輝かしい日活映画時代に小林旭(こばやしあきら)さんや川地民夫(かわちたみお)さんとともに「三悪トリオ」として人気を博した沢本忠雄(さわもとただお)さん。
初婚相手は女優でしが再婚相手となった妻は一般人のようです。
家族構成はどのようになっているのでしょうか。
若い頃の活躍や亡くなったときに死因な何だったのかなどについてお伝えしていきます。
沢本忠雄のプロフィール
本名:沢本忠雄
生年月日:1935年7月2日-2022年6月5日
出身地:三重県松坂市
最終学歴:日本大学芸術学部卒業
沢本忠雄の再婚した妻は一般人?
1957年に映画『雌花』でデビュー後、翌年には映画『十代の恋よさようなら』で初主演を果たし、その後は数々の日活映画で活躍した沢本忠雄さん。
事務所を独立した後も俳優を続け、映画主演数38本、準主演25本に出演しました。
『事件記者 拳銃貸します』上映とスガちゃん役沢本忠雄さんトークショー❤️
名画座手帳2020の1ページ目にサインいただきました…!!
お誕生日載ってるページも勿論ご紹介☆ pic.twitter.com/yGVAFVn9Lg— Sanae (@majorana_st) November 18, 2019
テレビや舞台など活動の幅は広く、ドラマ『あかんたれ』や舞台『細雪』は代表作です。
沢本さんは2022年6月5日に86歳でこの世を去っています。
日活OB俳優の沢本忠雄さんが6月5日お亡くなりになりました(86歳)。1957年デビュー。1958年『十代の恋よさようなら』で初主演。小林旭さん、川地民夫さんと共に「日活三悪」としてスターに。以後『事件記者』シリーズなど60本以上の日活作品に出演されました。心よりご冥福をお祈りいたします。 pic.twitter.com/NqJszMmXUZ
— 映画会社日活 (@nikkatsu100) June 8, 2022
かなり長い芸能活動を送ってきましたが、私生活はどのようになっていたのでしょうか。
沢本さんには生前2度の結婚歴があるようです。
最初の結婚は1963年で相手は白木万理(しらきまり)さんという女優。
ドラマ『必殺仕事人シリーズ』に出演されていた方です。
沢本さんとの結婚を機に女優業を引退して家庭に入りましたが、その後に離婚をして1972年に女優復帰しています。
一度目の結婚相手は女優でしたが、再婚相手も同業の方なのでしょうか。
調べてみましたが再婚相手が女優なのかどうかの情報はありませんでした。
いつ再婚したのかについても公表されていないようです。
再婚相手ですが「弘子」さんというお名前です。
沢本さんがお亡くなりになったさいに喪主を務められたのが妻の弘子さんでしたので間違いはないようです。
お2人がいつ出会い結婚に至ったのかについての情報は見つかりませんでしたので、一般人なのではないかと考えられます。
沢本さんは2001年からリゾートトラストの会員制リゾートホテル「エクシブ鳥羽&アネックス」の企画プロデューサーとして就任。
今夜はエクシブ鳥羽アネックスに宿泊😄
昨日泊まった鳥羽別邸は1番高くて4階だったけど、こっちは17階まであるタワーマンション的な感じ😙
またもやオーシャンビューだし、
同じ敷地内にあるエクシブ鳥羽と
エクシブ鳥羽別邸が見える😁#エクシブ鳥羽アネックス pic.twitter.com/1HdeJZbxxY— 凪PaPa☆A型Rh(-) (@kiminori623) May 6, 2021
俳優を続けながらでもいいから就任してほしいと、リゾートトラストの会長から誘われ受けた仕事のようです。
根本さんは実際に顧客満足のために全国に24か所あるリゾートを担当し改善点などを考え、出張などをしていたといいます。
就任当時はすでに還暦を超えていました。
元気だったとはいえ、俳優とCS(顧客満足)の仕事をこなすためには、陰ながら根本さんを支える妻の存在は大きかったのではないでしょうか。
私生活のことは明かされていませんが、夫婦の暮らす家はプール付きだったという情報があります。
どんな自宅だったのかとても気になりますよね。
沢本忠雄の家族
沢本さんの家族について調べていってみましょう。
子供はいるのでしょうか。
まず初婚の相手白木万理さんとの間に子供がいるかどうかです。
調べてみましたが、2人の間に子供が誕生しているという情報は見つかりませんでした。
離婚したとはいえ、若い頃に結婚をし10年の結婚生活があった2人です。
公式には子供の誕生を公表していないだけで、もしかすると子供がいる可能性もあるのではないかとも考えられます。
続いて再婚相手との間に子供がいるのかについてです。
いつ再婚したのかなどの情報もほとんどなく私生活は全く明かされていません。
子供がいたかどうかは不明ですが晩年は2人で暮らしていたそうです。
沢本忠雄の若い頃
日活映画のスターだった沢本さんですが若い頃に目指していたのは俳優ではなく映画制作側だったようです。
では、なぜ俳優になったのでしょうか。
沢本さんは1958年に日本大学芸術学部を卒業しています。
在学中の専攻は映画科で演出やシナリオを学んでいたようです。
日活に入社したきっかけとなったのは、大学在学中の3年生のときに学生食堂に貼りだされていた日活助監督募集の広告を目にしたこと。
沢本さんはもともと映画制作側になることを志していましたので、その募集に応募しました。
しかし、助監督には採用されずエキストラとして南田洋子(みなみだようこ)さん主演の映画『素足の娘』に出演することになります。
そこで阿部豊監督に気に入られ映画『雌花』で南田さんの弟役に起用されました。
その映画の翌年の1958年には映画の主役として『十代の恋よさようなら』に抜擢されて本格的に俳優として仕事をスタート。
その後は『嵐を呼ぶ友情』、『群衆の太陽』など数々の映画で主演を務めて日活の顔となりました。
「嵐を呼ぶ友情」ラピュタ阿佐ヶ谷。
人気二分するジャズ・トランペッター川地民夫と沢本忠雄だが、彼らが恋する浅丘ルリ子には知られざる婚約者 小林旭がいた!恩師 宇野重吉との複雑な愛憎劇やジャズクラブ全盛時代の音楽シーンが楽しい。小林旭がおいしいところを持っていってしまうけど。 pic.twitter.com/lAq3IIV5ik— マサル☆ (@masarutak) May 31, 2023
小林旭さんや川地民夫さんらと「三悪トリオ」として売り出され、人気を集めました。
俳優として知名度を上げた沢本さんですが、実は映画制作側の仕事への夢も捨てきれず、日活の役員に相談をしたそうです。
しかし、膨大な主演作の宣伝費がかかっているのに何を言っているのかと反論され、夢は諦めざるを得なくなったといいます。
1963年には日活を退社してフリーの俳優になっています。
テレビドラマ花登筺(はなとこばこ)作品の常連俳優としても活躍をし、『あかんたれ』や『どてらい男』などの作品に出演。
中でも1976年から放送された『あかんたれ』で演じた呉服屋の成田屋の長男安造はハマリ役でバカ息子の「安ぼん」として世間からも親しまれました。
沢本忠雄さんといえば、あかんたれの安ぼん。ハンサムなのに典型的なアホぼん役が似合ってた。合掌。
— グロリア (@gloriaobasan) June 8, 2022
俳優·沢本忠雄さん、86歳で永眠。
「あかんたれ」のバカ息子·安ぼんの名演技忘れられません。
怪優と呼ばれる安田顕さんを見て、沢本さんを彷彿とさせました。
日本の素晴らしい俳優のお一人でした。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。#沢本忠雄#あかんたれ#安田顕 pic.twitter.com/sYCnV6kroN— aryon (@aryon45726054) June 9, 2022
沢本さんはヴィジュアルも良く二枚目俳優なのに『あかんたれ』でバカ息子を見事に演じたことで人気が出たようです。
どの時代でも俳優の見た目と役柄のギャップの影響力は大きく、面白さや親近感が湧くようですね。
沢本忠雄の死因は肺炎
沢本忠雄さんは2022年6月5日86歳で亡くなられています。
死因は肺炎です。
葬儀などは近親者のみで行われたと報じられています。
SNSなどでは沢本さんの死を偲ぶ投稿が多く見られました。
川地民夫は残念ながら亡くなったけど、沢本忠雄はまだまだ長生きできそうだね…と思ったら訃報が…。お疲れ様でした。
— MAE (@CHE_M26_7) June 9, 2022
俳優の沢本忠雄氏死去、86歳 日活映画に数多く出演(共同通信)
沢本忠雄さんと言えば、「あかんたれ」での名演が忘れられません。ご冥福を心からお祈りいたします。🙏✨ https://t.co/6PNXvOmpsE— 若大将 (@hy1957koukeri) June 8, 2022
ご冥福をお祈りいたします。
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