瀬奈じゅん、宝塚時代に相手役不在の理由。人気の理由に歌唱力&同期がすごい

退団後も根強いファンを持つ、元宝塚月組トップスターの瀬奈じゅん(せなじゅん)さん。

歴代トップスターの中でも、人気ランキングで上位に入る男役さんでしたね。

最近では、特別養子縁組のことでも話題になっていますが、それも宝塚時代からの知名度の高さがあってこそだと思われます。

そこで今回は、瀬奈さんの退団前に相手役が不在であった理由や、人気の理由や同期など、宝塚時代に関わる話をお伝えしていきます。

瀬奈じゅんのプロフィール

愛称:あさこ

本名:千田麻子(せんだあさこ)

生年月日:1974年(昭和49年)4月1日

身長:168cm

出身地:東京都

最終学歴:宝塚音楽学校卒業

所属事務所:東宝芸能株式会社

瀬奈じゅんの宝塚時代、退団前に相手役不在の理由

ときどき聞く、宝塚のトップ娘役不在問題。

瀬奈さんもトップスターのときに、この問題の当事者になりました。

2005年に月組トップスターへ就任されて以来、相手役を務めてきた彩乃かなみさんが、2008年7月に退団されました。


それから2009年12月の瀬奈さんの退団まで、実に約1年半もの間、相手役がいない状態でした。

宝塚の演目のほとんどは、恋愛が絡みます。

そのため、男役トップスターの相手となる娘役のヒロインが必要です。

息の合った演技を見せるためには、固定のペアが理想的ですよね。

しかし、瀬奈さんは、退団までの3作品において、それぞれ別のヒロインを相手に演じることとなりました。

なぜ、そのようなことになったのでしょう。

噂も含め、考えられている理由は主に3つあります。

順にみていきます。

相手役はいらないと自分から言った

こちらはネット上の情報なので、信ぴょう性は低いかもしれません。

男役トップが退団をするとき、相手の娘役も一緒に退団するケースが多くみられます。

もし、固定の相手役を決めてしまったら、その娘役さんを1年半ほどで退団させてしまうことになるという瀬奈さんの配慮があったのかもしれません。

また、3年間組んできた彩乃さんへの特別な思い入れもあったのではないでしょうか。

退団後も交流のあるお二人、瀬奈さんのインスタには「#親子で好みが一緒」とあります。


瀬奈さんの息子さんも彩乃さんのことが大好きなようで、ニヤニヤしてしまいますね。

彩乃さんが最高のパートナーであっただけに、次の相手役さんを比べてしまいかねません。

瀬奈さんから申し出ていたとするなら、かなり気配りのできる方ですよね。

相手役に値する娘役が月組にいなかった

『エリザベート』は「チケットが取れない」といわれるほど、劇団にとっても重要な演目です。

下手な芝居で評判を落とすわけにはいきません。

そのため、当時の月組にエリザベート役を演じられるレベルの娘役がいなかったのではないかとも考えられます。

月組のトップ娘役がいた場合、当然、瀬奈さんの相手役を演じなくてはなりません。

あえて、空席にし、オーディションで相手役を決めたのかもしれません。

結果的に、オーディションで宙組の男役・凪七瑠海さんがエリザベート役に抜擢されました。

同じく男役の瀬奈さんも女性であるエリザベートを演じたことがあり、話題になりましたね。

劇団の意向

宝塚の人事には、当然、劇団の意向が働きます。

生徒(団員)さんの実力のみならず、劇団の方向性、育てていきたい次世代スターとなりうる生徒など、様々な要因からトップスターの相手役を不在にすることがあるようです。

瀬奈さん以外のトップスターにも、トップ娘役の不在はありました。

瀬奈さんの前に月組のトップスターを務めていた彩輝なおさんや、宙組の朝夏まなとさんも退団前に相手役不在になっていました。

相手役不在の理由には、いろいろな要因や思惑が重なっているようです。

瀬奈じゅん、人気の理由に高い歌唱力

瀬奈さんの人気を支える理由の1つに、高い歌唱力があるようです。

宝塚時代は、男役ですから、低音を出さないといけません。

そこに無理がないんですよね。

がなるように歌う少しハスキーな声も魅力的です。


2009年の『エリザベート』では、製作発表を取材された朝日新聞デジタルの記事でも歌唱力が認められていました。

宝塚の目の肥えたファンにも認められていましたし、宝塚を離れた後の舞台でも瀬奈さんの歌唱力は評価されています。

ただ、少し心配なニュースがありました。

2003年11月1日に公式サイトで発表された外傷性気胸の手術です。

この度、瀬奈じゅんが外傷性気胸の為手術をおこないました。
術後の経過は良好で、現在は復帰に向けてリハビリを開始しております。

肺の手術ということで、今後の回復が気になります。

瀬奈さんの復帰を静かに待ちたいですね。

瀬奈じゅん、同期も逸材揃い

瀬奈さんは、宝塚の78期生です。

同期には、貴城けいさん、大空祐飛さん、檀れいさんがいらっしゃいます。

芸能活動を続ける方を中心に、いまでもつながりがあるようです。

貴城さんは、元宙組のトップスター。


2007年に退団されてからは、舞台を中心に活動されています。

2013年には、当時歌舞伎役者であった二代目市川月乃助さんとご結婚されました。

旦那さんは、ご結婚後、新派俳優・二代目喜多村緑郎として活動されています。

大空祐飛さんも、元宙組のトップスターです。

2017年2月からは大空ゆうひと芸名の表記を変更されています。

宝塚の退団は2012年7月で78期生最後の退団でしたね。

檀れいさんは、雪組・月組・星組で娘役のトップを務められました。

退団後は映画やテレビドラマなど、女優として目覚ましい活躍をされています。

歌手の及川光博さんとのご結婚も話題になりましたが、2018年に離婚されています。

お三方以外の方も含め、78期生は40名いたそうです。

同期の渓なつきさんは、X(旧Twitter)で30年前の初舞台初日を瀬奈さんから聞いた話をされています。

同期LINEがあることも明かされていますね。

やはり宝塚の同期は仲が良いようです。


同期トレーナーはどの期でも作られるのでしょうか。

78期だけだとするとかなり団結した期だと思われます。

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