元宝塚歌劇団トップスターの瀬奈(せな)じゅんさんは、特別養子縁組制度を利用して2017年に生後すぐの男の赤ちゃんを迎え入れています。
さらに養子の2人目となる女の赤ちゃんも2023年に受け入れており、家族4人にぎやかに暮らしているようです。
養子を迎えた背景としては、夫・千田真司(せんだしんじ)さんと取り組んだ不妊治療をあきらめたことがありました。
瀬奈じゅんのプロフィール
愛称:あさこ
本名:千田麻子(せんだあさこ)
生年月日:1974年(昭和49年)4月1日
身長:168cm
出身地:東京都
最終学歴:宝塚音楽学校卒業
所属事務所:東宝芸能株式会社
瀬奈じゅんは養子縁組で2017年に男児を迎え入れた
瀬奈じゅんさんは、2017年に生後5日という生まれたばかりの男の子を養子縁組しました。
家に赤ちゃんを迎え入れて以来、子供中心の生活を送って幸せな様子を自身のSNSに載せています。
夫婦の考えで、子供には言葉が分かる前から本当の親が別にいることを伝えているそうです。
養子だという事実を子供に伝えないというケースもあるでしょう。
瀬奈さんは、将来戸籍を見て子供がショックを受けて傷つくことを避けたかったようです。
それならば、最初からきちんと伝える方を選択しようということに。
さて、養子縁組には「特別養子縁組」と「普通養子縁組」があります。
「特別養子縁組制度」は、「子供が欲しい」と言えば「ではあげましょう」というような簡単なものではありません。
研修会に参加した後に、書類を提出して審査・夫婦面談に臨みます。
審査を通過できたら、きちんと親として子供を育てられるように育児研修を受講。
そしてやっと、養親の待機リストに加えてもらえるのです。
なかなか難しく大変な道のりですが、血のつながらない子を育てるからには必要なことでしょう。
やっと子供を迎えても、今度は家庭裁判所の審判で認めてもらって初めて籍に入れることができるそうです。
瀬奈さん夫婦も、すぐ正式に戸籍に入れることができたわけではなく、約半年ほどかかって養子が認められました。
2019年にその経緯を綴った本「ちいさな大きなたからもの〜特別養子縁組からはじまる家族のカタチ〜」を出版しています。
2人目の養子となる女児を2023年に迎えた
2023年4月末に、瀬奈じゅんさんは自分のSNSで、2人目の養子を迎えたことを発表しました。
2人目の養子は女の子。
2022年の夏から一緒に暮らしているそうです。
先に養子縁組したお兄ちゃんは、新しくできた妹をとにかくかわいがっているのだとか。
兄妹の関係が良好でよかったですね。
これは、瀬奈さん夫婦がお兄ちゃんに愛情をたっぷり注いで育てたからではないでしょうか。
その愛情を「今度は自分が与えてやりたい」と思ったのかもしれません。
今回2人目の養子を迎えるにあたって気掛かりだったのは、お兄ちゃんが赤ちゃん返りなど精神的に不安定になること。
結局取り越し苦労に終わって、親側としてはとても救われたのではないでしょうか。
瀬奈じゅんは夫・千田真司と不妊治療に励んでいた
瀬奈じゅんさんは千田真司さんと2012年に38歳で結婚。
夫婦揃って子供が大好きでしたが、なかなか子宝に恵まれませんでした。
卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)という病気にかかったことがあったため、「子供が欲しければ不妊治療を受けることになるだろう」ということは分かっていたようです。
瀬奈さん夫婦は2年半の間に、体外受精を7回もチャレンジ。
しかし、残念ながら授かることはありませんでした。
体外受精は1回行うごとに20万円から60万円かかると言われています。
かなり高額で、この時点であきらめる夫婦も多いでしょう。
ただし2022年度から国の助成金が支給されるようになり、敷居もだいぶ下がったかもしれません。
それでも不妊治療中は仕事を休まないといけない日が出てくるなど、特に瀬奈さんのように女優を職業としている人はハードルが高いでしょう。
そして「いつ終わるのかわからない不妊治療」は、精神的にダメージを与えるようです。
瀬奈さんは夫・千田さんと何度も相談した結果、不妊治療をあきらめることに。
それでも子供は欲しいという思いが強かったのでしょう。
特別養子縁組で子供を養子として迎えることを決断したのです。
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