KANは若い頃に大ヒット!年収がすごい?自宅療養の過去&病状不明だったメッケル憩室がん

シンガーソングライターのKAN(かん)さんは、若い頃に「愛は勝つ」を大ヒットさせました。

名曲の印税やその他収入で、年収は軽く1000万円を超えていたようです。

また、晩年は自宅療養や入院を繰り返す病状が続いていたようです。

メッケル憩室がんについても、あわせて紹介していきましょう。

KANのプロフィール

本名:木村和

生年月日:1962年9月24日

没年月日:2023年11月12日(61歳没)

身長:164cm

出身地:福岡県福岡市

最終学歴:法政大学社会学部卒業

所属事務所:アップフロントクリエイト

KANは若い頃に「愛は勝つ」が大ヒット

幼い頃からオルガン・ピアノを習っていたKANさんは、中学生の時にビートルズにはまりました。

そして、高校生の時にはビリー・ジョエルの「52nd Street」というアルバムを友達から借りて敬愛するようになったようです。

大学生の時、高校時代の先輩のバンド「アネット」に加わったKANさんは、1984年にヤマハ「East West ‘84」優秀賞を受賞するなど頭角を表してきました。


1987年にデビューしていますが、その1年前に大林宣彦(おおばやしのぶひこ)監督の映画で音楽を担当しています。

デビューする前にサウンドトラックを担当するとは、将来大物になる伏線が張られていたように感じられますね。

KANさんのメジャーデビュー作は「テレビの中に」で、同じ日にシングルとアルバムが同タイトルで発売されました。

転機が訪れたのは、何と言っても2024年でも歌い継がれる名曲「愛は勝つ」。

1991年に、フジテレビ系バラエティ番組「邦ちゃんのやまだかつてないテレビ」のエンディングテーマ曲に採用されたことで大ブレイクを起こします。

1990年代はCDが売れに売れた頃で、「愛は勝つ」も波に乗って何と200万枚以上のセールスを記録したのです。

ピアノをいとも簡単に弾きながら熱唱していた若い頃のKANさんが脳裏に焼き付いている人も多いのではないでしょうか。

爽やかな好青年というイメージで、楽器もできて非常にかっこ良かったです。

年末には、最も権威のある「日本レコード大賞」を受賞し、NHK紅白歌合戦にも出演するなど大活躍の年となりました。

KANの年収は常に推定1000万円を超えていた?

KANさんの年収はどれほどあったのか、気になるところです。

1990年代にはよくテレビ等に出ていましたが、2000年以降は減ってきたのかあまり見かけません。

近年はラジオのパーソナリティがレギュラーで毎週2本ありました。

これだけで年収は数百万円ありそうですが、KANさんにはもっと大きな財産が。


それはこれまで生み出してきた曲の数々で、印税収入が毎年入ってくるのです。

KANさんと言えば、「愛は勝つ」の爆発的ヒットがありました。

作詞・作曲ともに自身で行っており、CDの売り上げだけでなくカラオケで歌われても収入になるそうです。

THE虎舞竜(ざ・とらぶりゅう)の高橋(たかはし)ジョージさんが話していた内容では、「ロード」のヒットだけで毎年1200万円の印税が入ってくるといいます。

何もしなくても高収入を得ることができるとは、1曲大ヒットするだけで将来の保証が確約されており羨ましい限り。

KANさんの「愛は勝つ」は売り上げも知名度もかなり高く、内容が人を励ます応援歌。

カラオケでも頻繁に歌われていそうですし音楽アプリなどでもよく聴かれているでしょうから、高橋さんと同じような収入が入っていたことでしょう。

さらに楽曲提供も多数行なっており、今井美樹(いまいみき)さんの「雨にキッスの花束を」も作っています。

他には、やまだかつてないWinkの「さよならだけどさよならじゃない」を作曲していました。

これら全てを加えると、KANさんの年収は軽く1500万円を超えていたかもしれません。

自宅療養しながら活動の過去。メッケル憩室がんの病状は公表せず

晩年のKANさんは、病気で療養しながらラジオの仕事を続けていました。

あまりにも体調が悪い時や入院中は代役を立てて、できそうかなという時は自宅からリモートでラジオ番組に参加。

札幌のラジオ番組「KANのロックボンソワ」では、2023年7月29日の放送分を東京から届けたそうです。

インターネットの普及と新型コロナウイルスによるリモート環境の向上で、出社せずとも仕事ができるようになり便利になりました。

2022年秋に腹痛がひどくなったKANさんは、さほど大きくない病院にでポリープ3つを除去。


ポリープは良性だったのにまだ痛みが続いたので、大病院で検査を受けることに。

腹腔鏡手術で腫瘍をとったところ、メッケル憩室がんと診断されたそうです。

「メッケル憩室」とは、小腸の中間部分に先天的にできる小さな突起物。

ふつうは、胎児がお腹の中で成長する過程で消えてなくなる物だといいます。

まれに体内にメッケル憩室がそのまま残って生まれてくるそうで、KANさんは珍しいケースだったようです。

さらにメッケル憩室を持った人の中でもがんになるのが1%前後だそうですから、とても珍しいがんであることがわかりました。

小腸の検査はとても難しく、がんを見逃すケースも多いそうなので発見できたことはラッキーだったそうです。

KANさんは「皆さまに楽観していただけることが、きっと大きなエネルギーになる、そんな気がしています」と公式サイトにメッセージを書いていました。

暗くならずに、明るい雰囲気で見守って欲しかったのでしょう。


当時、病状については公表していなかったKANさん。

予後は比較的良いタイプのがんだという情報もあったので、またステージで歌ってくれる日を楽しみにしていたファンも多いのでしょうね。

関連記事
KANが結婚した嫁はヴァイオリニスト、子供はいない。離婚説デマ&死因はメッケル憩室がん

槇原敬之の若い頃&生い立ち。「どんなときも」は大学3浪中に誕生!高校ほか学歴まとめ

槇原敬之はJ-Popの天才。音域の歌いやすさで全盛期の売上&年収は?坂本龍一に見出される

槇原敬之、現在(2023)の自宅は?引っ越し遍歴を調査。引退説流れるも執行猶予期間中に復活

桜井和寿の若い頃がかっこいい。筋肉は体質?似てる人と老けた真相について

五木ひろし、生い立ちと若い頃のエピソード。実家は豪邸。兄弟4人の末子&父親と母親が離婚

五木ひろし、病気や脳梗塞はデマで体調良好。現在(2024)の活動&引退は紅白のこと