元宝塚歌劇団雪組のトップスターで、伝説のトップともいわれた早霧せいな(さぎりせいな)さん。
2023年6月1日に、ご自身のインスタで「“早霧せいな”としての活動にピリオドを打つ」と発表されました。
突然の引退に、まだ気持ちの整理がつかない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、かっこいい早霧さんの人気の理由や伝説を振り返りながら、一緒に早霧さんを堪能していきましょう。
早霧せいなのプロフィール
愛称:ちぎ
本名:非公表
生年月日:9月18日(生年は非公表)
身長:166cm
出身地:長崎県佐世保市
最終学歴:長崎県立佐世保西高等学校出身、宝塚音楽学校卒業
所属事務所:無、2023年芸能活動引退
早霧せいな、かっこいいのは顔だけじゃない
早霧さんというと、まずは顔のかっこよさに触れないわけにはいかないですよね。
早霧せいなが、本日発売の雑誌「GLOW 4月号」の連載企画「輝け!ヴィーナス力」に登場しています👀✨
ぜひぜひご覧ください!撮影スタジオにて、観葉植物に紛れ込んだオフショットをお届け🌳#GLOW pic.twitter.com/n45FQfUZbc
— 早霧せいな STAFF (@SeinaSagiri) February 25, 2022
はっきりとした目鼻立ちに、シュッとしたあごラインと白い肌が、舞台の映えます。
笑顔も素敵ですが、クールな表情が堪らなくかっこいいですよね。
そして、かっこいいのは顔だけではありません。
スレンダーで長い手足、シルエットも美しい。
ダンスもキレがあり、魅了されます。
和物の作品が多かった早霧さんは、殺陣もお手の物でしたよね。
早霧せいなが人気の理由5つ
人気者となると、美しいお顔のみならず、舞台での立ち居振る舞いから、会見での所作など、表面的なところに注目が集まりがちですよね。
しかし、早霧さんが人気であった理由はルックスなど目に見える部分だけにとどまりません。
早霧さんの人気の理由を5つ紹介していきます。
頭脳明晰でトークが面白い
早霧さんは、宝塚音楽学校入学前まで、長崎県立佐世保西高等学校に通われていました。
佐世保西高校は、生徒の大半が大学進学を果たすという進学校で、毎年のように難関大学の合格者も出しています。
早霧さんは、宝塚音楽学校への合格を目指しながら、同時に受験勉強にも励み、国立大学の合格も勝ち取っていました。
それだけでも頭がいいと思われますよね。
さらに早霧さんの頭がいいと思われる点は、回転の速さにあるのではないでしょうか。
インタビューを受けていてもトークが面白いですよね。
宝塚時代相手役であった咲妃みゆさんから発せられる熱い想いや視線を、サラッとかわしたり受け止めたりのさじ加減も巧みでした。
学力的な頭の良さだけでなく、地頭の良さやスマートさに惹きつけられたファンも多かったと思われます。
ちなみに、日本テレビ「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?」に出演された際は、8問目まで進まれました。
#早霧せいな 願い届かず!
8問目で不正解💦玉ねぎで私たちが普段食べている部分は
葉だったんですねえ~🧅😲リベンジお待ちしています!@SeinaSagiri #小5クイズ 🍎 pic.twitter.com/RXGh3s8K06
— クイズ!あなたは小学5年生より賢いの? 🍎次回9月22日(金) (@syogaku5nennsei) April 22, 2022
玉ねぎの問題、残念でしたね。
コンプレックスも気にさせない努力家
早霧さんは身長166cmと、男役さんにしては小さい方です。
そのため、少しでも大きく見せようと、前髪を立ててみたり、動きの大きさでカバーしたりと工夫を重ねてきたそうです。
見た目や魅せ方での工夫に加えて、人一倍稽古もされていらっしゃいました。
宝塚では、トップスター、2番手、3番手といった順番づけがあり、どうしても人と比べてしまいがちです。
また、ファンレターの中には心無い批判などもあるといいます。
それらを跳ねのけるためにも自分自身と向き合い、稽古に励まれトップの座を掴まれたのですね。
早霧さんの努力する姿を同じ雪組の生徒さんたちは見ています。
そのため、早霧さんがトップになられたときの雪組の団結力はすごいものになっていたのだと思われます。
芸に真摯に向き合う向上心
早霧さんは、言われたことをただこなすタイプのスターではありませんでした。
お稽古がはじまると、少しでもいい舞台にするためのアイデア出しが多かったといいます。
ときには演出家さんに意見することもあったのだとか。
そして、宝塚のルールさえも変えてしまったというのですから、驚きですよね。
たとえばショーの一場面。男役は「きっちりした髪型で統一」という決まりがあった。でも、振付けや衣装に合わせて、それぞれがもっと自由にして良いのでは?と提案し、議論の末に受け入れられた。
早霧さんの芸への情熱から、雪組内では「パッション早霧」という異名まであったそうです。
自然体による親近感
トップスターというと張りつめた厳しさがあり、近寄りがたいイメージがありますよね。
しかし、早霧さんはとても親近感のある方のようです。
もともとは、人見知りだという早霧さん。
宙組から雪組に組替えした最初の1年くらいは、「ずっとウジウジしていた」そうです。
徐々に溶け込もうと、後輩の話を聞き、相談に乗るなどしているうちに、とても話しやすい先輩になっていかれました。
また、早霧さん独自の邪気払いの動きがあり、下級生にもおすすめされていたそうです。
とても恥ずかしくてできないという動きを一緒にしてくれる先輩、好きになってしまいますよね。
さらに、お稽古に熱中しすぎて失敗してしまうことも多々あったそうです。
お稽古に夢中になったり下級生の場面を熱心に見るあまり、手元の飲み物をひっくり返してしまうことが、しょっちゅうあった。慌てて片付ける下級生に謝りながら、「また、やってしまった……」と気まずそうに俯く姿は、もはや雪組の名物だった。
意外にも、おっちょこちょいな面があるようです。
体育会系の熱血漢
早霧さんがトップスターになって、すぐに行われた宝塚歌劇100周年記念大運動会で、彼女のイメージがガラッと変わったという方もいます。
中学でソフトボール、高校ではバレーボールをしてきた早霧さんは、性格的にも体育会系。
運動会は是が非でも勝ちたいタイプでした。
それまでクールビューティーのイメージが強かった早霧さんの熱血ぶりに、周りが引いていくのを感じたそうです。
運動会中のインタビューで必死になり過ぎた早霧さんは、自分でも何を言っているのか分からなかったと、苦笑いしながら振り返る。
「周りの人たちがすーっと引いているのにも気付いたよ」
いえいえ、引いていたのではありませんよね。
我を忘れるほどの熱心さ、熱い想いを持った早霧さんに惹かれていたのだと思われます。
早霧せいなは伝説のトップ
早霧さんには、宝塚始まって以来の偉業といわれる記録があります。
それは、5作連続での劇場稼働率100%超えという驚異の記録でした。
宝塚大劇場でのお披露目公演「ルパン三世」以来、全5作連続100%以上の稼働率という劇団史上初の記録を打ち立てた“大トップ”の熱い思いを見せたラストステージとなった。
前代未聞の偉業にも「私一人のものではない」という早霧さん。
なによりもまず、記録を作ったのはお客様だよ。この数字は、それだけ多くの方々が足を運んでくださったっていうことだから
お客様の存在を忘れない謙虚さが、また次のお客様を呼ぶのでしょう。
ともに過ごした相手役の咲妃みゆさんとは、平成のゴールデンコンビともいわれました。
記録にも記憶にも残るトップスター早霧せいなさんは引退されましたが、別の名前での復活もあるのではないかと期待して待っていたいですね。
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