「バトル・ロワイアル」など、数々の名作映画に出演している安藤政信(あんどうまさのぶ)さん。
圧倒的な存在感が特徴の俳優で、日本のみならず世界中で高く評価されています。
今回は安藤政信さんの現在と中国での評価、性格についてお伝えします。
安藤政信のプロフィール
本名：安藤政信
生年月日：1975年(昭和50年)5月19日
身長：175cm
出身地：神奈川県川崎市
最終学歴：神奈川県立向の岡工業高等学校
所属事務所：ホリプロ
安藤政信は現在(2023)も俳優として活動中
安藤政信さんは、2023年現在も俳優として活躍しています。
2022年に配信された、日本テレビとHuluが共同製作したドラマ「パンドラの果実〜科学犯罪捜査ファイル〜」にも出演しています。
2023年公開の「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」など、話題作にも出演している現役の人気俳優です。
しかし、デビュー当初と比べると露出が減ったのではと言われることがあります。
1996年に「キッズ・リターン」でデビューし、数多くの賞を獲得した安藤政信さん。
その鮮烈なデビューは、当時多くの人に強烈な印象を残しました。
その後もテレビドラマを中心に出演し、たくさんのファンを獲得します。
2000年には後世まで語り継がれるであろう名作「バトル・ロワイアル」に桐山和雄役で出演し、日本を代表する俳優の1人として認識されるようになります。
しかし、翌2001年頃から数年間露出が極端に減ります。
お金が減ったら出演する、映画を中心に出演したいという活動方針の変化が露出を減った原因とのこと。
一時はひっきりなしにドラマに出演していた安藤政信さん。
毎日のように見ている人を突然見かけなくなると、干されたと勘ぐってしまうのが視聴者の常です。
自身の考えで出演を減らしただけで、決して干されたわけではありません。
露出を減らした当初は、1年に1本映画に出演する程度の活動頻度を想定していたようです。
出演を控えていた頃は頻繁に旅行に出かけていたとのこと。
20代前半から忙しく働き続けてきた安藤政信さん。
2001年頃には十分なお金があっただろうと思われます。
出演を減らして旅行に行くようになったのは、これ以上お金を稼ぐよりも二度と戻ってこない若い時間を楽しみたいとの考えがあったのかもしれません。
自らの意思で出演を減らしていたとのことですが、一方で非常に尖っていたことも認めています。
わけわからず尖っていたので、いろんな人に頭を下げて「あの時はすみませんでした」と謝りたいです(笑)。
忙しいと精神的に敏感になり、周囲に辛く当たってしまう人もいます。
もしかすると安藤政信さんも、忙しさが原因でわけもわからず尖っていたのかもしれません。
出演を減らしたことで忙しさから解放され、自分の態度を冷静に振り返ることができた可能性もあります。
歳を重ねるごとに演技に磨きがかかり、人間的にも成熟した姿を見せてくれる安藤政信さん。
2001年頃とは違い、2023年現在はたくさんのテレビや映画に出演しています。
この調子で出演を続けると、かつてのように最近見なくなったと言われることはなくなるでしょう。
中国の有名監督にも認められた高い演技力の天才
安藤政信さんは、2009年に海外進出を果たしています。
海外初進出となった「花の生涯 梅蘭芳」の監督は、チェン・カイコーさん。
「さらば、わが愛/覇王別姫」などの作品で知られる、中国映画界を代表する名監督です。
チェン・カイコーさんの現場では、アドリブでセリフが変わることが多いとのこと。
その都度中国語で対応しなければならないのは、覚えたての人間には難しいはずです。
にも関わらず安藤政信さんはポジティブに受け止め、すべて完璧に対応したようです。
このような芝居に対する姿勢に、チェン・カイコーさんも感銘を受けた様子。
もっとたくさんの作品に出演した方がいい、演技派の俳優だと絶賛しています。
「安藤さんはもっといろんな映画に出たほうがいい。見た目はアイドルみたいですが(笑)、作品をよく見ると、アイドルではなく、演技派の俳優だとわかります」
世界で評価される名監督にここまで称賛されるのは、とっても非常に嬉しいことだったはず。
安藤政信さんは、デビュー作の時点で圧倒的な演技力を評価された天才タイプの俳優です。
しかも高校時代にスカウトされてデビューしており、自ら役者に志願したわけではありませんでした。
デビュー作で天才と評されたのに飽き足らず、努力を続けて中国でも評価されるに至った安藤政信さん。
これほどまでに天才的な役者だとは、本人も想像できなかったのではないでしょうか。
役作りに没頭するストイックな性格
安藤政信さんは、役作りを徹底するストイックな性格で知られています。
一度その役に成りきると、なかなか素の自分に戻れないとのこと。
2018年放送のテレビドラマ「ブラックスキャンダル」のように、時にゲスい役を演じることもある安藤政信さん。
なかなか役柄が抜けないとなると、プライベートで苦労することもあるかもしれません。
また、バラエティー番組に出演した際は、自分は少し変わったところがあると告白しています。
知られざる一面を明かして“変態”と注目された安藤。
安藤政信さんは、過去にスターダストプロモーションやディケイドなどいくつかの芸能事務所に所属していました。
事務所を辞めるのは、突然「まぁいいか」と思ったからとのこと。
今後の仕事のことを考えると、所属事務所を簡単に辞めるなんて考えられません。
それなのに「まぁいいか」と思いつきで辞められるのは、根本的に楽天家なのか、自分に自信がある証拠でしょう。
安藤政信さんほどの実力があれば仕事に困るとは考えにくいので、後者の可能性が高いです。
ほかにも、休日は一般女性をスカウトして写真撮影をしているとも語っています。
安藤政信さんは2014年に結婚しています。
結婚しているのに一般女性に声をかけるなんて、ナンパとも受け止められかねない行動です。
しかし、2023年現在大きなスキャンダルとは無縁です。
役柄こそ印象的でプライベートでは少し変わったところがあると公言する安藤政信さんですが、根本は真面目で誠実な人なのでしょうね。
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