「オレたちひょうきん族」や「森田一義アワー 笑っていいとも!」など、往年のバラエティー番組でお茶の間に笑いを届けていた、片岡鶴太郎(かたおかつるたろう)さん。
多才な方で、タレント活動のほか、画家や書家、ヨガ実践家としても知られていますよね。
しかし、2017年、そのような多岐にわたる活動を支えてくれていた妻との離婚を発表されました。
そこで今回は、片岡さんの元妻との離婚理由や、元妻についてお伝えしていきます。
片岡鶴太郎のプロフィール
愛称：鶴ちゃん
本名：荻野繁雄(おぎのしげお)
生年月日：1954年(昭和29年)12月21日
身長：163cm
出身地：東京都荒川区
最終学歴：東京都立竹台高等学校卒業
所属事務所：太田プロダクション
片岡鶴太郎、元妻との離婚理由は別々の道で第2の人生を歩むため
片岡さんは、2017年8月18日に放送されたフジテレビ系「ダウンタウンなう」にゲスト出演されたときに、離婚を発表されました。
長年連れ添った妻との離婚を番組収録で発表するのには、どのような経緯があったのでしょうか。
また、離婚の理由はなんだったのか、まとめていきます。
妻との離婚をテレビで発表
片岡さんが離婚を発表された「ダウンタウンなう」は、お酒を飲みながら、司会のダウンタウンらと本音で語り合うという趣旨の番組です。
番組内で、ヨガ実践家である片岡さんの1日のスケジュールについて話しているときのことでした。
片岡さんは午前1時に起床し、4時間ヨガ。
その後、午前5時から2時間もかけて、こだわりのある朝食をとられます。
MCのお一人、坂上忍さんの「奥さんは対応できてるんですか？」という質問に、片岡さんが答えられます。
「いや、対応できないですよね。結婚はしてますけど、結婚生活はしてないんですよ、ずーっと」
どういうことかと首をかしげる一同に、本音トークだからと打ち明けられたのが「この3月にね、離婚しましてね」の言葉でした。
1日のスケジュールは、フリップにまとめられていたので、最初から決まっていたトーク内容だと思われます。
しかし、そこから派生した会話の中での、まさかの告白にダウンタウンのお二人をはじめ、その場にいたみなさんが驚いていらっしゃいました。
片岡さん自身が、この場での発表を決めてこられていたのかはわかりません。
実際の離婚から5か月たっており、下手に記者に嗅ぎまわられ間違った情報が出るより、自分の口で語れるいい機会ととらえられたのかもしれませんね。
元妻との離婚理由はそれぞれの道で第2の人生を歩むため
離婚は、片岡さんがヨガ実践家としてストイックな生活をされていると世間に広まってから発表されたため、ヨガ離婚ともいわれました。
離婚の原因は鶴太郎が５年前から没頭しているヨガだ。
しかし、本当の理由は、ヨガに没頭しすぎたことではないようです。
子供たちが独立して、自分も還暦を迎えることになって、これからどうやって暮らしていくかと考えたときに、また一緒に2人で暮らすことはできないなと思ったんです。
それなら一回、結婚を卒業して、お互い好きなことをやっていけばいいか、ということになったんですね。
片岡さんは、1979年、まだ駆け出しであった24歳のときに元妻である智子さんとご結婚されています。
約38年の結婚生活を経て、離婚は、2017年3月で62歳のときでした。
しかし、片岡さんによると、29歳のときには勉強部屋と称した部屋を借り、ひとりで過ごすことが多くなったといいます。
つまり、実際には30年以上別居に近い状態であったということ。
絵を描き始めたら、アトリエとしてさらに大きな部屋を借り、自宅に帰り家族と会うのは月に2～3回しかなかったそうです。
片岡さんと智子さんの間には、3人の息子さんがいらっしゃいます。
息子さんたちがかなり幼いころから、智子さんはひとりで3人を育てられたことになります。
今でいうワンオペ状態で、かなり大変だったことが想像できます。
智子さんの心の内には、別の理由もあるかもしれませんね。
片岡鶴太郎、元妻との出会いは愛媛県
離婚という形になった片岡さんと元妻の智子さん。
お二人の出会いは、智子さんの出身地である愛媛県でした。
幼少から父に連れられ寄席や演芸場に通っていたという片岡さんは、物心ついたころから芸人になりたいと思っていたそうです。
高校卒業後、弟子入りした片岡鶴八さんのもとから修行に出た片岡さんは、コントチーム隼ジュンとガンディーズに所属。
地方巡業で人気が出て、3年ほど先までスケジュールが埋まっていたといいます。
しかし、ピン芸人としてテレビで活躍したかった片岡さんは、巡業移動のときに逃げだしたそうです。
行き場がなくなったときに、ガンディーズで活動中に仲良くなった方が紹介してくれたのが愛媛県の道後温泉にあった大衆演劇の一座。
その座長の娘さんが智子さんだったということです。
片岡さんは愛媛に滞在中、ピンで活躍するためのネタ作りに励みます。
その間、智子さんが部屋の掃除など身の回りの世話をしてくれたそうです。
半年後、片岡さんは東京に帰り松竹演芸場のオーディションを受け合格。
現在のご活躍の裏には智子さんの支えがありました。
もちろん智子さんのご両親にも恩義のある片岡さんは、離婚に際してもご両親に報告しています。
書類上離婚になるけれども、今後も智子さんの生活をしっかり世話すると約束されたそうです。
片岡鶴太郎の元妻は店を経営
いつごろ始められたのかわかりませんが、智子さんは飲食店を経営されているそうです。
離婚を決められるとき、智子さんが飲食のお店をやっていて、それぞれ別にやりたいことがあったのも理由として大きかったようです。
どこで、どのような飲食店を営まれているかまでは、判明していません。
片岡さんというと、2022年に放送されていたNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」での平良三郎役が記憶に新しいですよね。
「ちむどんどん」は、沖縄料理に夢をかけるヒロインを中心とした物語でした。
片岡さん演じる平良三郎も、かつて愛した人が営むイタリアンレストランにヒロインを紹介するなど、飲食店にも関係する役どころでしたね。
また、片岡さんの長男さんは飲食店をプロデュースされ、三男さんは料理人をされているそうです。
飲食店とのつながりが大いにある方のようです。
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