柿澤勇人(かきざわはやと)さんは、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』などで注目を集める人気俳優です。
そんな彼の役者としてのスタートは劇団四季ですが、劇団四季の退団理由は何だったのでしょうか。
また、『ライオンキング』のシンバ役を務めたことがあるというのは本当なのかも気になりますよね。
他にも、歌唱力抜群・歌上手いという話題についても一緒にご紹介します。
柿澤勇人のプロフィール
愛称:カッキー
本名:柿澤勇人
生年月日:1987年(昭和62年)10月12日
身長:175cm
出身地:神奈川県
最終学歴:首都大学東京卒業
所属事務所:ホリプロ
柿澤勇人の劇団四季の退団理由
柿澤勇人さんが劇団四季を退団したのは、「演劇に様々なアプローチがある」とうことに気づき、さらなる活躍の場を求めたたことがきっかけでした。
入団から退団までと退団理由を流れに沿ってご紹介します。
家族の反対を跳ね返して入団
柿澤さんといえば、曽祖父に浄瑠璃の語り手・清元志寿太夫、祖父に三味線奏者・清元榮三郎さんを持つことで知られます。
人間国宝でもある2人は、家族であると同時に芸の道の大先輩でもあるのです。
そういう家系に生まれたと聞けば、柿澤さんが芸能関係の道に進むのも当然のように聞こえますが現実は少し違いました。
芸の道に携わる一家はそれだけ芸の世界の厳しさも知っているため、俳優を目指すことに猛反対したのです。
しかし、当時の柿澤さんは若さが手伝ってか「根拠のない自信があった」といい、家族の反対にも「俺はやれる」といって反発します。
最終的には「2年間だけ」という条件で家族を説得し俳優の道を目指すことになったのです。
その後は、大学に進学すると同時に夜間に養成所に通いはじめミュージカルを学び始めます。
そして演劇を初めてわずか半年後には、超難関である劇団四季の研究所への入所をつかみとりました。
退団と退団理由
入所後は『ジーザス・クライスト=スーパースター』『人間になりたがった猫』などの舞台に立ち順調に俳優として経験をつみます。
しかし、そんなある時心を動かされる出来事がありました。
2009年に『青のめざめ』という作品に出演した際に、ブロードウェイから来日したスタッフによる演出を受けたのです。
曰く、彼らのやり方は劇団四季のやり方とは全く違い、とにかく感情を表現することに重きを置いていたといいます。
柿澤さんにとっては、このような違いはとても新鮮かつ刺激的なもので、「芝居には色んなアプローチがある」と気づかされたようです。
その経験を経て役者としてさらなる活動の場を求めるべく同劇団の退団を考えるようになり、2009年には本当に劇団四季を去りました。
それにしても、人気劇団の所属俳優という地位を捨てるとはかなり勇気がありますよね。
柿澤さんは当時を振り返り、役者を志してからそれまでが順風満帆だったこともあってか「劇団を辞めてもいけると思っていた」「調子に乗っていた」と語ります。
確かに彼の行動は若気の至りにも見えます。
しかし、実際には海外のスタッフから受けた刺激により「もっと自分に合ったスタイルがあるのかもしれない」と気づき、それを能動的に追求ようとした結果ですよね。
あの劇団四季を退団したのは勿体ないようにも見えますが、劇団を出たからこそ手に入れた輝きもあるのではないでしょうか。
柿澤勇人は昔シンバ役にも抜擢されていた
柿澤さんは劇団四季時代に『ライオンキング』のシンバ役に選ばれたことがあります。
『ライオンキング』といえば同劇団の人気ミュージカル、さらにシンバは主役ですから、その大役を与えられた若き日の柿澤さんのポテンシャルの高さが伺えますよね。
実はこの役は柿澤さん個人としても思い入れのある役です。
彼は、高校まではサッカーに夢中で名門・都立駒場高校に推薦を受けられるほどの腕前でした。
しかし、高校1年生のときにあるミュージカルと運命の出会いを果たします。
劇団四季の『ライオンキング』です。
学校の芸術鑑賞でたまたま見たという舞台は衝撃だったようで、「こんな世界があるんだ」「(自分も)ここに入りたい」と考えるようになります。
つまり、柿澤さんにとって『ライオンキング』は役者を目指すきっかけになった作品だったのですね。
高校卒業後の2007年には劇団四季の研究所に入所、2008年には早くも『ライオンキング』のシンバ役をつかみ取りました。
高校までサッカーばかりやってきた彼が、人気舞台のオーディションに受かるとは驚きですね。
彼は当時のことを振り返り「オーディションを受けたら受かちゃって」と語っており、本人としても受かるなんて夢にも思っていなかった様子がうかがえます。
しかし、実際にはいい演技ができなかったため、たった1度の出演だけで稽古場に戻されてしまいました。
人気劇団だけあって本当に厳しい世界のようです。
💌明日10/1(日)23:59まで配信中!#塩ちゃんの劇場で待ってまっせ
vol.18 柿澤勇人さん
ホスト 塩田明弘さん
アシスタント 松村蘭(らんねえ)さん#BumpyLens -stream-
vol.28 平方元基さん、高野菜々さん
ナビゲーター 岩村美佳さん👇ご購入は23:00までhttps://t.co/Z67yZulS8e pic.twitter.com/SguMyNuSr2
— Theatre at Dawn 夜明けの劇場 (@theatre_at_dawn) September 30, 2023
柿澤勇人は歌唱力抜群、歌上手いと話題
俳優の柿澤勇人さんは、歌唱力が抜群なことでも話題です。
テレビ番組で歌声を披露したときのエピソードやアニバーサリーイヤーを記念して発売したアルバムの話をご紹介します。
しゃべくり007で話題
柿澤勇人さんは2022年11月にバラエティ番組『しゃべくり007』に出演、そこで披露した歌唱力の高さが話題となったのです。
音楽祭と題した回に事務所の先輩である佐藤仁美さんと一緒に登場し、歌手顔負けの歌唱力を披露した柿澤さん。
スタジオの出演者たちからは「2人ともすごく上手」と賛辞が飛びます。
また、SNS上でも番組の視聴者から「カッキー歌うまですね」「素敵な声」「歌が上手すぎてびっくりしました」などと称賛が寄せられました。
柿澤さんはもともと劇団四季の出身ですし、その後もミュージカル舞台への出演があるので、実は歌が上手いのはそこまで意外なことではありません。
しかし、柿澤さんのことを最近ドラマなどで知ったという人にとってはとても新鮮に映ったようです。
小学校の卒業式で歌ったというH20の『想い出がいっぱい』を披露した場面では、なんとアーティスト本人との共演も実現。
本業は役者の柿澤勇人さんですが、自慢の美声で大いにお茶の間を楽しませたのでした。
ミュージカルアルバムをリリース
柿澤さんは、2022年にデビュー15周年のアニバーサリーを記念して『First And Last』というミュージカルアルバムを発売しました。
CD発売後にはLINE CUBE SHIBUYAでライブも行い、定評のある美しい歌声でファンを魅了したのです。
俳優の彼にとってCDアルバムを出すのはもちろん初めてのことでした。
アルバムにはこれまで出演してきた作品の曲から、特に思い入れのあるという13曲が厳選されて収録されています。
収録曲の中でもライオンキングの『ハクナマタタ』では、4役を1人で歌いわけたというので凄いですね。
抜群の歌唱力で知られる柿澤さんのアルバムリリースということで、これからは俳優と並行して歌手活動もするのではと期待したファンもいたことでしょう。
しかし、本人はアルバムのタイトルにもあるように「これが最初で最後」とキッパリ断言しています。
その理由は、彼にとっては歌うことはあくまでも芝居の一部だからです。
俳優として歌うことはあっても、歌手として歌うつもりはないということですね。
三谷幸喜 作・演出、柿澤勇人、宮澤エマ、迫田孝也の三人芝居 舞台『オデッサ』東京公演が即日完売 追加公演・追加席の発売が決定 https://t.co/VFlVVQrq6r pic.twitter.com/Cjmca58t1g
— SPICE[舞台情報メディア]/e+ (@spice_stage) October 4, 2023
歌手活動はないようですが、これからも作品の中で美声を聞かせてくれることでしょう。
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