正道会館の創設者であり館長を務める空手家・石井和義（いしいかずよし）さん。
過去には、K-1をめぐる巨額脱税事件で実刑判決を受け服役したという経歴の持ち主でもあります。
今回は、石井さんの2024年現在の様子と、若い頃のエピソードや韓国人女性と結婚の噂について見ていきます。
石井和義のプロフィール
愛称：石井館長
本名：石井和義（いしいかずよし）
生年月日：1953年(昭和38年)6月10日
身長：164cm（推定）
出身地：愛媛県宇和島市
最終学歴：愛媛県立宇和島東高等学校卒業
所属事務所：株式会社正道
石井和義、現在(2024正道代表・ほか肩書き多数
石井和義さんは、あの有名な空手の正道会館（新日本空手道連盟 正道会館）を設立した人物です。
設立当初から大変な人気を博した総合格闘技・K-1の創設者でもある彼は、2007年にマイク・タイソンといったビッグネームが絡む巨額脱税事件「K-1脱税事件」で懲役1年10か月の刑を受け服役。
これを受け、正道会館の館長職をはじめとする要職から身を引いていました。
2024年で71歳になる石井さんですが、現在は復職し様々な団体の責任者として運営に当たっています。
正道会館公式ホームページによると、石井さんは運営会社である「株式会社正道」の代表取締役を務めていることが分かります。
代表取締役 石井和義
また、正道会館の館長職も兼任しており、誇らしげに腕組みをする石井さんの大きな写真とともに「館長ご挨拶」が掲載されています。
それによると、「親孝行ができる立派な人間を育てる」ことが正道会館の大きな目的の一つなのだとか。
石井さんは様々な関連団体の運営にも携わっており、正道代表・館長・宗師のほか「国際実戦空手道連盟」宗師、「国際正道-空手連盟（FIKA）正道会館」会長・館長など、非常に多くの肩書きを持っています。
完全な部外者の立場から見ると、なかなかに自己顕示欲が強そうな印象を受けますが、小さな子供から外国人に至るまで多くの弟子たちを指導する上で、絶対的な存在として君臨する統率力が必要なのかも知れません。
親孝行ができる立派な人間を育てる、これが正道会館のスローガンです。
石井さんは自らを「石井館長」と表現しており、弟子たちの間でもその呼び方が定着しているようです。
いまも「石井館長オフィシャルTwitter」（現・X）での投稿を積極的に行っており、毎日のように様々な情報を発信しています。
道場の様子や自身の日常生活の様子など、一日に複数の投稿をすることも多いようです。
サングラスでバッチリとポーズを決めて自撮りする石井館長。
「自分の主人は自分」と意味深な言葉とともに「薄毛は気にしない」としつつも、あえて投稿するということは、結構気にしているのかも知れませんね。
自分の主人は自分です。
自分があるから他も存在する。
どんなに大切な事であろうとも、自分でない他人のために自分の大切な目標、志を捨ててはいけない。
他人を見るな自分を見よ！
と、
毎日自分に言い聞かせてる。しかし、髪も薄くなってきた。
自然なこと気にしない。 pic.twitter.com/GNmNFUgPn8— 石井和義 (@ishiikazuyoshi) October 18, 2023
石井さんはインスタグラムのアカウントも持っているようで、そちらでも頻繁に投稿をしています。
やわらかそうなクッションの上で座禅をする石井館長。
「普段着のままで良いんだ」とポエムを披露しています。
石井さんのSNSへの投稿からは、人生をエンジョイしている様子が伝わってきますね。
脱税といった行為は親孝行や礼儀・礼節とは対極に位置するものですが、彼なりの”正道”を邁進しているといったところでしょうか。
石井和義、若い頃はデザイナー志望＆実力・身長不詳
石井さんは、若い頃にデザイナーを志望していたのだそうです。
しかし、高校を卒業してからアルバイトで生計を立てていた彼は「デザイナーになったところで人に使われるだけだ」と気づき、人を使う側になろうと考えたのだとか。
とても貧しい家庭に生まれ育ったそうで、学生時代からアルバイトで家計を助けてきたといいます。
来る日も来る日もつづく、終わりの見えない労働の日々に嫌気がさしてしまったのでしょう。
貧しくて若い頃は搾取される立場に陥りやすいものですから、彼の判断にも頷けますね。
その後は貿易会社に就職しサラリーマンとして社会人経験を積んだそうです。
サラリーマンとして生活する傍らで空手を続けていた石井さんですが、恩師と崇める空手家・芦原英幸（あしはらひでゆき）さんのひと言で道場を開くことに。
ちょうど「空手バカ一代」が流行っていた時期と重なり、大阪・難波駅前に開いた道場には1日当たり40人ほども入門希望者が訪れ、空手道場で日本一の生徒数に思えるほどの成功を収めたのだとか。
一方で、石井さんが若い頃の空手の実力や戦績については情報がなく判然としません。
インターネット上では14歳の頃に空手をはじめ、17歳で黒帯を修得したという情報があるものの具体的なことは分からず、その後も含め主な大会での表彰実績といった情報が無いのです。
一般的にはメダル獲得などの経歴は公開するでしょうし、報道があっても良さそうなものなのですが……。
ここまで情報が無いということは、あまり輝かしい戦績は残していないのかも知れませんね。
それでも、角田信朗さんや佐竹雅昭さんをはじめ名立たる格闘家を育て上げ、多くの弟子からも慕われています。
さしずめ、陰の実力者といったところでしょうか。
また、石井さんは小柄な体型のようですが、詳しい身長は不明です。
ネットでは「164cmの自分と同じくらい」や「175cmの自分より10cm低く感じた」などと言われているようですが、いずれも明確な根拠は示されておりません。
石井さんは公式プロフィールなど詳細な情報を公表していないので、身長について確かなことは分からないというのが実情です。
これは、石井さん自身が経営側にまわってしまい、公式な大会で彼の身長がアナウンスされることがなかったことを示しているとも言えますね。
石井和義、韓国人女性と結婚？
石井さんは、2018年1月に自身のブログに結婚相手の選び方について投稿しました。
そこには、彼とはかなり歳が離れていると思われる女性の写真が掲載されています。
キムチが入っていると思しき韓国風の鍋料理を一緒に食べる女性は、どことなく韓国美人の雰囲気も感じさせますが詳細は不明です。
石井さんによると、食後のフリスクを準備しているこの女性こそが、長年連れ添う結婚相手に相応しい理想的な人物なのだとか。
しかし、彼が実際に誰かと結婚したのかは闇の中。
顔を公開している割にはこの女性が誰なのかも分かりません。
石井さんはテレビで「豪遊して一晩で2000万円使った」なんて話もしていますし、どこかのお店の女性なのかも知れませんね。
石井和義氏「1軒の店でシャンパン200本空いたことある。ドンペリは安い。白は10万円くらい。僕の誕生日で色んな人が来て抜いていく。銀座に週3回くらい出かけた。数人で行ってシャンパン抜くと1軒40万くらいで何軒か回る。財布に200万くらい入れて出かけるが帰ってくると30万くらいしか残っていない」
— 侍MMA-レンノカ1231 (@Rennoka) July 13, 2019
”宗師”とは平たく言えば尊敬すべき人という意味。
ですが、豪遊に豪遊を重ね「ドンペリなんて安い」と豪語した事実を知った弟子たちは、いったい、どんな目で彼を見たのでしょうか。
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