志穂美悦子、若い頃の出演作がすごい。空手が強い!アクションの師匠は千葉真一

志穂美悦子(しほみえつこ)さんは、2024年現在フラワーアーティストとして活動されており、時々メディアに出演されています。

ですが、昔は1987年8月29日に長渕剛さんと結婚されるまではアクション女優として活躍されており、その出演作がすごいと今でも話題になっています。

そんな志穂美悦子さんの若い頃についてなど、お伝えします。

志穂美悦子のプロフィール

愛称:悦っちゃん

本名:長渕悦子

生年月日:1955年(昭和30年)10月29日

身長:163cm

出身地:岡山県岡山市東区

最終学歴:中延学園高等学校卒業

志穂美悦子、若い頃の出演作がすごい

志穂美悦子さんの若い頃は、2024年現在でも追随するような方がいないほどのアクション女優でした。

そんな志穂美さんのデビュー作品は、1973年に公開された千葉真一さん主演の映画「ボディーガード牙」でした。

その時は千葉真一さん演じる牙直人の妹・マキ役のスタント吹き替えで、本名の「塩見悦子」で仕事を引き受けましたがクレジットはされていませんでした。


若干17歳だった志穂美さんは見事にスタントの役割を演じきりました。

アクション女優・志穂美悦子が誕生したのは、同年に公開された「ボディーガード牙 必殺三角飛び」でした。

芸名の名付け親は、千葉さんの当時の妻であった野際陽子さんでした。

芸名の「志穂美」には、「志」の強さ、「穂」は成長を期待して、そして「美」は女性らしい美しさ」という意味が込められているそうです。

初めて主役を演じたのは、1974年に公開された「女必殺拳」の李紅竜役でした。

「女必殺拳シリーズ」は人気を博し、3作品作られる人気シリーズになりました。

当時18歳とは思えない、華麗で堂々としたアクションで大ブレイクしました。

日本初の本格的なアクション女優の誕生の瞬間でした。

そして1975年には、東映映画「若い貴族たち 13階段のマキ」の主題歌「13階段のマキ」で歌手デビューも果たしています。

10代のうちに大人気アクション女優となった志穂美さんですが、20代になってもその人気は衰えることはありませんでした。

1976年にはテレビ時代劇「大江戸捜査網」で初の時代劇に進出し、お茶の間でも人気を博しました。

志穂美さんの人気はそのころ絶頂期を迎えていたそうです。

当時のスターの人気のバロメーターともいえるブロマイドの売り上げは、1975年から1978年まで、アイドル全盛期の時代にもかかわらずベスト10にランクインしていたそうです。

いかに志穂美さんの人気がすごかったかがわかるエピソードですね。


30代に突入すると同時に、それまでのアクション路線とは違う作品にも出演されています。

そこで人生で大きな出会いが待っていました。

1986年に出演したテレビドラマ「親子ゲーム」で、長渕剛さんと共演することになるのです。

そして同年、映画「男はつらいよ 幸福の青い鳥」でも再び長渕さんと共演します。

その2作で共演したことからお付き合いが始まり、1987年8月29日に志穂美さんは長渕さんと結婚されました。

そして、長渕さんの意向もあり芸能界を引退されます。

引退に関して志穂美さんは「長渕がクセのある男なので専業主婦をしたい」と語っていました。

他に類を見ないアクション女優の引退には惜しむ声が多く上がりました。

それ以降、志穂美さんのアクションを見ることはできなくなりましたが、2023年6月9日にインスタグラムを更新。

かつて所属していたジャパンアクションクラブのイベントに出演し、アクションを披露した際の動画を投稿しました。

当時68歳を迎えていた志穂美さんですが、そんなお年だとは到底思えないような華麗なアクションにハイキック。

そして最後には大男を投げ飛ばしてしまい、観客は大盛り上がりでした。

また志穂美さんのアクションを見ることができる機会があるといいですね。

空手がめちゃくちゃ強い!

志穂美悦子さんは、空手の黒帯を持っているそうです。

過去にも、アクション女優として女性が1番立ち回りをして形になるのが空手、と語っておられました。

そんな志穂美さんは1987年に長渕剛さんと結婚されましたが、長渕さんにはDV癖があったそうです。

前妻の石野真子さんともDVが問題で離婚に至っています。


ですが、再婚した相手は黒帯持ちの志穂美さんです。

長渕さんのDVを空手で撃退し、女性に暴力を振るう根性を叩き直したのだそうです。

それから長渕さんは自身も空手に目覚め、肉体改造をはじめて2024年現在のような筋肉ムキムキの体に仕上げたそうです。

もしも再婚した相手が志穂美さん以外の女性だったら、石野さんの時と同じ過ちを起こしていたかもしれませんね。

また、志穂美さんが役の中だけではなく、実際に強い女性だということがわかるエピソードですね。

アクションの師匠は千葉真一

志穂美悦子さんは10代の頃、テレビドラマ「キイハンター」を観て千葉真一さんのファンになったのだとか。

そこから、自身もスタントマンになることを志したそうです。

もともと運動神経抜群だった志穂美さん。

1972年、16歳の時に千葉さんの主催するジャパンアクションクラブ入団の試験を受け、合格しました。

一発で合格してしまう素質があったことが、まず驚くべきところでしょう。


それ以降もずっと千葉さんの背中を追い続け、アクション女優として活動されていました。

2021年に千葉さんが亡くなった際には、「あまりに突然で言葉にならない」とショックを受けられていました。

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