吉本興業所属ながら芸人とは一味違う伝統河内音頭継承者・河内家菊水丸(かわちや きくすいまる)さん。
1991年には求人情報誌「フロム・エー」のCMで流れた『カーキン音頭』が大ヒット。
今回は、菊水丸さんの年収や自宅といったキーワードとともに、かつて患ったという大きな病気や若い頃のエピソードについてもお伝えします。
河内家菊水丸のプロフィール
愛称:菊ちゃん
本名:岸本起由(きしもときよし)
生年月日:1963年(昭和38年)2月14日
身長:173cm
出身地:大阪府八尾市
最終学歴:此花学院高等学校卒業
所属事務所:吉本興業
河内家菊水丸の年収は推定困難。コロナ禍前の8割か
河内家菊水丸さんは、多くの芸能人と同様に自身の収入について明らかにしていません。
菊水丸さんは「音頭取り」として活動していて「伝統河内音頭継承者」という肩書きを持っていますが、その特殊性も相俟って、彼の年収を推定することは困難。
音頭取りにとって夏の盆踊りシーズンが主な収入源となることから、「夏だけで稼ぐ男」などと表現されたこともあるそうですが、具体的な金額までは明らかにされていないようです。
盆踊りの仕事1本あたりギャラについて、うっかり公言してはいないかと菊水丸さんのブログを読み返してみましたが、金額は明記されていませんでした。
2020年からコロナ禍による自粛で盆踊りが行われない年が続き、2020~21年には仕事がコロナ前と比べて99%減少したそうです。
2020年8月5日の彼のブログにも、コロナ禍における厳しさの一端が記されていました。
この日、予定納税のために村役場を訪れたという菊水丸さん。
予定納税とは、前年度の収益から今年度の収益を試算したうえで、その約半分の金額を先に納税するというもの。
だそうで「殆ど売上も無いのに、とにかく取られる」と不満な様子で投稿しています。
具体的な金額こそ明記されていませんが、「とにかく取られる」という表現から察するに、結構な金額を納めたことがうかがえますね。
2019年までは盆踊りシーズンも好調でガッツリ稼いでいたと思われる菊水丸さん。
その後の売上「99%マイナス」からの納税はかなりきつかったでしょうから、この不満げな表情も無理もありません。
2023年にコロナウイルスも5類となり、日本各地で盆踊りも再開され「コロナ禍前の80%ほど、70~80会場ぐらい行きたい」と語っていた菊水丸さん。
今年度の予定納税額は例年に比べれば低かったでしょうから、多少は余裕を持って過ごせたのではないでしょうか。
自宅は京都・南山城村の一軒家
菊水丸さんの自宅は、京都府相楽郡南山城村にある一軒家です。
具体的な住所までは明らかにしていないものの、菊水丸さんのブログでは自宅の写真も公開されており、南山城村について言及することも多いです。
その一つには「表へ出て、南山城の空気を吸いました。」などと書かれていますので、菊水丸さんが南山城村に住んでいることは間違いないと思われます。
自宅の正面には大きく「河内家菊水丸」と記されていますし、近所では有名なのかもしれません。
写真で見る限り、彼の自宅はマンションなどではなく大きな一軒家のようです。
それもそのはず、地図で見ると南山城村は周囲を自然に囲まれた、いわゆる「田舎」といった風景が広がる地域。
広大な山林や田畑の中にゴルフ場と住宅街が点在する場所であり、大きな建物は見当たりません。
地下には駐車場やシアタールーム、オーディオルームがあるそうです。
また、知人を「月ケ瀬口駅で出迎えた」ことが投稿されていましたので、菊水丸さんの自宅は南山城村のなかでも月ケ瀬口駅に近い地区にあるのではないでしょうか。
月ケ瀬口駅の周辺には、それほど多くの建物は建っていないようですから、ストリートビューで散歩すれば割と簡単に見つかるかも知れませんね。
現在(2024)病気・がんで手術後11年が経ち完治
菊水丸さんがかつて患っていた病気は、がんです。
それもステージ4まで進行していたそうで、がんができた場所も悪く、手術の結果、商売道具である声を失うリスクがあったといいます。
2012年秋に発見されたがんは、正式には甲状腺乳頭がんというもので、その病巣は喉の気管支に巻きつくようにしてできていたといいます。
手術をすれば声を失うリスク、手術しなければ余命半年という絶望的な二者択一を迫られた菊水丸さん。
セカンドオピニオンを受け「あきらめない」ことを決断をし、2012年12月に手術を受けました。
がん細胞はリンパ節にも転移していたそうですが、幸いにも取りきることができ、手術は成功に終わりました。
よく、がんの5年生存率などという言葉を耳にしますが、菊水丸さんは手術後その5年を突破、そして10年も突破し、2024年現在も再発などせず健康状態は良好な様子です。
がんが治ることを寛解(かんかい)と表現することもありますが、術後10年以上が経ち、当時の執刀医からは「完治と言っていい」と太鼓判を押されたそうです。
しかし、がん細胞とは恐ろしいもので、たとえ寛解と言える状態になったとしても、再発のリスクは完全には無くならないと言われています。
菊水丸さんは、2023年12月で手術後11年、もう長い間がんという病気の怖さと付き合ってきました。
ご本人が一番がんという病気の怖さを知っているでしょうから、定期検診や体調管理もしっかりと行い、ファンに元気な姿を見せ続けてくれることでしょう。
若い頃イラクの首都バグダッドへ
1990年の年末、菊水丸さんは、アントニオ猪木さんの外交に同行するという形でイラクの首都バグダッドを訪れたといいます。
1990年といえば、イラクはサダム・フセイン大統領の政権下。
8月にはイラクによるクウェート侵攻、そして翌年1月には湾岸戦争が始まったという激動の時代。
まさに特等席で時代の転換点に立ち会うことになってしまった、当時27歳の菊水丸さん。
実は、行きたくていった訳ではないのだとか。
猪木さんは、現地で人質となっていた日本人を含む多くの外国人をなんとか解放してもらうため、友好的なイベントを開こうと計画したそうです。
猪木さんのことは子供の頃から大ファンだったそうですが、90年の夏に知り合ったばかりで、いきなり大役を任せられることに。
外務省からは現地訪問が止められるような状態で、「どう断るか」と断りあぐねていたといいます。
結局は猪木外交に同行することになってしまった菊水丸さん。
無事に帰還を果たし、その後も北朝鮮に訪問するなど、猪木さんとは深い親交を結ぶことになったのです。
それにしても、戦地でイベント開催ですか……。
ベトナム戦争の映画などで目にすることはあっても、まさか自分が行くことになろうとは、若かった菊水丸さんも驚いたでしょうね。
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