌手はよくいますよね。
声帯ポリープができると、声がかすれて出にくくなったり、低音になったりという症状が出ます。
重症化すると手術をする場合もありますが、それでも安静期間含めても治療にはそれほど時間はかからないようです。
何年かにわたって不調というのは、ポリープのせいではなさそうですね。
どうやら喉の病気という可能性は低そうです。
松任谷由実の声が変わった原因
それでは松任谷さんの声が変わった原因は何でしょうか。
その原因は、年齢を重ねたことによる劣化であると考えられます。
一般的に50代を超えると呼吸筋が衰え、息を吐く力が弱まるため高い声が出にくくなると言われています。
喉周辺の筋肉の衰えにより声の張りもなくなり、かすれて聞きづらくなったりします。
特に女性はホルモンの減少により声帯がむくみ、声が低くなるそうです。
多くのベテラン歌手はキーを下げたり、テンポを遅くするなど工夫して対応しています。
長年歌手をしていれば避けられないことで、どんな訓練を積んでいても必ず声は変化してしまうものです。
松任谷さんは、1972年のデビューから40年以上が経ち、60代後半という年齢。
あれだけのパフォーマンスを行い、歌い続けていることが奇跡なのかもしれませんね。
2018年のインタビューでは、ここ数年体力が落ちたため、ツアーを敢行するのは正直大変だと明かしています。
それでもツアーのための初歩的なボイストレーニングや体力づくりなどの努力を欠かさない松任谷さん。
ファンからは、年齢を重ねてもユーミンだし、変化を見届けるのもファンの役目だという声もありました。
長年応援してきた証でもあり、ファンとしての誇りだと発言している方もいました。
松任谷さんは素晴らしいファンに恵まれているのですね。
全盛期の声と比べてしまうのは仕方のないことかもしれませんが、その時その時の声を好きでいてくれたら嬉しいと松任谷さんは語っています。
できなくなったことを嘆くのではなく、できることをどうのばしていくか。
このような考え方は生きていく上で、さまざまに応用できるのではないでしょうか。
ただ、そのままにしていては人に分かってしまう。ツアーに向けていろいろてこ入れしましたよ。
そんな彼女の努力を知ってか「先日、美意識の面でも信頼する人物が『今のその声が好き』と言ってくれた」と嬉しそうに話すユーミン。
松任谷由実の現在(2023年)の活動
2022年に、松任谷さんのデビュー50周年を記念したベストアルバム「ユーミン万歳!」が発売されました。
オリコンチャートで2週間連続1位となり、変わらぬ人気を見せつける結果となっています。
松任谷さんの歌とともに過ごした青春時代を懐かしむ世代の支持なのでしょう。
新曲「Call me back」では50年という時を超えて、現在の松任谷さんと、細心のAIで再現された荒井由実時代のボーカルとのデュエットが実現しています。
声の変化も自分の歴史であると受け入れ、その違いを楽しむ余裕があるということは、素晴らしいことですね。
ファンの方とともに、想像さえしていなかった50年分の思い出を分かち合いたいと語っています。
デビュー50周年を記念したアリーナツアーが2023年5月13日からスタートしており、12月まで全54公演が予定されています。
ますますパワフルに、走り続ける松任谷さんです。
ユーミンのデビュー50周年を記念した全国アリーナツアー「The Journey」が決定!
2023年5月13日(土)14(日)神奈川・ぴあアリーナ MMからスタートし、12月まで全54公演を予定。
松任谷由実、昔は引退を考えたこともあった
松任谷さんは、過去に一度だけ引退を考えたことがあるそうです。
1975年にリリースされたアルバム「14番目の月」が自身初の1位を獲得。
翌年松任谷正隆さんと結婚が決まっていたため、それを機に歌手を辞めて曲作りに専念するつもりだったことをテレビ出演時に明かしています。
しかし実際は名前を荒井由実から松任谷由実に変えて音楽活動を続行することになったそうです。
「結婚しようと思っていた時に歌手をやめて曲だけを書いていこうかなと思ってました。寿退社的な形で辞めさせてもらえるかなと思った」と当時を振り返った。
それから長年にわたりヒット曲を連発し続けた松任谷さんは、いつしか時代を象徴する存在になりました。
大きな波に乗り、プレッシャーと戦いながら音楽を「やるしかなかった」と振り返っています。
喜んでくれる人がいるのなら、世のため人のために「歌い続けるのが使命」ときっぱり答える松任谷さんには、まだまだ引退はありませんね。
50周年を迎えた今、何を思うのかと問われると「喜んでくれる人がいるなら世のため、人のために音楽やるのも悪くないなと思ったんですね。
これからも健康に気を付けて、素敵な歌を歌い続けてほしいです。
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