タレント以外にも画家や書家など、さまざまな活動で成功を収められている片岡鶴太郎(かたおかつるたろう)さん。
片岡さんの3人の息子さんも、才能あふれる方たちで、それぞれの世界でご活躍されています。
物事を突き詰めていくタイプの父親の影響を受けた息子さんたちが、どのような活躍をされているのか気になりますよね。
そこで今回は、片岡さんの3人の息子さんについてお伝えしていきます。
片岡鶴太郎のプロフィール
愛称:鶴ちゃん
本名:荻野繁雄(おぎのしげお)
生年月日:1954年(昭和29年)12月21日
身長:163cm
出身地:東京都荒川区
最終学歴:東京都立竹台高等学校卒業
所属事務所:太田プロダクション
片岡鶴太郎の息子はミシュラン一つ星料理人!
片岡さんの三男・聡士(さとし)さんは、料理人です。
聡士さんが経営する料理店「赤坂おぎ乃」が、「ミシュランガイド東京2021」で一つ星を獲得されたことが話題になりました。
父である片岡さんも取材をうけ、次のように喜びを語られました。
「今年3月にオープンし、直ぐにコロナ禍に入り、一時はどうなる事かと想いましたが、皆様に助けられ、支えられ、スタッフ皆で協力し乗り越えての今年獲得に至りました。これも、皆様の御支援があってこその栄誉で御座います。心より感謝申し上げます」
聡士さんは、子どものころから料理が好きで、中学を卒業するとすぐにでも料理人になりたかったそうです。
しかし、中卒で料理人になることは止めたとテレビ朝日「徹子の部屋」に出演された際、片岡さんが話されています。
高校までは卒業しておいてほしいという親心か、辛い修行に向かう本気度を確かめるためだったのか、父としての思いがあったのでしょうね。
高校に通う間も気持ちの変わらなかった聡士さんは、卒業後、修業を始められました。
そうして高校の卒業式が終わった際に「“いや、やっぱ料理やりたい”って言うもんで、“じゃあ、一番厳しい所に行ってこい”って言って、京都の日本料理屋『吉兆』に行かせたんですね」と振り返った。
京都の吉兆といえば、京都嵐山に本店を置く日本屈指の一流料亭です。
簡単に修行を始められる場ではないと思われます。
聡士さんは、日頃から料理の腕を磨かれていたのではないでしょうか。
吉兆で8年、さらに東京の味を覚えるため、銀座のお店で修業を続けたそうです。
お店で料理長を任されるまでに技術を身に付け、満を持してご自身のお店を開店されました。
開店からわずか9ヵ月で一つ星を獲得された裏には、しっかりとした下積みがあったのですね。
お店には、片岡さんの絵も飾られているようです。
長男は俳優・飲食店経営・マネジメントなど多方面で活躍
片岡さんの長男・貴匡(たかまさ)さんは、多方面で活躍されています。
2001年には、プロボクサーのライセンスを取得されています。
父親と同じC級のライセンスを取得されたようです。
ただ、試合に出ることはなかったようです。
どの格闘技でも選手はみんなカッコ良いし憧れるし尊敬する。自分も19歳の時にプロボクサーになって試合したいって毎日ジム行って20歳の時にプロボクサーになれたけど、結局試合はしなかった。一年の間に化物みたいな選手と対峙したり理想と現実の差を痛感した。でもボクシングやって本当に良かった。
— 荻野貴匡|筋トレグルメ太郎|もつ焼のんきののんきグループ棟梁| (@takamasa_box) September 25, 2022
その後、2005年からは俳優として芸能活動をスタートされました。
映画やドラマ、舞台で活躍されました。
2023年現在、すでにご自身は芸能活動からは引退されたようです。
しかし、片岡さんが所属する有限会社オギノマネージメントコーポレーションの代表取締役社長を務められています。
片岡さんの芸術作品のライセンス管理や、展覧会や講演会の運営をされています。
さらに、2007年に設立された株式会社ネクストグローバルフーズの代表も貴匡さんです。
貴匡さんが経営する「のんき」グループは、東京都を中心に、フランチャイズ店をあわせて20店を超え、多店舗展開されています。
多方面で活躍されてきた貴匡さんが一番やりたかったのが飲食店だったそうです。
私は幼い頃から飲食店がやりたいと思っていました。これまでボクシングの道へ行ったり、役者を目指してみたり、色んなことにチャレンジしましたが、いつも心の奥底に飲食店への夢がありました。
多才がゆえに、遠回りをしてしまった感はありますが、もっともやりたかった飲食業で貴匡さんは、手腕を発揮されています。
次男はミュージシャンを経て画家として開花
片岡さんの次男・綱久(つなひさ)さんは、10~20代のころ、バンド活動をされていました。
ロックバンドILLでボーカル兼ギターを担当。
作詞や作曲もされていたそうです。
2016年に画家としての活動を始められてからも、楽曲製作への意欲は持たれているようです。
昨日のライブペイントでは久しぶりに自作曲をバックで流しました。
最近音楽創りたい欲も徐々に復活してきてる。
まだまだ描き切れてない物語が山ほどあるように、鳴らし切れていない音もまた山ほどある。
— tsunahisaogino 荻野綱久 (@tsunahisaogino) September 15, 2019
バンドでの活動を終えてからは、独学で挑んでいるという絵の世界で勝負されています。
綱久さんの初の展覧会は、世界的に有名なコシノヒロコさん、片岡さんとの3人展でした。
明日6月17日から開催
片岡鶴太郎×コシノヒロコ×荻野綱久
三人展【森羅万象】 pic.twitter.com/YuXr5g9fKP— 荻野貴匡|筋トレグルメ太郎|もつ焼のんきののんきグループ棟梁| (@takamasa_box) June 16, 2016
綱久さんのX(旧:Twitter)のアカウントは、2019年1月から利用開始されていて、展覧会当時の2016年には利用されていませんでした。
そのためか、長男・貴匡さんがご自身のアカウントで告知されていました。
片岡さんの息子さんたちは、それぞれ兄弟のお店や展示会を、よく紹介や告知されています。
兄弟間の関係が上手くいっているのでしょうね。
さて、綱久さんの作品は、絵画・アクリルペイント・ペルシャ絨毯など、片岡さんの絵のタッチとは別の世界観が映しだされています。
音楽との融合など、ペイントをライブでみられるイベントも開催され、独自のスタイルを確立され始めています。
綱久さんは、個展を開けるようになったとき、音楽でなかなか実績がだせなかったころは「(父とは)できたら顔は合わせずにいたいなと」思っていたそうです。
そのような綱久さんの思いを知ってか知らずか、片岡さんは次のように息子を称えました。
「一生涯賭けるものができた、見つけた、発見したということが、私は息子としても、1人の男としても、人間としても、祝福したいなと思いますね」
片岡さんのアドバイスで絵を始めたという綱久さん、導いてくれた父のためにも結果を出せて安堵されているのではないでしょうか。
三男は結婚して子供もいる。娘はいない
片岡さんに娘さんはいません。
しかし、息子さんたちがご結婚され、義娘という存在はできました。
長男・貴匡さんと、三男・聡士さんは、ご結婚されており、お子さんもいらっしゃいます。
片岡さんのオフィシャルブログ「鶴日和」には、「私の顔」と題した記事でお孫さんが描かれた絵も投稿されていました。
片岡さんの絵画のセンスがお孫さんにも引き継がれていくのでしょうか。
3人の息子さんが、それぞれの世界で成功をおさめた今、お孫さんの成長が楽しみでしょうね。
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