小金沢昇司が逮捕された事件。年収は下がった？破産した事務所＆死因は呼吸不全

口腔用ヨード剤「フィニッシュコーワ」のCMで「歌手の小金沢くん」として一躍有名歌手になった小金沢昇司（こがねざわしょうじ）さん。

歌謡界から姿を消すことになってしまったのは、2020年に酒気帯び運転で逮捕されてしまった事からでした。

また、年収の変化や破産した事務所、死因についても一緒に見ていきましょう。

小金沢昇司のプロフィール

本名：小金沢昇司

生年月日：1958年(昭和33年)8月31日

没年月日：2024年(令和6年)1月11日（65歳没）

身長：175cm

出身地：神奈川県大和市

所属事務所：ジャパンドリームエンターテイメント株式会社（最終所属）

道交法で逮捕された事件を詳しく解説
年収は下がった？破産した芸能プロダクション
小金沢昇司の死因は呼吸不全

道交法で逮捕された事件を詳しく解説

2020年11月28日の正午過ぎ、東京都杉並区で小金沢昇司さんが運転する車がトラックと衝突しました。

駆けつけた警察官によりその場で検査を受けると、基準値を超えるアルコールが検出されたため、酒気帯び運転で警視庁高井戸警察署に逮捕されました。

小金沢さんの車には同乗者はおらず、追突されたトラックの運転手にも怪我はありませんでした。

11月30日には釈放され、小金沢さんの個人事務所から、謝罪と芸能活動謹慎の旨が発表されました。

小金沢さんによると、運転前に仮眠をとって注意を払ったがまだアルコール抜けておらず、弁解の余地はない、とのことでした。

運転前に飲酒をしたことは認めておられたため、判決の行方が注目されていました。

ですが、12月28日に東京地検検札所は小金沢さんの不起訴処分にしたことが発表されました。

地検は不起訴処分の理由に関しては、明らかにしていません。

歌手の小金沢昇司が酒気帯び運転で追突事故を起こしたけど、東京地検は不起訴としました。地検は理由を明らかにしていない。
彼が有名人だから?
— ラピュタの飛行石 (@takolenz) December 28, 2020

小金沢さんは不起訴にはなりましたが、この件が発端でこれ以降歌手活動もできず、個人事務所まで畳むことになりました。

酒気帯び運転の代償としてはかなり大きいとは思いますが、それも怪我人が出なかったから言えることです。

万が一人をはねていたと考えると、小金沢さんも震えが止まらなかったでしょう。

ちなみに2024年現在で小金沢さんの最新リリースシングルは、事件を起こしてしまった2020年の2月にリリースした「面影橋から・・・」という楽曲です。

この楽曲以降新曲がリリースできなかったのは、身から出た錆とはいえ、歌手としては寂しい事ですね。

年収は下がった？破産した芸能プロダクション

これまで小金沢昇司さんがご自身の年収に関して言及された事はないため、正確な数字は明らかになっていません。

ですが、「歌手の小金沢くん」として有名になり、多くのファンがついた1990年ごろは何千万単位の年収があったのではないでしょうか。

ですが、それ以降ヒット曲に恵まれず悩んでいた、という関係者の話もありました。

2021年には、個人事務所であった「ジャパンドリームエンターテイメント」と、関連会社の「ブルークリスタルプロダクション」を畳むことを余儀なくされました。

自身が起こした酒気帯び運転での逮捕を受けた活動自粛や、新型コロナウイルスによる業績の悪化が影響したのだとか。

その際「ジャパンドリームエンターテイメント」には約2500万円、「ブルークリスタルプロダクション」には約3700万円、合計で約6200万円の負債があったそうです。

そのため、2021年7月21日に東京地方裁判所から破産手続開始との決定を受けました。

「ジャパンドリームエンターテイメント」は師匠の北島三郎さんから暖簾分けする形で設立したため、弟子としては申し訳ない気持ちでいっぱいだったのではないでしょうか。

いまも年配の方が「ありがとう…感謝」を歌ってたが歌手の小金沢君はどうしてるのだろう。酒気帯び運転事故～プロダクション破産から行方不明。#小金沢昇司　 #NHKのど自慢
— KUSOMORI (@1041010barabbas) July 17, 2022

小金沢昇司の死因は呼吸不全

小金沢さんの訃報が飛び込んで来たのは、2024年1月15日のこと。

1月11日、呼吸不全によって神奈川県内の病院で亡くなっていたことがわかりました。

訃報‼️
演歌歌手、北島三郎さんの弟子でもあった小金沢昇司さん
65歳　神奈川県内の病院で
呼吸不全でお亡くなりになられました。ありがとう。感謝などのHIT曲で知られています。余りにも若過ぎる死去
本当に残念で仕方ありません
ここに慎んで御冥福をお祈り致します。 pic.twitter.com/TkyuLa4vxI
— ヒロぴー🇯🇵🌹🌺🎼ᴛʜᴀɴᴋ ʏᴏᴜ ⸜❤︎⸝‍🎶.｡.:*・ﾟ｡🍷.:*・ﾟ (@koxypssETWOfAnD) January 15, 2024

八代亜紀さんや冠二郎さんなど、歌手の訃報が続いていたところに、小金沢さんも加わる形となってしまいました。

これだけ続いてしまうと、とても寂しいですよね。

年末年始にかけて演歌歌手が亡くなるね。
八代亜紀さん、冠二郎さん、今度は小金沢昇司さん65歳まだまだ若いよね。
御冥福をお祈りします。 pic.twitter.com/gPk4oJUyKl
— りゅう (@NDcTz1rEwWOmpgw) January 15, 2024

体調の悪い状態が続いていた

小金沢さんの死因については、コロナウイルスの影響を想像した人もいるかもしれません。

2022年にコロナ陽性と診断されていた小金沢さん。

入院していったん回復したものの、誤嚥性肺炎を発症し、ずっと体調の悪い状態が続いていたそうです。

歌手の小金沢昇司さん亡くなっていた　65歳。
関係者によると、22年夏に新型コロナウイルスに感染し、その後に自宅で誤嚥性肺炎を発症。その後は体調不良から入退院を繰り返し、年明けの11日に病院で亡くなった。最後は子供や奥様が看取られたそうです。
まだ若いのに….ご冥福をお祈りいたします。
— 森ユキ (@yukimor98885969) January 15, 2024

そのため、2023年も入退院を繰り返す生活だったのだとか。

コロナにかかっていなければ、まだ元気に過ごしていたのでしょうか。

いったん治ってからも具合が悪かったことを考えると、後遺症の想像もしてしまいますね。

そういった背景があっての呼吸不全と考えることもできますが、詳しいことは不明です。

ちなみに、晩年の小金沢さんは精神的にも不調を抱えていたようです。

前述の事故以来、ひどく落ち込むことが多かったという小金沢さん。

仕事中に歌詞が出てこなくなるなど、認知症のような症状も目撃されていたようです。